医学部大学別入試傾向・対策とプロが教える合格戦略
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国公立・私立医学部および理系主要学部の最新入試情報を完全比較。
なぜ医学部受験では大学別対策が必要なのか
医学部の入試は、大学によって出題形式・配点・難易度・合格判定基準が大きく異なります。たとえ同じ「医学部」でも、共通テスト重視の大学と二次試験重視の大学、記述力が問われる大学と選択式中心の大学とでは、対策の優先順位・学習計画が根本から変わります。志望大学ごとの「傾向と対策」を正確に把握し、最短距離で合格を掴むための情報をプロ講師目線で解説します。
国公立医学部の傾向と対策
- 共通テスト(6教科8科目)が必須で、「情報」が新規必修科目に加わったことで、幅広い科目の早期対策がさらに重要となっています。
- 二次試験は大学ごとの個性が顕著。東京大学や京都大学は二次重視型(配点80%超)、一方で共通テスト高配点の大学もあり、得意科目や戦略によって志望校選択が変わります。
- 近年は総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦)の割合が上昇し、医学部でも学力試験に加えて面接・小論文の比重が増加しています。
- 弘前大学や北海道大学など、二次試験の出題科目が年によって大きく変動する大学もあるため、最新情報のチェックが必須です。
私立医学部の傾向と対策
- 入試科目数・配点は大学ごとに大きく異なり、小論文・面接のみで受験できる大学も存在します。
- 一般選抜のほか、総合型や学校推薦型の選択肢が多い。
- 問題の特徴は「基礎力重視」「過去問の傾向が年々変わりにくい」「英文読解や理科の計算問題が比較的出やすい」など、大学ごとのクセを把握することが攻略のカギです。
大学別テンプレ(10大学・国公立・私立混合)
| 大学名 | 試験形式 | 出題科目・配点(数値例) | 問題の特徴 | 最近の傾向(過去3年) | 対策ポイント | 合格に必要な得点目安 |
| 東京大学(理科三類) | 共通テスト+二次重視 | 共通テスト:900点/二次:1200点(内訳は要確認) | 記述・論述重視、数学・理科が難問 | 二次配点80%超、共通テスト90%超が目安 | 東大過去問+駿台・河合塾のハイレベル問題集。数学・理科は論述力強化が必須。 | 共通テスト85~90%、二次重視 |
| 京都大学(医学部) | 共通テスト+二次重視 | 共通テスト:900点/二次:1200点(要確認) | 記述・論述、数学・理科が中心 | 記述式主体、思考力・表現力が鍵 | 京大過去問+論述対策。理科は実験考察問題対策を重点的に。 | 共通テスト85%以上、二次重視 |
| 北海道大学(医学部) | 共通テスト+二次(総合型含む) | 共通テスト720点以上(総合型)、二次配点は要確認 | 記述+面接(MMI導入) | 共通テスト合格最低点を緩和、面接重視 | 共通テスト対策+面接練習(MMI)。理科は標準~やや難。 | 共通テスト720点以上(総合型) |
| 弘前大学(医学部) | 共通テスト+二次(数学・英語) | 二次:数学300点、英語300点、面接300点 | 総合問題廃止、数学・英語に回帰 | 科目変更で志願者増、面接配点増加 | 数学・英語の標準~応用問題演習。面接対策も必須。 | 二次重視(数値は要確認) |
| 滋賀医科大学 | 共通テスト高配点(国語重視) | 共通テスト:国語200点、他100点×4 | 国語が鍵、理科は標準 | 国語が得点しやすくなり志願者増 | 国語対策を重点的に。理科は標準レベルを確実に。 | 共通テスト高得点が必須 |
| 高知大学(医学部) | 共通テスト+二次 | 配点は要確認(男女差ほぼなし) | 標準~やや易、記述少なめ | 安定した難易度、男女差が少ない | 基礎固め+過去問演習。面接・小論文対策も忘れずに。 | (要確認) |
