2026.01.10

共通テスト1週間前!医学部受験生が今やるべき「共通テスト対策」

共通テスト1週間前!医学部受験生が今やるべき「共通テスト対策」

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いよいよ共通テストまで1週間前となりました。皆さん緊張しているとおもいます。特に医学部受験において国公立を目指す人たちは最低でも八割はとらないとお話にならないというプレッシャーを抱えていると思います。

この時期、多くの受験生が「あれもこれもやらなくては」と焦りを感じるものですが、医学部合格という高いハードルを越えるためには、冷静に「得点に直結する行動」を絞り込むことが不可欠です。今日は、医学部受験を知り尽くした講師の視点から、この最後の7日間で皆さんの点数を底上げし、合格圏内へと押し上げるための具体的な勉強法をお伝えします。

1. 文系科目と生物の知識問題こそ「直前にやるべき宝の山」

医学部志望の理系受験生にとって、この1週間で最も効率よく点数を伸ばせるのは、実は主要な数学や英語ではありません。知識問題の対策、文系科目や生物などの暗記分野は直前まで対策がしやすく復習しておけばそのまま点数に直結します。

特に理系で文系科目の対策がおろそかになっている人は多いはずなので、1週間前に総復習して点数の底上げを図りましょう。例えば、地理や歴史の図表問題、倫理・政経の重要用語、国語の古文単語・漢文句法など、「見れば思い出すけれど、あやふやになっている知識」を徹底的に叩き込みます。

医学部受験生に多い、生物を選択している人にとっても、この時期の知識整理は強力な武器になります。医学部受験では、こうした知識問題での取りこぼしが命取りになります。主要科目に時間を割きたい気持ちはわかりますが、1点でも多くもぎ取るためには、記憶の維持・定着にエネルギーを注ぐのが最も確実な戦略なのです。

2. 医学部合格の絶対条件は「取れる問題を絶対に落とさない」こと

私が常々受験生に伝えているのは、「一番大事なことはミスしないこと!」です。医学部受験はこれにつきます。どんなに難しい難問を解く力があっても、共通テストの標準的な問題でポロポロと失点してしまえば、国公立医学部への道は一気に険しくなります。

取れる問題を落とさない。共通テストはその集大成のような試験です。医学部受験を志す人にとっては、一問一問の難易度自体は決して高くはないはず。しかし、高い目標点数を課せられている以上、些細な計算ミスやマークミスが致命傷になります。

この1週間は、新しい思考プロセスを身につける時期ではありません。「いかにして自分の知っている知識を正確に解答欄へ反映させるか」という、精度の向上に主眼を置いてください。「医学部受験生にとって、共通テストは難しくはないけどミスが一番怖い」という事実を、今一度肝に銘じておきましょう。

3. 模試と過去問の「解き直し」が最強の武器になる

この時期、新しい予想問題集に手を出すのは得策ではありません。今やるべきは、模試や過去問で一度間違えた問題を解き直すことです。

今からゼロのところを勉強し始めるとドツボにはまります。新しい参考書を開いて「あ、これも知らない」と不安になるのは、精神衛生上も良くありません。それよりも、今まで受けた模試や解いた過去問でうまくできなかったところを対策しておきましょう。

一度間違えた問題には、あなたの「思考のクセ」や「知識の抜け穴」が詰まっています。なぜ間違えたのか、どうすれば次は防げたのかを再確認することで、記憶の定着度は飛躍的に高まります。ミスの原因を分析し、「自分はこういう時にケアレスミスをしやすい」というパターンを認識しておくだけで、本番の得点力は劇的に変わります。

4. 「新しいこと」をしないのが鉄則

試験直前だからと言って新しいものを始めるのはオススメしません。これには明確な理由があります。第一に、新しい知識を完全に定着させるには時間が足りません。第二に、初見の問題が解けなかった時に受ける心理的なダメージ、つまりリスクが大きすぎるからです。

皆さんは昨日今日受験を始めた素人ではないはず。これまで何百時間、何千時間と積み上げてきたものがあるはずです。いままでやってきたことの地を固めることに徹してください。自分の使ってきた教材を信じ、そこにある知識を完璧に引き出せる状態に仕上げることが、合格への最短ルートです。

5. どうしても演習量不足を感じる特定単元への対処法

とはいえ、どうしても不安が残る分野がある場合もあるでしょう。新しいことはやるなと言ってもやっていない問題は解けるはずがありません。その場合は仕方がないので手を広げましょう。

医学部受験の場合でも、特に現役生は社会科目のやり込みが浅かったり、理科科目の中でも特に物理の交流や原子分野などの出題率が低いところは見過ごされがちです。もし、主要科目である数学や英語、理科の主要分野が安定していて、「もう直前にやれることはないな」という場合に限り、こうした手薄な分野に手を出すのは有効です。

ただし、あくまで「足元を掬われない」ことが最優先。優先順位をしっかりつけて、配点の高い科目や基礎が揺らいでいる分野を放置してまで原子分野に没頭するようなことは避けてください。あくまでバランス感覚が重要です。

6. 私立医学部志望者へのアドバイス

1月から私立医学部も受ける人は共通テストだけにとらわれすぎないように注意してください。共通テストが終わるとすぐに私立大の入試が始まります。

共通テストのマーク形式に慣れすぎると、記述式の感覚が鈍ってしまうことがあります。共通テスト対策の合間に、少しでも良いので記述問題も解いておきましょう。記述力を維持しておくことは、共通テスト後に控える国立二次の対策にもつながります。

まとめ:自信を持って「いつも通り」を貫く

共通テスト直前の1週間は、知識の最終確認とミスの撲滅に捧げましょう。

  1. 文系科目や生物の暗記分野で、確実に得点を上乗せする。
  2. 「ミスをしない」ことに全神経を集中させる。
  3. 新しい教材には手を出さず、模試や過去問の解き直しで地を固める。
  4. 現役生などで物理の交流・原子や社会の未着手分野は、主要科目が万全な場合のみ補強する。
  5. 私大受験者は、記述対策を完全に止めない。

この1週間の過ごし方で、結果は大きく変わります。しかし、それは魔法のような裏技を使うからではありません。これまで積み上げてきた努力を、ミスなく、正確に答案用紙にぶつけるための準備を整えるからです。

皆さんはこれまで本当によく頑張ってきました。その努力を否定せず、自分の足跡を信じて、落ち着いて本番に臨んでください。医学部合格の扉は、最後の1分1秒まで諦めずに自分の知識を整理し続けた人の前に開かれます。

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