【2025年11月最新版】医学部受験生が11月から取り組むべき合格直結対策ガイド
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はじめに:医学部受験11月からの“秒読み”戦略と信頼性の高い情報の重要性
医学部受験は全国でも最難関クラスの競争率と合格難度を誇ります。医学部を目指す受験生にとって、11月以降は「追い込み」と「仕上げ」の両輪が問われるまさに正念場と言えるでしょう。この時期にどのような勉強方針や演習計画を立て、具体的に何から取り組むかで合否が大きく分かれます。
多様なウェブ情報やSNS上の体験談も散見されますが、医学部受験に限っては公式性・専門性が高い予備校や大手受験情報サイト、合格実績豊富な医学部進学予備校などの多角的かつ根拠に基づいた知見を徹底活用することが不可欠です。
本記事では、「模試の活用」「過去問開始の時期と取り組み方」「医学部特有対策」「面接・小論文対策」「共通テスト対策」「私立専願者の戦略]という観点から「本当に使える11月の受験戦略」をまとめ、分かりやすく解説します。
模試の活用法:受けるべき模試の賢い選び方と秋冬の最大活用術
【医学部模試】どの模試を受けるべきか?
医学部受験生がこの時期に活用すべき模試は、主に2タイプに分類されます。
- 共通テスト型模試
国公立医学部志望者や私立でも共通テスト利用方式を視野に入れる場合、河合塾全統共通テスト模試、駿台全国マーク模試、東進共通テスト模試などが定番。実際の入試と同じマーク方式・設問傾向で多くの受験生が受験し、全国規模で自分の立ち位置を知ることができます。 - 記述型(記述式)模試
河合塾全統医進模試、駿台全国記述模試、メディカルラボ私立医学部模試、クルゼ模試、進学塾ビッグバン医系大学プレ入試など、主に二次試験や私大医学部本番に即した出題形式。記述式・小論文・理数系難度が高く、医学部特有の出題傾向が反映されています。
【おすすめ医学部模試一覧表】
| 模試名 | 形式 | 推奨受験者(対象) | 特徴・活用法 |
|---|---|---|---|
| 河合塾 全統共通テスト模試 | マーク | 国公立・共通テスト利用私立志望 | 全国規模、基礎力確認/立ち位置理解 |
| 河合塾 全統医進模試 | 記述+小論 | 医学部志望全般、難関国公立/上位私立志望 | 小論文・理系強化/合格判定に活用 |
| 駿台全国マーク模試 | マーク | 共通テスト利用型志望、理系最難関国公立・上位私立志望 | 全国規模/難度高め |
| 駿台全国記述模試 | 記述 | 難関医学部志望、現役・一年浪人 | 記述力・医学部特有形式確認 |
| メディカルラボ私立医学部模試 | 記述 | 私立医学部専願・志望者全般 | 私大医学部志望者向け/志望校提案付 |
| 代々木ゼミナール 大学別模試 | 記述 | 志望校決定済み受験生全般 | 入試傾向完全再現/個別判定・解説付 |
| クルゼ模試 | 記述 | 医学部・歯学部・薬学部志望 | 傾向分析と独自問題 |
| 進学塾ビッグバン医系大学プレ入試 | 記述 | 医学部・看護医療志望 | 本番環境再現/解説講座あり |
医学部受験生なら記述型とマーク型両方の模試をバランスよく活用し、志望校特化型模試は出題傾向研究や演習の補完に使うのが効果的です。記述模試の偏差値・難度で心が折れそうになる場合もありますが、「自分の弱点を知る現実的なリトマス試験紙」だと考えて活用しましょう。
母集団の規模が大きい模試ほど、位置情報・判定がより信頼できます。河合塾・駿台・東進などの「受験者数No.1模試」をベースに、必要に応じ私立医学部特化型や大学別模試も受験し、自分の現状と課題を多角的に把握してください。
【模試後】効果的な模試の復習・分析で合格ラインに近づける!
