2025.08.14

医学部受験に特化した英語対策:なぜ医学部受験で英語が重要なのか

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医学部受験に特化した英語対策:なぜ医学部受験で英語が重要なのか

医学部合格を目指す受験生にとって、英語は避けて通れない重要科目です。配点が大きく反映され、得点力に差が付きやすい学科でもあります。ここでは、医学部受験に特化した英語対策を「基礎固め」「攻略の“三本柱”」「問題タイプ別対策」「過去問演習」「推薦・記述対応」「実現力をつける多読・多聴」などを中心に、わかりやすい“攻略ブログ”形式でまとめました。


1|なぜ医学部で英語が重要なのか?

医学部受験の英語は一般的な理系科目以上に高いレベルが要求されます。医学系・生命科学系の専門的な文章が多く使われる一方で、英語が得意な人は入試で圧倒的な得点源となります 。また、理系科目に強い受験生が多い中、英語で高得点を取れることが医学部合格の決め手になりやすいという現実があります。

「医師」として高い英語力が求められている

英語は受験だけでなく、将来の医師活動にも直結します

  • 医学文献の多くは原典が英語で、最新情報の把握には英語読解力が不可欠。

  • 医学用語の約70%が英語由来であるという点も、語彙力の意味を示しています。

つまり英語が出来なければ医師として大成できない環境になっているのです


2|医学部英語には“4本の柱”で挑む

国公立医学部の英語対策では、以下の基本構造が非常に有効です

語彙力多読・多聴速読・正確な読み方▶文法力
これらを順序立てて鍛えることで、高速かつ正確に読み解く力を身につけ、本番の長文攻略につなげます。


3|分野別 対策法

3-1 語彙力の強化

単語力があれば長文の内容も読み取れる。『システム英単語』などの基礎語彙集で2,200語前後を確実に押さえることが偏差値65相当の実力につながります 。さらに、過去問で出現した医学系単語のみをピックアップして覚えるのも効率的。

対策アプローチ:

  1. 基本英単語2,200語+多義語180語(例:『システム英単語』)を徹底暗記
    → 偏差値65を目指す基礎力に十分対応可

  2. ストックノート方式
    模試や参考書で出会った医学部特有の新単語はすかさず書き留め、繰り返し見直し。

  3. 語彙の場面別理解
    「〜may suggest」「… in the context of…」など、医療文で典型的な表現は、例文とともに丸ごと覚えると応用が効きます。

3-2 多読・多聴で英語処理能力をレベルアップ

医学部対策では速読力と処理の自動化が必須です。多読・多聴は英語を日本語に介さず処理する脳の回路を鍛える訓練になります。音読やシャドーイング、医療記事や英文を素材にした読解に取り組みましょう 。

対策アプローチ:

  • 多読:医療系記事や論文要旨、長文問題集などを「音読やシャドーイング付き」で読む習慣をつける
    → 英語を英語のまま「理解する力」を養成

  • リスニング:共通テストや模試のリスニング問題を強めの長文として捉えて訓練。返り読みの回路をなくし、処理を瞬間化する効果〇

  • 量より質:ただ読むだけでは効果薄。読みながら「語彙」「構文理解」「要旨把握」をセットで意識。

3-3 読み方(速読+構造把握)

多量の長文を解くためには、構文や設問の一定パターンを把握し、スピーディーに主張・根拠にたどり着ける技術が必要です 。

対策アプローチ:

  1. 英文解釈の訓練
    文の構造を「誰が/何を/どこへ」「どんな条件で」「なぜ」「どのように変化」…というテンプレートで分解。

  2. 設問スキャニング
    問題文を読む前に設問を先に見ておくことで、本文で何を探せばよいかが明確に。

  3. パラフレーズ力の養成
    本文の表現に似た選択肢・言い換えを見抜く力をつける。

3-4 文法力

文法は長文に変換をかける土台。「英文処理の筋力」として、必要最小限の文法力を早期に確保しておきましょう 。

医学部英語では文法が全面に問われることは少ないですが、「英文理解の土台」として不可欠です

  • 英文法・語法:基礎構文の正確な理解は必須。長文の読み間違い防止にもなる。

  • 重点は長文解釈との連動:文法学習は、単体演習より長文内で使いながら身につける方が効果的。


4|問題形式ごとの鍛え方

4-1 医学系長文

医学部では専門的なテーマ(医療・生命科学・医学倫理など)の長文が多い傾向があります。日頃から関連記事や医学英語文章に触れる下地を作ることが効果的です。

4-2 英作文・和文英訳

国公立医学部では、英作文や和文英訳が出題される大学もあります 。書く技術は他の学部科目にはない重要差別化ポイントです。

対策アプローチ:

  1. 模範解答の論理構造を分析
    テーマ例:「ライフスタイルの変化」「医学の進歩と倫理」など。どんな構成で書かれているか理解する。

  2. 書いたら添削を必ず受ける
    自力で書いて満足せず、空いた時間に第三者や講師にチェックしてもらい修正。

  3. 表現の知識化
    記述で使えそうな構文やキーフレーズを覚えておきましょう。


5|過去問演習で大学別傾向をつかむ

医学部では、大学によって英語の出題傾向がかなり異なります 。国公立なら長文メイン、記述重視、私立では正誤・語法の問題比重が高いなど、志望校の形式に沿った演習と対応力が不可欠です。

  • 国公立:難易度高めの長文・論理展開重視

  • 私立:語法・正誤・語句整序など多様な形式も含む

志望大学の過去問に当たって、出題長文のテーマ、解答行動の特徴、時間配分などをしっかり分析しましょう。


6|おすすめ教材の選び方と活用法

  • 語彙:『システム英単語』など標準語彙集+医学系単語集は志望校別にも用意を 。
  • 文法:「学校文法」+『NextStage』などにより確実な理解を。
  • 長文読解:入試標準問題集と志望校の過去問中心に、スピードと正確性を鍛える。
  • 英作文:過去問や演習集を使って個別添削を受ける機会を活用。

7|まとめ:医学部英語攻略の指南図

  1. 英単語(汎用+医学系)と文法を徹底定着
  2. 多読・多聴で「英語脳」を育成
  3. 英文構造の理解と長文速読の習慣化
  4. 英作文・和文英訳のアウトプット練習
  5. 志望校過去問で形式・傾向を体得
  6. 問題演習は精読→速読→添削→再演習のサイクルで徹底反復

医系入試で英語は合格のカギ。地道なステップ積み上げが、志望校合格への確かな道筋になります。

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