2024.12.19

医学部に合格したらどんな生活が待っている?楽しい?勉強漬け?

医学部生活の魅力とその実情:学びと充実した日々

医学部の学生生活について、「忙しくて勉強ばかりで、キャンパスライフを楽しむ余裕がないのでは?」というイメージを抱いている方もいるでしょう。実際他の学部の大学生にくらべたら信じらないほど忙しいです。よくドラマで見るキラキラ大学生の青春物語はすべて文系ベースの話なので騙された・・・と思うこと間違いありません!しかしまぁすべてが地獄のような日々で恋人すらできないのかと言えばそんなこともありません。実際には医学部ならではの楽しい経験や充実感もたくさんあります。本記事では、学年ごとの勉強内容や生活の流れ、課外活動の魅力、留学の可能性について詳しく解説します。医師を目指す道のりの中で得られる喜びと試練について知り、将来のビジョンを描いてみてください。


医学部の学年ごとの生活と学び

1年生:スタートは基礎教養から

医学部1年生は、教養科目を中心に学びます。
主に以下の内容を履修します:

  • 数学、物理、化学などの理系基礎科目
  • 外国語や哲学、心理学といった一般教養

医学部は取得する単位数が多いため、スケジュールは詰まっていますが、授業内容の難易度は比較的低いため、日常生活との両立は容易です。ここが遊ぶチャンスです。早く彼女でも作ってはしゃぎましょう。慣れない大学生活で疲れ果てている暇はありません。

1年生の生活ポイント

  • 課外活動:サークルや部活動に参加して新しい仲間を作れる時期です。
  • アルバイト:家庭教師や塾講師の仕事を始める学生も少なくありません。

この時期はまだ余裕があり、他学部と同じようなキャンパスライフを満喫することができます。彼女でも作ってと言いましたが医学部は非常に狭いシマなのであっちゃこっちゃ手当たり次第に手を出すのはやめましょう。よからぬうわさが光の速さで流れます。


2年生:専門科目の本格的な学びがスタート

2年生からは医学の専門的な授業が始まります。
学ぶ内容の例:

  • 解剖学、生理学、生化学など基礎医学分野
  • 体の構造や機能、病気のメカニズムについて学ぶ

この時期の特長

  • 一部の大学では人体解剖実習がスタートし、厳しい勉強の日々が始まります。
  • 基礎医学の試験は難しく、追試や留年のリスクもあるため、計画的な学習が求められます。

2年生は学びに集中するため、遊びやアルバイトに充てる時間が少なくなる時期です。

大学によってはまだ教養科目をやるところもありますが忙しくなってくることには変わりありません。まだ全然遊べます。

しかし医学部の留年は2年生から始まるといっても過言ではありません。ちゃんと勉強を済ませたうえで遊びも頑張ってください。


3~4年生前期:臨床医学の応用を学ぶ

基礎医学の知識を活かし、3年生からは臨床医学が中心となります。
具体的には:

  • 内科学や外科学、小児科学などの診療科ごとの学習
  • 病気の診断や治療法、臨床現場での応用方法

充実した日々

  • 難易度が上がりますが、学びの実感を得られるため楽しいと感じる学生も増えます。
  • 実習が少ないため、部活や趣味の時間も確保しやすくなります。

一方で、4年生後期には臨床実習前の重要な試験(CBT、OSCE)を控えており、この期間は試験対策に力を入れる必要があります。

このあたりにくると遊んでられなくなります。遊びすぎると単位を落とします。医学部は単位を一つ落としたら留年~みたいなところもザラです。国からのご指導が厳しくなっているので仕方ありませんが。とにかく同じ学年で2回ダブると放校になります。ここまでの苦労が水の泡…遊びはほどほどに勉強!勉強!勉強!!


5~6年生:現場での実践を通じた学び

5年生からは本格的な臨床実習が始まります。
実習内容:

  • 病院での診療科巡回(ポリクリ)
  • 指導医の下で患者を診察し、治療計画を学ぶ

特徴

  • 実習は早朝や夜間に行われる場合もあり、ハードなスケジュールになります。
  • 実践を通じて学ぶため、医療現場のリアルを体感できます。

この時期には部活動やアルバイトをする学生はほとんどいなくなりますが、学びの充実感が大きい時期でもあります。他の学部の人は卒業している年齢ですからここまでくれば勉強漬けの毎日にも諦めがつくはず。なにやってるんですか?勉強してください!


6年生後期:国家試験に向けた総仕上げ

6年生の後半は授業が減り、国家試験に向けた勉強が中心になります。

  • 卒業試験:医学部での集大成となる試験です。
  • 医師国家試験:医師になるための最大のハードル。

この時期はグループ学習や長時間の自主勉強が日常となり、学生同士で協力し合うことでモチベーションを保ちながら取り組みます。ようやく忙しかった医学部生活も終わりに近づいてきます。もし恋人ができなくても心配いりません。医者になったら爆モテするのでご安心を。今までは医学部という狭いシマの中にしかいなかっただけです。そこから放たれたあなたは周りから見たらキラキラ輝いて見えるものですよ。それよりも最後の学生生活を共に過ごした友人とのかかわりを大切に。


医学部の楽しい経験と可能性

課外活動の魅力

医学部生の多くは課外活動を楽しんでいます。

  • スポーツ系クラブ:東日本や西日本の医学部生が競い合う大会(東医体・西医体)が人気です。
  • サークル活動:地域特有の活動(スキー、ダイビングなど)を楽しむ学生もいます。

先輩・後輩との交流を通じて人脈を築き、医師としての将来にも役立つ関係が生まれることがあります。


留学のチャンス

医学部生には海外留学の機会も多く提供されています。

  • 英語力の向上:英語を共用語とした授業でスキルアップが可能。
  • 異文化交流:世界中の医学生と交流し、一生の思い出を作れる。

留学で得た経験は、グローバル化が進む医療分野でも活かせる貴重な財産となります。

特に昨今は国際医療福祉大学など海外を意識した学校も増えており活躍の場は国内に留まりません。


アルバイトと経済的自立

医学部生には塾講師や家庭教師のアルバイトが人気です。

  • メリット:高時給で稼ぎながら、自身の知識を深めることができる。
  • 社会経験:飲食店や接客業で働くことで、社会性やコミュニケーション能力を磨く機会も。

医学部生活の総括

医学部の生活は、確かに学業の負担が大きいですが、それ以上に得られる充実感や楽しさが魅力です。課外活動や留学を通じて広がる可能性、人間関係の構築、医師としてのスキルを培う実習など、多くの学びと経験が待っています。

医学部生活は忙しい日々の中で、充実した瞬間を感じられる素晴らしい時間です。将来の目標に向かって努力しつつ、学生生活の楽しさも存分に味わいましょう。

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