「模試は受けっぱなし」「点数だけで一喜一憂」で終わっては全く意味がありません。重要なのは模試後の復習・自己分析・学習計画の修正です。
模試後の復習・分析フロー
- 自己採点と即日全体感の振り返り
- 間違えた問題や時間内に解けなかった問題の解き直し・徹底復習
- 原因分析(知識不足・時間管理・ケアレスミス)、教科ごとに弱点抽出
- 学校や予備校の解説冊子・動画を活用、正解でも自信なかった問題・あやふやだった問題まで網羅的に見直す
- 「間違いノート」の作成(テーマや問題ごとに自分の弱点・注意点・必要知識をまとめる)
- 次の模試または本試験までにクリアすべき具体的目標と学習改善策を設定
模試の復習を科目ごとに具体化することも重要です。
- 英語:知らなかった単語・文法、長文の読み違いを徹底復習、リスニングはスクリプトを確認して苦手分野を克服
- 数学:間違えた問題は必ず自力で再解答(解説理解→何も見ないで解く→類題挑戦の流れ)
- 理科:図表やグラフの読み取り、出題傾向テーマ別にコツやミスを整理、そのまま問題集や参考書類題にチャレンジ
- 共通テスト科目(国語・社会):解答プロセス、暗記面の見落とし項目を洗い出して強化
「模試は結果で落ち込むものではなく、間違いから自分の伸びしろを発見するもの」として、本番で“同じミスを絶対に繰り返さない”マインドが不可欠です。判定が悪くても「ここで膿を出し切った」と思って前向きに切り替えましょう。
模試はあくまでも志望校合格につなげるための通過点です。「模試の反省ノート」や「間違いノート」を活用し、次回模試や受験本番への“成長サイクル”を確立すれば、それが最大の合格への近道となります。
過去問演習の開始時期と進め方:本番力を飛躍的に伸ばす最適なタイミングと手順
【11月から本気で過去問!】いつ始める?医学部過去問演習のベストタイミング
医学部受験において「過去問演習」は合格への最重要課程。とはいえ、「早めに始めすぎて得点が伸び悩む」「出題傾向や自分の現状に合わないタイミングで手を付けて逆効果」など、やみくもに始めるのは厳禁です。
過去問の取り組み判断は「基礎がほぼ固まった段階」「現役生は高校課程の履修完了+模試で一定の偏差値やボーダーに到達した頃」が“本格スタート”の合図です。目安は10月〜11月。この時期は各科目の知識・スキルがほぼ揃い、模試などで志望校の合格最低点やボーダー偏差値をクリアし始めたタイミングです。
春〜夏は「直近数年分を眺める」「形式や傾向、合格点、頻出分野の大まかな把握」程度にとどめ、本格的な過去問“演習”は11月から一気にギアを上げて進めていきましょう。
- 【共通テスト重視型(多くの国公立)】…1回手応えを確認したら、本格的には直前~冬に重心を
- 【私立医学部・難関国公立、私立専願】…9〜11月で主力校の過去問5~10年分、本気でやり込むモードへ
【本番形式で解く】過去問演習の実践ノウハウと具体的な時間管理
過去問は「問題集的に解く“だけ”」では効果半減。本番さながらに「制限時間を厳守し、初見の緊張感・疲労感まで含めて」演習することが最重要です。
- 最初は試験時間の120%で解いて知識量の充足やパフォーマンスチェック
- 時間内で合格最低点に届かない場合は知識補強や基礎演習へ立ち戻る
- 時間内で安定してボーダー突破できるようになったら本番時間で高速演習
- 科目ごとに合格者最低点、配点、解くべき問題の優先順位を徹底リサーチ
- “何点取れれば合格か”の感覚(捨て問戦略含む)を身体に染み込ませる
- 数回必ず本番時間で全科目リハーサル(入試日と同じ時間帯・順序で)
時間が足りない原因を下記のポイントで分析
- 「知識不足」か「パフォーマンス不足」かの切り分け
- 解けなかった問題は“難問を粘る”より“確実に得点する練習”を優先
本番力を高めるカギは「過去問の本番形式反復」と「時間配分・戦略を毎回見直して身に付けること」です。
【過去問の復習・弱点対策】“できなかった問題”をきっちり克服する演習術
過去問演習の真価は“復習”と“学び返し”にあり。「できなかった問題」は宝の山です。
- 苦手分野・単元の特定:自分の弱点や知識不足を「見える化」する
