2024.06.12

医学部のオープンキャンパスには行くべき?

医学部のオープンキャンパスには行くべき理由

医学部のオープンキャンパスには行くべき

まずはじめに結論から言うと、医学部のオープンキャンパスにはぜひ行くべきです。遠方の大学は厳しいかもしれませんが、近場で少しでも受験する可能性がある大学ならぜひオープンキャンパスに参加するべきでしょう。

最近は、オンラインで動画を配信する形で開催する大学も多いです。ですので、普通なら遠くて行けないような大学のオープンキャンパスにも気軽に参加し、色々情報を得ることができます。オンラインなら家から出なくてもいいですし、気軽に参加できますね。

とはいえ、勉強時間が多少なりとも削られるのも事実です。しかし、そのようなデメリットを背負ってでも行くべき理由があるのです。その理由をこれから説明していきます。

医学部のオープンキャンパスに行くべき理由

① 実際の立地や設備を確認できる

自分の志望大学のキャンパスの位置を把握しておくことは大切です。特に医学部は医学部のキャンパスだけが別のところにあるという大学も多く存在します。どうせ勉強しに行くんだからと思うことなかれ、大学の立地というのは受験生の想像以上に重要で、大学生活の充実度にもかなり影響します。なので入念に調べて自分なりに納得してから受験して欲しいと思います。

また、大学に入学してから実際に学ぶ場所となる講義棟や、学食・売店などの大学の施設がどのような感じか(綺麗さ、移動のしやすさなど)もあらかじめ見ておくと良いでしょう。

大学、特に医学部は確かに勉強が最優先かもしれません。しかし人生は遊ぶことも大切なのです。遊んでいるつもりが人生につながってくることもたくさんあります。医者になるのであれば様々な人と触れ合う仕事になるわけですから経験が多いほうが医者としていい場面も多いのです。

なので多少は気にするのがいいでしょう。

② 体験学習や授業で勉強のモチベーションが上がる

医学部のオープンキャンパスでは、最新の医学研究を噛み砕いた解説授業や、簡単な研究体験など、医学に触れる体験が提供されることがあります。こうした体験を受けることで、「絶対に医学部に入るぞ!」と勉強のモチベーションにも繋がります。

夏休みは「受験の天王山」と言われるくらい、受験勉強において夏はかなり重要な時期です。しかし、ずっと集中力をフルに働かせて勉強するのはかなり難しいと思います。そこで、オープンキャンパスに行き、気持ちをリセットして勉強にまた励むというのも、長い目で見れば有意義なのではないでしょうか。受験勉強においても、メリハリが大切です。

③ 医学部の先輩と話すことで実情を聞ける

医学部のオープンキャンパスでは、現役医学生と実際に交流することができる場が設けられることもあります。そこでは、勉強方法の悩みや大学生活についてなど、色々と医学生に相談することができます。医学生の話は、大学当局がオフィシャルで発表する情報よりもよりリアルに大学の実情を教えてくれます。

特に、進級のしやすさやカリキュラムの厳しさなど、大学側が発表してくれないような貴重な情報を聞けるチャンスですので、医学生に積極的に話しかけて色んな情報を貰いましょう。

オープンキャンパスで確認しておくといいこと

なぜ医学部のオープンキャンパスに行くべきなのかをお伝えしました。しかし、医学部のオープンキャンパスに行く決心がついたのはいいものの、いざ実際に行ったら何をすればいいの?という別の疑問が湧いてくるかもしれません。限られた時間内でオープンキャンパスを有意義なものにするために、以下のポイントを確認しておきましょう。

医学部キャンパスの立地や施設

上の理由①と被りますが、キャンパスが最寄駅からどれぐらい離れているか、周囲には何があるかなどは確認しておくべきです。また、実際に入学後に使う講義棟は入試会場とは異なる場合が多いので、医学生に質問するなどして把握しておくと良いでしょう。

どんなに忙しくても一切友達とあそびにいかない、サークルにも参加しない、なにもしないという人はほぼいません。むしろ医学部生はある程度のコミュニケーション能力は求められていますから社交性も求められてきます。

他学科の人とのコミュニティなども総合大学に受かれば参加してみるととても面白いでしょう。

進級の厳しさ

医学部は他学部に比べると進級が難しい学部です。その理由として、授業が選択制でなく原則全履修だからです。それでも、進級が比較的しやすい大学もあれば、1年生の時点で何名も留年する大学もあります。大学によって進級の難易度はかなり差があるので、医学生に話を聞くなどして情報を入手しておくべきです。

まとめ

オープンキャンパスに早めに行こう!

オープンキャンパスは、キャンパスの雰囲気を肌で感じ、模擬授業や先輩学生との懇談会、キャンパス紹介ツアーなどに参加できる貴重な機会です。1年生のうちから参加しておくことで、「大学とはどんなところなのか」を知ることができ、志望校を考える上で大切な経験となります。受験まで時間があるからこそ、様々な選択肢を考えられます。早いうちから積極的に参加しましょう。むしろ3年生になると勉強が忙しくなりオープンキャンパスに行く一日すら惜しくなります。また浪人しているとなんとなく参加しづらくなることもあります。早いうちにオープンキャンパスを友達などと行って大学を知識は入れきるといいでしょう。

オープンキャンパスでの注意点

オープンキャンパスは大学のカリキュラムを確認する場所ではありません。カリキュラムについて質問するよりも、卒業後の進路や仕事の具体的な内容について話を聞く方が有益です。カリキュラムは理想に過ぎず、実際に教育を担当する先生方はその内容を知らない可能性が高いからです。

オープンキャンパスに参加することで得られる情報は、将来の大学生活を具体的にイメージする上で非常に重要です。特に医学部は進級の難しさや授業内容など、事前に知っておきたいことが多くあります。自分に合った大学を選ぶためにも、積極的にオープンキャンパスに参加し、リアルな情報を得ることをお勧めします。

時間や勉強の兼ね合いもあるかもしれませんが、将来のために今できることを最大限に活用しましょう。

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