| 筑波大学(医学部) | 共通テスト+二次 | 配点は要確認(男子合格率高い) | 記述+選択、数学・理科が中心 | 男子合格率が高い傾向 | 数学・理科の標準~応用問題演習。記述対策も実施。 | (要確認) |
| 昭和大学(医学部) | 私立独自(科目数少なめ) | 理科2科目、英語、面接・小論文(配点は要確認) | 基礎重視、過去問の傾向が安定 | 男女差が少ない | 過去問を繰り返し。英語長文・理科計算問題の対策を。 | |
| 川崎医科大学 | 私立独自(科目数少なめ) | 理科2科目、英語、面接・小論文(配点は要確認) | 基礎~標準、女性合格率が高い | 女性の合格率が男性を上回る傾向 | 過去問演習。面接・小論文も準備。 | |
| 大阪医科薬科大学(医学部) | 私立独自 | 理科2科目、英語、面接・小論文(配点は要確認) | 教科書全範囲、医学関連分野頻出 | 傾向が年々安定 | 教科書ベースの基礎固め+過去問演習。遺伝・代謝などの頻出分野を重点対策。 |
比較表:国公立と私立、記述重視か選択中心
| 区分 | 国公立医学部の特徴 | 私立医学部の特徴 |
| 科目数 | 6教科8科目(共通テスト+二次)が多い | 2~4科目(独自問題)が中心。小論文・面接のみもあり |
| 配点 | 共通テストと二次の配点比率が大学ごとに大きく異なる | 独自試験の配点重視。推薦・AOの割合が高い |
| 難易度 | 二次試験が難問の大学が多い(東大・京大など) | 基礎~標準レベルが中心。過去問の傾向が安定 |
| 記述/選択 | 記述・論述問題が多い(特に難関大) | 選択式が多く、記述が少ない大学も |
| 男女差 | 大学によって差が大きい(例:筑波大は男子有利) | 男女差が小さい大学も多い(例:昭和大学) |
| 情報 | 共通テストの「情報」が必修化 | 「情報」は不要の大学が多い |
| 推薦・AO | 総合型・学校推薦型の割合が増加中 | 推薦・AOが6割近く(私立全体) |
過去問の使い方・模試の活用法
- 過去問は志望校の出題傾向を分析し、同じ問題を3回以上繰り返すことが効果的。
- 模試は「時間配分の練習」と「苦手分野の洗い出し」に活用。結果表を元に優先順位を明確に。
- 面接・小論文は早めに練習を開始。医学部は特に「医師としての資質」が問われる。
面接・小論文対策の基本
- 面接:MMI(マルチプルミニインタビュー)導入校が増加中。状況判断力・コミュニケーション力を磨く練習を。
- 小論文:医療時事問題への対応力が必須。日頃から新聞・ニュースをチェックし、自分の意見をまとめる練習を。
保護者向け
- メンタルサポート:受験は長丁場。小さな進歩を承認し、プレッシャーを軽減する声かけを。
- 学習環境の整備:静かで集中できる環境を用意。健康管理(睡眠・食事・運動)も大切。
- 情報収集:大学公式サイト・予備校発表の最新情報を親子で共有。疑問点は早めに予備校に相談。
よくあるQ&A
Q1 医学部受験は何科目必要ですか?
国公立は6教科8科目(共通テスト)、私立は2~4科目が中心。大学ごとに異なるため、志望校の要項を必ず確認。
Q2 記述問題が苦手です。どう対策すればいいですか?
東大・京大などは記述力が必須。解答の型を覚え、添削を受けて表現力を磨くことが重要。私立は選択式中心の大学も多い。
Q3 面接・小論文の比重はどのくらいですか?
総合型・学校推薦型では面接・小論文が合否を分けることも。一般選抜でも配点が高い大学があるので、早めの対策を。
Q4 男女で合格率に差はありますか?
大学による。以前のような明確な男女差別はなくなりつつある。今回上げた大学では高知大学・昭和大学は差が小さいが、筑波大学などは差が大きいなどブレがある。自身の志望校ごとにデータを確認してください。
Q5 私立医学部は推薦・AOで合格しやすいですか?
私立大学全体では推薦・AOの入学者が6割近く。ただし、医学部は学力試験も重視されるため、バランスが重要になります
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