- 過去問→問題集・基礎テキストへのフィードバック学習:解けなかった問題の類題や補充解説を問題集でピンポイント演習
- 間違いノート・付箋学習:チェック方式で同じミスを徹底排除
- 理由やコツまで自分の言葉でまとめ直す/アウトプット練習を重ねる
- 繰り返し演習:1度解いたら終わり、ではなく「2周・3周」反復
「解き直した時に本当に自分のものになったか」「同じ単元・テーマが出てきたときに確実に点が取れるか」を意識して取り組めば、過去問復習で大きく学力が伸びていきます。
医学部特有の問題形式と他学部以上の演習量:医学部合格ラインの「質と量」
【医学部専用対策】医学部特有の問題傾向・出題形式を徹底的に攻略
医学部の入試は「出題分野の幅広さ・難易度・処理スピード・記述形式・小論文」など、多くの面で他学部よりも高い「対応力」が求められます。
- 理系科目(生物・化学・物理)は本当に難しい問題が出る
膨大な範囲と重厚な問題設定、複雑な誘導、記述→選択式など大学ごとのクセに注意 - 知識だけでは解けない“医療・社会問題絡み”の出題傾向
医学系用語や現代社会テーマが本文長文や問題設定に頻出 - 小論文・面接も合否決定の重要要素
- 大量演習+本番模試(プレテスト)の徹底活用が不可欠
記述模試や大学別プレテストで「医学部専用フォーマット」+「自校傾向」演習を繰り返す
偏差値だけに惑わされず、自分が受ける医学部の過去問・模試・予想問題を先取り&演習量をとにかく増やすことが「医学部専用対策」の要です。
【演習量が合格の差】医学部志望者に必要な学習量・アウトプット計画とは
現役で医学部合格するには「約5000時間」もの勉強量が必要と言われています。
- 高3受験生の平日:3〜6時間、休日:7〜10時間以上の勉強が標準
- 年間で5000時間レベルの学習量が標準的
- 英数理(特に数学・理科)に学習リソースの8割以上を投下する計画を
毎日演習を積み重ねる習慣と、**「演習→理解→弱点解消→演習」**というサイクルを大切にしてください。学びっぱなし、手を動かさず“読むだけ”の勉強では医学部は突破できません。
面接・小論文対策:医学部合格に必須の“早期慣れ”と具体的攻略法
【重要】面接対策の早期スタートが合否を決める
医学部入試では、国公立・私立ともにほぼ全校で面接が課されます。
ポイント:
- 面接対策は「面接日が決まってから」では遅い。11月時点から最低でも週1回、実践形式で経験値を積むのがベスト
- 面接官は「医師の資質、志望動機・自己分析・人間性・社会観」を見抜こうとする(具体性・一貫性・倫理観・社会的テーマへの言及が問われる)
- 形式は個別面接・集団面接・グループ討論・MMIなど構造が異なるため、志望大学の出題傾向確認が必須
- 模擬面接/フィードバック/録画分析/ペアワーク/日記による自己言語化など、“準備を人一倍積む”ことが大切
本番は二次試験合格から面接・小論文まで3日程度しか猶予がない場合が多いため、早めに備えて「本番で思うように喋れなかった」「頭が真っ白になった」と後悔しないようにしましょう。
【医学部小論文】出題テーマ・型と論証構築をマスターする
小論文は「型」と頻出テーマ練習でぐっと差がつく科目です。
- 三部構成(序論・本論・結論)が鉄則
序論(導入) → 本論(理由・具体例) → 結論(再主張&社会的意義・今後への展望) - PREP法(Point→Reason→Example→Point)で論理の筋道を必ず意識
- テーマ例:医療倫理・AIと医療・高齢化社会・医師不足・インフォームドコンセント・災害医療・地域医療・再生医療・理想の医師像など現代医療の時事問題が中心
知識を溜めこむより、「型に沿って自分の意見を論理的に述べる」「多面的に賛否+第三の視点を捉えておく」ことが重要です。答案添削や医療時事の毎日観察を通じて実践力を磨いていきましょう。
国公立医学部志望者と私立専願者の共通テスト対策
【国公立志望】共通テスト対策は段階的・ピンポイントに
- 試験期が近づく11月はマーク模試・プレテストの復習(現役生は駿台・河合塾・Z会等の共通テストパックが有効)
