2025.10.22

医学部受験対策 — 面接・小論文対策はいつから始めればいい?

医学部受験 —— 11月から面接・小論文対策を始めるべき理由

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① 11月から面接・小論文対策を始めるべき理由

直前期に「焦る」リスクを下げるため

秋以降(9〜12月)は出願・面接・二次試験のスケジュールが立て込む時期です。面接や小論文は一夜漬けで品質を出せるものではなく、短期間で詰め込むと表現・論理構成・想定問答の精度が落ちます。特に推薦型・総合型では面接や小論文が合否に直結するため、11月から本格的に準備を始めることで直前の焦りをかなり抑えられます

面接・小論文は「練習の積み上げ」が効く

面接は受け答え・表情・論理の構築、小論文は構成力・情報収集力・表現力が重視されます。どちらも反復練習とフィードバックが成果を生む分野で、準備にまとまった期間(数週間〜数ヶ月)が必要です。11月開始は、出題傾向の把握→自己分析→アウトプット→添削→修正、というサイクルを1〜2回回すのに現実的な時間を確保できます。


② 面接に求められるクオリティはどれくらい?

「医師としての自覚」をどう示すか

医学部の面接官は学力以外に医師としての基本的態度(倫理観・他者への共感・責任感)を見ます。抽象的な美辞麗句ではなく、具体的な経験(患者対応の体験や医療現場でのボランティア等)をもとに、なぜ医師になりたいのか・どのように患者と関わるかを論理的に語れることが求められます。面接は「人となり」と「職業性(医師にふさわしいか)」の両面を短時間で伝える場です。

現役生・浪人生・再受験生で評価されるポイントは異なる

  • 現役生:学習習慣・将来計画の明確さ、若さゆえの素直さや将来性が強み。過度に個人的経験に頼らなくても、学業での一貫性やボランティア経験の意義を示すことが重要

  • 浪人生:学力向上の努力・自己管理力・反省と改善のプロセスを示すこと。浪人の理由をネガティブに聞かれたときに前向きに語れる準備が必要

  • 再受験生(社会人など):社会経験や職務経験を医師志望にどう活かすか(成熟度、現場理解、志望動機の一貫性)を明確にする。大学側によっては年齢差や職歴に対して厳しい目があるため、説得力あるストーリー作りが不可欠


③ 小論文対策

医療ニュースや社会問題への日頃のインプットが必須

小論文では時事問題(医療制度、感染症、公衆衛生、医療倫理など)をテーマにする大学が多く、最新の医療ニュースを自分の言葉で整理しているかが問われます。毎日短時間でもニュースを読み、要点をメモして自分の意見と根拠を作る習慣が効果的です。

小論文の過去問は「やるべき」か?

過去問演習は必須です。ただし「丸暗記」ではなく、過去問から出題傾向(字数・設問の論点・求められる論法)を分析し、テンプレート化しすぎない形で練習することが重要です。過去問を添削→フィードバック→修正のサイクルで使うことで実力がつきます。


④ 対策にかかる時間は?

重要:個人差が大きい分野です。以下は一般的な目安と、準備を効率化する具体的な分配例です。

面接対策にかかる時間(目安)

  • 最初の自己分析・模範答作成:合計で10〜20時間(志望理由書と面接想定問答の作成)。

  • 模擬面接(録画+添削)と改善サイクル:1回あたり30〜60分の模擬面接+フィードバックで、月に8〜20時間(週2〜5時間)を2〜3か月続けると実戦力が上がる。面接形式(個人/集団/MMI)が複数ある場合はそれぞれの練習が必要

小論文対策にかかる時間(目安)

  • 基礎訓練(論理構成・書き方):20〜40時間(初期の短期集中)

  • 過去問演習+添削サイクル:1回の添削での修正時間含め1題に対して2〜3時間を見積もる。月に10題程度を質高く回すと実力がつく。週あたり3〜6時間の習慣化が理想

なぜこれだけ時間が必要か

面接は「反射的な応答」ではなく、筋道立てて話す練習対話力の磨き上げが必要。小論文は「読む・考える・書く・直す」の反復でしか上達しません。11月から始めれば、出願時期や面接本番までにこの反復サイクルを2回以上回せる現実的な時間が確保できます。


実践方法例

11月〜本番までのモデルスケジュール(推薦/総合型を想定)

  • 11月(開始)

    • 自己分析・志望理由の草案作成(8–12時間)。

    • 医療時事ニュースの要約習慣(週3回、各20分)。

    • 小論文:基本構成(序→本→結)練習(週2題、1題あたり2時間)。

  • 12月〜1月

    • 模擬面接(録画+講師添削)週1〜2回。

    • 過去問系小論文演習を増やす(週3題ペース)。

  • 本番直前(2〜3週間)

    • 想定問答の最終ブラッシュアップ(短時間での応答整理)。

    • 小論文は「過去問傾向別」の最終チェック。

週あたりの推奨時間(目安)

  • 面接準備:2–4時間/週(模擬1回+自己復習)

  • 小論文:3–6時間/週(ニュースインプット+執筆+添削)

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