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【2026年度版】医学部入試「ここが変わる!」完全ガイド
医学部進学を目指す受験生やご家庭にとって、入試制度の変更点は重大な関心事です。2026年度(令和8年度)入試では、国公立・私立を問わず多くの大学で制度変更が予定されており、これから準備を始める方も今から情報収集が不可欠です。
本記事では、2026年度入試で確認されている最新の変更内容を大学別/制度別に整理し、受験戦略に必要なポイントを解説します。
❶ 国公立大学医学部の主な変更傾向
● 千葉大学 医学科で推薦制度を導入
これまで推薦選抜を実施していなかった千葉大学医学部が、2026年度から地域枠を活用した推薦入試をスタート。募集定員はわずか2名、評定平均4.3以上など条件が厳しいものの、新たな受験ルートが開かれます。
● 奈良県立医大で二次試験の足切り基準を引き下げ
後期募集の一次選抜倍率が従来の14倍から12倍に緩和され、最終合格の可能性が広がる措置です。
❷ 私立大学医学部での主な変化(代表校ピックアップ)
♦ 東邦大学 医学科
- 一般選抜では理科の配点が大幅アップ(理科200点へ)し、数学の試験時間が80分に短縮。
- 統一入試は人数を3名→5名に拡大し、二次試験から数学・理科が廃止され面接のみへ移行。英語・数学・理科の配点バランスが見直されました
- 全体として理科の占める比重が大きくなりました。
♦ 愛知医科大学
- 一般前期では面接の配点を60点→150点にアップ。
- 研究医枠推薦では英語面接を廃止し、その分面接配点を120点→240点に引き上げるなど、評価項目が大きく変更されています
♦ 関西医科大学 地域枠義務年数短縮
- 地域枠推薦における医師就業義務期間が10年→5年に短縮され、制度が進学希望者にとって柔軟かつ魅力的に改善されています。
♦ 北里大学で共通テスト利用の後期枠新設
大学入学共通テストを活用した後期選抜を新たに開始。小規模な枠ながらもテスト活用型の多様化傾向が見られます(北里大学)。
❸ 出願や選抜方式の見直し(共通テストなど含む)
- 大学入学共通テスト「情報」科目の扱いを志望大学ごとに確認することが重要。必須か選択か、配点はどうなるのかは受験計画に大きく影響します。
- 共通テスト利用型の選抜枠(前期/後期含む)が拡充されており、大学によっては新設枠へ戦略的に挑む価値があります。
- 面接や小論文の比重を増す大学もあり、定量型試験だけでなく「人物評価型」の対策が必要です。
✅ 受験戦略における注意ポイント
・「正式な募集要項の確認が必須」
説明会やSNSの情報は速報的なので、必ず志望校の公式ウェブサイトで2026年度募集要項を確認しましょう。例年7月以降に発表される大学が多いです。
ただし慶応義塾大学や日本大学などの総合大学では発表が遅くなることが例年多くなっています。
・共通テストの科目選択戦略を早期に決める
「情報」「地理歴史」「公民」の選択による影響など、早めに戦術を立てておくことが肝要です。
・推薦・地域枠制度の条件を細かく確認
評定平均・出身県・卒業年数・忠誠義務などの条件は大学ごとに違います。制度内容を誤認しないよう確認を。
・面接・小論文・調査書評価など、定性的な評価要素の準備も欠かせない
一般試験対策だけではなく、志望理由や将来像を明確に語れるように準備をしておきましょう。
✏️ 最後に
2026年度の医学部入試は、新たな推薦制度の導入、配点や試験構成の見直し、共通テスト利用枠の拡大など、受験生が柔軟かつ戦略的に動きやすくなる変化が多く見られます。一方で、情報が錯綜するため、大学ごとに最新情報を逐一確認し、受験プランを練ることが合格のカギです。
特定大学の制度比較、推薦枠の要件チェック、面接/小論文準備の方向性などもプレメディスタでは個別に対応しています。お気軽にご相談ください。
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