2024.02.29

【小論文と個人面接】慶應義塾大学医学部の2次試験

【小論文と個人面接】慶應義塾大学医学部の2次試験

慶應義塾大学医学部の2次試験では、小論文と個人面接が行われます。この試験は、日本最難関の私立医学部であるため、学科試験だけでなく、面接や小論文に対する充実した対策が必要です。

面接概要

面接時間

約10分程度

面接人数

面接官2人、受験生1人

面接形式

個人面接。面接官は2人で、全受験生が2回の面接を受けることが通例です。面接室が複数用意されており、約6、7組ほどが同時に面接を行います。各部屋での面接が終わったら交代となります。基本的には1人2回の面接が行われますが、稀に3回目の面接があることもあります。

待ち時間、控え室の雰囲気

待ち時間は廊下に椅子が用意されており、受験番号が遅いほど待ち時間が長くなります。面接開始時間からかなり時間が経ってから面接が始まることもあるため、余裕をもって臨むことが重要です。面接のため時間が不定期で時には夕方まで待たされることも理解しておきましょう。控え室では気を引き締めて待機しましょう。

面接の特徴

事前に質問シートを記入

面接前に質問シートを記入する時間があります。この質問シートには志望理由や併願校、高校時代の経験などを書くことが求められます。面接ではこの質問シートに基づいて質問がされることがあります。また、1回目と2回目の面接で同じ質問が出ることもあるため、事前によく考えておくと良いでしょう。

面接の雰囲気

面接の雰囲気は面接官によって異なりますが、一般的にはフランクな雰囲気が多いです。雑談のような感覚で進行されることが一般的です。ただし、面接官によっては圧迫感を感じることもありますが、これは稀なケースです。基本的にはフランクな雰囲気で進行されることが期待されます。

聞かれる質問

面接では、・医学部志望理由・併願校・趣味など面接で頻出な内容について質問されることがよくあります。最近の傾向として友人関係について聞かれることも増えています。また、・併願校はどこか・本学と併願校に両方合格した場合どうするかといった質問も頻出です。特に理Ⅲと併願している場合は詰められる場合があります。慶應と答えてもいいですがなぜ日本一の大学をけって慶應するのか、非常に明確な答えを持っていてください。変に忖度して慶應と答えてしどろもどろになると噓をついているとみなされて減点の対象になりかねません。これらの質問には事前に十分な考えを持って臨むよう心がけましょう。

まとめ

慶應義塾大学医学部の面接は、質問シートを元に進行される個人面接です。緊張せずに自分の思いをしっかりと伝えられるよう、事前に質問に備え、自己分析を行っておくことが重要です。また、面接の雰囲気はフランクなものが多いため、自然体で臨むことが良い印象を与えるポイントとなります。

次回は小論文についてまとめます。

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