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私立医学部・歯学部志望者の共通テスト受験に潜むリスクと対策
1. 共通テストは国公立医学部志望者の必須条件だが
国公立医学部を志望する受験生にとっては、共通テストは受験生活において欠かせない一大イベントです。しかし、私立医学部のみを志望する者たちにとっては、共通テスト受験は本当に必要でしょうか。これに関しては二つの選択肢が存在します。
2. 私立医学部志望者の共通テスト受験理由
私立医学部志望者が共通テストを受験する理由は主に3つ考えられます。一つ目は、他の学部の共通テスト利用入試を受験するためです。医学部や歯学部受験者は、一般選抜で他学部も併願する場合があり、共通テスト受験により2次試験を免除される利点があります。次に純粋に他の私立医学部を併願する場合です。しかしかなりの高得点が求められるため現実的ではありません。最後は学校に受けろと言われて強制的に受けさせられるパターンです。学校において共通テストで生徒はどれくらい点を取ってきたのかは案外大切な指標だったりします。なので医学部を受けるような優秀な子は是が非でも受けてほしいわけです。それで他学部でも名のある大学の合格を取ってくれば学校の合格率に反映されますしね。いい迷惑かもしれませんね。
3. 私立医学部を共通テスト利用入試で受かるのは厳しい
私立医学部志望者が共通テストを受験する一つの理由である医学部の共通テスト利用入試を受験するためです。この場合、ボーダーラインは非常に高く、合格には十分な共通テスト対策が必要です。医学部がダメだったら歯学部、理工学部に行くでも受験はしたくないというケースでしか意味をなさないでしょう。
4. リスクが大きくなる共通テスト対策
共通テスト利用入試をもくろんだ共通テスト受験には賛成できる予備校講師は少ないでしょう。理由は明確です。私立医学部や歯学部の共通テスト利用入試の難易度は極めて高いためです。ボーダーラインを超えるには9割を安定して取れる必要があります。それには共通テスト対策が不可欠であり、これにより他の入試対策がおろそかになる可能性があるためです。だいたい9割も取れるんであれば私立医学部などに行かずに国公立医学部にぜひ行ってほしいところです。共通テストで9割取れる人が二次試験で大失敗をして浪人したくない場合のすべり止めとしてしか機能していません。
5. 私大だけなら共通テストは受けなくてもいい
入試科目や配点が大学によって異なるため、受験生は早期に志望校を決定し、対策を計画的に進める必要があります。志望校の入試情報は大学のホームページなどで確認し、効果的な対策を練ることが合格への鍵となります。
特に医学部は共通テスト2日後には私立受験が始まります。共通テスト対策をみっちりやってしまうと私立受験がおろそかになんてことになりかねません。
私立医学部や歯学部を目指す受験生は、自身の状況に合わせた戦略的な選択を行ってください。それぞれのバランス良く対策を進めることで、共通テスト受験においても安心して臨むことができるでしょう。
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