2026年度の私立医学部前期日程、すべての一次試験が終了しました。医学部受験生の皆さん、そして陰で支え続けてこられた保護者の皆様、ひとまずお疲れ様でした。
冷え込みの厳しい朝、緊張で指先を震わせながら会場へ向かったあの日。今年は北陸や東北などの豪雪地帯では例年以上の大雪に見舞われ、非常に苦労されたと思います。また連日の移動や慣れないホテルでの宿泊、そして何より「たった数時間で人生が決まるかもしれない」という重圧。医学部受験生の皆さんがこの数週間で背負ってきたものの大きさは、想像を絶するものがあります。
今はただ、その心と体をゆっくりと休めてください。まずは、最後まで戦い抜いた自分自身を、精一杯褒めてあげてほしいのです。
医学部受験生の保護者の皆様へ
お子様が試験当日を迎えた日、祈るような気持ちで数時間を過ごされたことと思います。体調管理に気を配り、励ましの言葉を選び、ときには衝突しながらも伴走してこられた皆様の献身があってこそ、今日という日を迎えられました。合格発表までの時間は落ち着かないものですが、まずは親御さんも一息ついてくださいね。
息つく暇もなく始まる「二次試験」への切り替え
さて、前期日程の筆記試験が終わったということは、いよいよ二次試験(面接・小論文)が本格化するということでもあります。
一次試験の手応えに一喜一憂し、夜も眠れないほど不安になることもあるかもしれません。「あの問題、あっちを選んでいれば……」という後悔が頭をよぎることもあるでしょう。ですが、終わった試験の点数はもう変えられません。 今のあなたにできる最高の対策は、「医学部がなぜ面接を課すのか」に立ち返り、気持ちを切り替えることです。
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「筆記」は知識の証明、「面接」は覚悟の証明
医学部は医者という仕事の特性上、ただ勉強ができる人を探しているわけではありません。目の前の患者さんの痛みに寄り添えるか、困難な状況でも論理的に対話ができるかという「医師としての適性」を見ています。
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アドミッション・ポリシーの再確認
各大学が掲げる「求める学生像」をもう一度読み直してください。あなたの志望動機と、その大学が目指す教育がどう重なるか。自分の言葉で語れるように整理しましょう。
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「正解」を答えようとしない
面接官は、完璧な解答よりも「あなたという人間」を知りたがっています。背伸びせず、誠実な言葉で、医師を志した初心を伝えてください。見当違いなことを言うのはNGですが、コテコテに準備してきた解答を答えても向こうはプロですから見抜かれてしまいます。時々突拍子もない質問がくるのはそのためです。柔軟性を十分に持ちながら本質的な医師への思いを伝えましょう。
皆さんがこれまで積み上げてきた努力は、解答用紙に書いた文字以上に、あなた自身の血肉となっています。その自信を胸に、最後の一歩まで駆け抜けてください。
私たちは、皆さんが「先生」と呼ばれる日を楽しみに、最後まで応援し続けています。
前期二次試験・国公立前期試験等も表示しております。


