金沢医科大学後期入試で逆転合格は可能か?
1. 金沢医科大学後期入試の基本情報
金沢医科大学医学部の一般選抜後期試験は、3月に実施される医学部入試の中でも比較的受験しやすい試験の一つです。特に、数学IIIが出題範囲に含まれないことや理科の試験がない点が、現役生や浪人生にとって大きなメリットとなります。また試験会場も後期入試としては珍しく地方会場と本学の3会場で受けられることも受験生を集める要因。金沢は東京、大阪からのアクセスも良好なため実際に通うこともイメージしやすい。ネックは4000万近い学費でしょう。また今年は試験日が3月4日(火)となり高校の卒業式とずれるケースが多くなることも人を集める要因になると考えられます。今年は特に医学部の試験日が前倒しになり後期試験まで日程が開きました。この期間をどう使えたかが合格を左右するでしょう。
【試験概要】
- 募集人員:10名
- 試験日程:令和7年3月4日(火)
- 試験会場:本学(金沢)、東京(東京流通センター)、大阪(天満研修センター)
- 試験時間・科目:
- 英語(10:00~11:00)
- 数学(11:30~12:30)
- 出題範囲:
- 数学:数学I・数学II・数学A・数学B(数列)、数学C(ベクトル)
- 英語・数学ともにマークシート方式
- 基準点:各科目に設定されており、基準点未満の科目がある場合は不合格となる可能性がある
このように、試験科目が英語と数学の2科目のみであるため、特に理科に苦手意識のある受験生にとってはチャンスのある試験といえます。
2. 数学IIIなし!金沢医科大学後期試験の特徴
金沢医科大学の後期試験では、数学IIIが出題範囲から除外されています。この点が、他の私立医学部後期入試と大きく異なる特徴です。
- 数学IIIの出題なし:数学IIIに苦手意識を持つ受験生には、大きなチャンス。
- 理科の試験なし:物理・化学・生物の知識が必要ないため、文系出身者や理科が苦手な受験生にも有利。
- 試験の難易度:
- 数学は前期試験と異なる出題傾向で、数学IIIがなくても得点しやすい。
- すべてマークシート方式であり、最終解答のみを求められる。
- 1問ごとの難易度は高くないが、試験時間(60分)が短いため、時間配分が重要。
3. 競争倍率と合格最低点
毎年、金沢医科大学後期試験には東京・大阪の受験会場に多くの受験生が集まります。
- 1次試験合格最低点(昨年度):123点
- 受験者平均点:87.8点
- 合格ライン:6割台後半を目安とする
試験自体の難易度は極端に高いわけではありませんが、高得点を取ることが求められるため、基礎的な問題を確実に解くことが重要です。
4. 数学IIIなしでも入学後は大丈夫?
数学IIIを学ばずに入学することに不安を感じる受験生もいるかもしれません。しかし、金沢医科大学では過去に編入学試験を実施しており、その際も数学IIIの出題はありませんでした。その後の学生の学業に大きな支障がなかったことも踏まえると金沢医科大学では内部での教育制度が整っており数Ⅲの範囲を試験で問わなくても問題ないとしています。
また余談ですが、アメリカの大学では数学IIIに相当する内容は入学後に学ぶことが一般的であり、基礎的な数学の理解があれば大学からの学習で問題ないと考えることもできます。将来的には医者になり数学者や物理学者になるわけではないので難解な数学をバリバリ解き続けるわけではありませんし大丈夫でしょう。
5. 難易度は?金沢医科大学後期の攻略法
後期入試の難易度は、私立医学部の中では比較的易しい部類に入ります。試験範囲も科目も少なく対策が容易です。しかし、反面合格には高得点が求められるため、しっかりと対策を立てる必要があります。
- 数学の特徴
- 大問4題、すべてマーク式
- 小問集合がない
- 試験時間が60分と短い
- 誘導に従って解くことが重要
- 対策のポイント
- 短時間で正確に解答する練習をする。
- 計算ミスを防ぐために見直しの時間を確保する。
- 過去問演習を徹底し、出題傾向に慣れる。
6. 私立医学部後期入試における倍率の考え方
金沢医科大学後期入試に関して、「倍率が高い」という声をよく耳にします。しかし、受験において重要なのはどれだけ自分より上の点数の人がいるかです。なので倍率はあまり関係ありません。
その他ネックになる点はこちら
- 金沢医科大学は学費が高い
- 約4000万円と高額なため、受験者層が限られる。払える家庭は少なく実際に受かっても蹴ってもう一浪するケースも
- この時期までメンタルを保てているか
- 3月になっても「合格したい」という強い意志を持っている受験生のみが挑戦する試験。
- 今年は前期日程と日が開いた
- 解答能力に鈍りがある場合も。逆に時間をうまく使って復習をしっかりやる時間があった。ここで立て直せていれば逆転できる。
これらの点を踏まえると、倍率の数字に惑わされることなく、最後まで粘り強く挑戦することが重要です。
7. まとめ:残りの時間でできること
金沢医科大学後期入試は、「逆転合格」を狙う受験生にとって絶好のチャンスです。数学IIIが出題されないこと、理科が不要であることなど、他の医学部入試と比べて独自の特徴があります。
残り半月の対策としては、
- 英語・数学の基礎を徹底的に固める
- 試験時間60分を意識した演習を行う
- ミスを防ぐための見直し習慣をつける
- 過去問を解き、出題傾向に慣れる
最後のチャンスを活かし、後期入試での合格を目指しましょう!