2024.04.21

九州地方の医学部合格を狙うならどう戦う?

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九州の医学部入試攻略ガイド:地方大学の医学部を狙うなら

九州地方には多くの医学部が存在しますが、国立大学と私立大学で入学難易度に違いがあります。特に私立の医学部は、共通テストの配点比率が高いため、合格しやすい傾向にあります。ここでは、九州の私立大学の医学部を中心にランキングと入試攻略のポイントについて解説します。

九州の医学部ランキング

  • 最上位:九州大学
  • 上位:長崎大学、熊本大学、産業医科大学
  • 中位:鹿児島大学、大分大学、宮崎大学、佐賀大学、琉球大学
  • 下位:福岡大学、久留米大学

燦然と輝く旧帝大を追随する他国立大という地方によくあるランキングです。

九州の医学部入試攻略

各大学の特徴と入りやすさ

  • 福岡大学と久留米大学: 九州気地方で数少ない私立大学であるこの2校は共通テストの国語と社会の勉強が不要であり2次試験の難易度も低いため入りやすい。
  • 産業医科大学: 中堅グループに位置するが私立大学にも関わらず共通テストが必須で2次試験の難易度も高い。ただし私立の中では学費が安く人気がある。
  • 鹿児島大学、大分大学、宮崎大学、佐賀大学、琉球大学: いわゆる駅弁国立。共通テストの配点が高い傾向があり、数学や理科の苦手な受験生にとって有利。鹿児島大学医学部や佐賀大学医学部は国語の配点が高く数理科目の穴埋めとして使える。
  • 九州大学: 旧帝大に属する国立大学でありながら共通テストの配点が高いため合格は難しい。

九州地方の医学部合格には共通テストの出来がカギを握る

九州の地方医学部では共通テストの配点が高い傾向にあります。数学や理科の苦手を補うために、共通テストの配点比率が高い医学部を選ぶことが戦略的です。数学や理科の苦手意識がある場合でも、共通テストの配点が高い大学は合格しやすい可能性があります。共通テストの配点が高い大学ほど、数学や理科を国語や社会でカバーできるため、理数系科目が苦手な受験生にとって有利です。

共通テスト不要な私大は?

私立大学医学部である福岡大学と久留米大学以外は産業医も含め共通テストが必須のため共通テスト勝負となります。学費は久留米大医学部のほうが若干安いです。ただあまり大きな差ではないので自宅から通えるか下宿が必要かなども併せて比べるといいでしょう。またこの二つの私大ですが四国には一つも私大がなく中国地方にも日本一学費の高い川崎医科大学しか私立医学部がありません。なので西日本の医学部受験生がこぞって受験に来るため地方の私大とはいえ厳しい戦いになることは間違いないでしょう。

まとめ

九州の医学部受験を考える上で、各大学の特徴や共通テストの配点比率を理解することが重要です。数学や理科の苦手をカバーできる医学部を選ぶことが合格への近道となります。地方の医学部では共通テストの配点が大きなポイントとなるため、受験生は戦略を練って臨むことが求められます。

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