- 9割得点を目安にパターン化練習と時間配分・抜け漏れチェック中心で仕上げる
- 共通テスト×二次配点の比重を見て、どこまで得点を追求するか明確に計画化
- 過去問のほか、センターの過去問も活用して出題形式の変遷・違和感克服を
新課程/新設分野(情報科)の対策も忘れず、時間管理や資料読解も含めたタフネストレーニングを行うことで本番対応力が養えます。
【私立専願】共通テスト不要論と専願者の戦略
- 私立医学部専願の場合、本番対策と日程・体調管理を最優先
- 共通テスト利用入試は出願枠こそあるが、合格得点ラインが非常に高い(ほぼ国公立レベル:88~90%以上)ので、万人に向くものではない
- 私立専願受験生は志望校形式特化の問題演習と過去問対策・面接小論文を最優先に絞る戦略が合格への近道
共通テスト利用のメリット・デメリットを下記にまとめます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| バックアップとして合格チャンス増 | 合格ラインが非常に高い(8~9割)、ほぼ共通テスト番長のみ可 |
| 併願・経済的メリットも一部あり | 本命対策時間が奪われる、直後から私大本番で体調消耗リスク高 |
| 個別試験での“もしもの失敗”をカバー | 日程的にインターバルが非常に短く再調整困難、疲労を招きがち |
私立専願=共通テスト対策不要!と言える主な根拠:
- 合格ボーダーが高すぎる
- 直後には私立医学部本番が連続し、本番用の勉強時間の損失・疲労リスクが大きい
- 専願なら出願しなくてもリスクは大きく変わらないため、個別試験対策に集中したほうが合理的
情報収集と信頼性の高い情報源の選択方法
11月はラストスパートですが、情報戦の「勝者」になれるかは正確な情報を得て戦略に落とし込めるかで決まります。
信頼できる情報源とは:
- 大学公式ホームページ、入試要項、最新の入試変更発表
- 大手予備校(河合塾・駿台・東進・メディカルラボ・メビオ等)の公式情報、受験コンサルティング付き進学塾の情報
- 実績のある医学部受験予備校や進学塾の受験生への実戦アドバイス
- 予備校の模試データ、合格体験記の“具体的な過程分析”
逆に注意すべき情報:
- SNSや個人ブログの「成功体験だけ」や再現性・根拠に乏しい勉強法
- 口コミサイトや噂話のみを鵜呑みにすること
- 友人や同級生の武勇伝や一発逆転話ばかり参照する姿勢
情報収集の精度を高めるには「複数ソースでクロスチェック」「公式・実績ベースで裏付け」と「自分の経験・模試データで現状を客観視する」ことが何より重要です。「情報の取捨選択=合格力」と心得て受験戦略をブラッシュアップしてください。
終わりに:11月から合格に直結する医学部受験対策まとめ&ラストメッセージ
- 模試は“通過点”と割り切って、最大限の復習と自己分析を本番さながらに徹底
- 過去問演習は自分の“知識+本番力”を最大化する本気のトレーニング場。時間を計り本番形式&反復練習で“得点力”を仕上げる
- 苦手分野は「できない」まま放置せず、基礎に戻って確実に克服してから次へ進む
- 医学部特有の形式・出題ジャンルを、志望校専用模試やプレテストで徹底的に身体に染み込ませる
- 面接・小論文は「慣れ」が命。11月から週1回でもアウトプット練習、プロや予備校の添削指導を受けて合格レベルに引き上げる
- 国公立志望者は共通テストで9割を意識&直前期はミス補完/演習でラストスパートをかける
- 私立専願者は本番対策・自己管理・体調維持へ全力集中、共通テスト不要戦略で本番にベストを尽くす
- 正しい情報源・信頼できる戦略で自己管理を徹底して“自分専用の合格マニュアル”を完成させましょう!
この11月、“今やるべき本番型対策”をやり切った人が、医学部受験を制します。
焦らず、怯まず、闇雲にならず、正しい戦略で一歩一歩前へ!
医学部志望の皆さん、ここからの仕上げを全力で応援しています。合格のための計画と自己管理を徹底し、目標を実現させましょう!
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