2024.03.19

【物理講師インタビュー】医学部受験生の物理勉強法~物理を苦手科目から得意科目へ

 

 

皆様こんにちは!プレメディスタblogをご覧くださいましてありがとうございます。
本日は医学部受験生の物理勉強法をプレメディスタの物理講師にインタビューさせていただきました!
是非ご一読いただけると幸いです。

 

プレメディスタ物理講師インタビュー

力学、波動、電磁気…物理の勉強の進め方は?

Q 物理とひとくくりに言っても様々な範囲がありますがプレメディスタでの物理の進め方を教えてください。

学校の授業進度を考慮しないで良い既卒生の場合で答えますが、順番としてまず『力学』を徹底的に指導してどんな大学でも必ず出題される『力学』で東大レベルの問題を一気に解けるようにすることで自信をつけてもらいます。

Qいきなり東大レベルの問題ですか?

はい。物理という科目の性質上、教え方次第で初学者でもいきなり最難関レベルの問題が解けるようになります。東大の問題が短期間で解けるようになるということで精神的に不安定になりやすい医学部受験生のメンタル安定剤としての効力もあり一石二鳥の手法です。

Qなるほど、まずは自信をつけさせてあげるということですね。その後の進め方はどうなりますか?

A その後に『電磁気』を行い、『波動』、『熱』、『原子』を生徒の様子を見ながら指導していきます。電磁気の後に指導する分野の順序は生徒の状況によって決めます。全範囲をきっちり指導します。特に高校物理で扱う原子分野は簡単なのに、とっつきにくそうな?イメージが先行して捨てている受験生も多い分野なので出題されると点差が付きやすい分野であることから塾的には美味しいです笑

高校物理の解答に微積分は必要か

Q 微積は使いますか?

 

使います。使いますが、高校範囲の微積分の域は超えませんし、はっきり言って全く難しくありません。慣れで解決できます。頑なに微積は使わずに物理を勉強している受験生もいますが、微積を使った方が簡単に理解できる問題が多くあります。例えば束縛条件の話とか電気振動の話とか。他にも雰囲気で何となく理解していた内容がはっきりと理解できるようになります。

多くの受験生は受験物理における上級者向け解法と思っていそうですが、僕が限界まで分かりやすく説明すればそれがただの思い込みだったことが分かると思います。

 物理を苦手科目から得意科目へ

物理が苦手でも出来るようになりますか?

 

少なくとも僕のノウハウで指導すれば出来るようになると思います。ノウハウと言ってもそんな大げさなものでは無く、『高校』物理の性質をうまく利用してしっかり点数が取れるように指導しています。結局は試験で点数が取れれば良いので。

高校物理は数少ないルールを覚えて決まった計算をするだけなのですが、なかなかそれが整理できずにただ難しい科目だと思い込んで壁を作ってしまっている生徒が多いです。そこから苦手意識が生まれ正しい学習法を知らずにそれでも受験勉強として時間をかけて勉強するものの、一度解いたことがある問題しか解けない等の悩みは頻繁に聞きますし、実際そういう受験生は多いのだろうと思います。高校物理は数少ないルールを守って計算する、基本的にそれだけで点数が稼げます。慣れが大切です。

 

受験物理として割り切って処理しようということでしょうか?

 

その通りです。学問に興味を持つようなアプローチで生徒を刺激することも出来ますし生徒によってはそれも結構ですが、我々が行っているのは医学部受験対策です。受からないと意味がないのです。全科目高得点が必要な医学部入試対策では、時には端折れるところは端折って効率よく全科目の総合点を高めていく事が大切です。そういう意味で高校物理は端折れる部分が多い科目なので受験生にはそのコツを指導しています。

能力的にも充実している18歳くらいの若いの時期は貴重なので受験勉強は手早く切り上げて少しでも早く大学で医学の専門的な勉強をスタートすべきだと思います。

 

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