2023.12.02

医学部大学受験における得点と合格の壁

医学部大学受験における得点と合格の壁

国公立大学の医学部合格点が80%、それに対し他の学部では70%や60%といった基準が示されていますが、この得点差はどの程度の差異を持つのでしょうか。また、努力次第で克服可能なのでしょうか。

60%と80%の差

これはまさに天と地の差。記述試験においても半分ちょっとを取るか、7割を取るかでは、レベルの違いが顕著に現れます。60%程度の実力では、死ぬ気で勉強しても合格は難しいでしょう。

60%と70%の差

数値的には、努力次第で克服可能に見えます。ただし、共通テストや記述試験で7割を取るには相当な基礎力が必要です。数ヶ月の勉強では合格は見込めず、全体的な問題や体調次第で僅かな得点アップが期待されるかもしれません。

1~2年かけて集中的に勉強すれば60%から70%への上積みは可能ですが、かなりの厳しさが伴います。

70%と80%の差

現実的には多く見られるケースです。医学部に合格できない場合、歯学部や薬学部に進学するか、浪人をする、もしくは仮面浪人して医学部を目指すという選択をすることが一般的です。

しかし、60%から70%の差よりも圧倒的に厳しく、達成するためには多大な努力と高いレベルの問題解決能力が求められます。この差は非常に大きく、逆転させることは難しいです。

この10%の差は大きく、90%を取るための努力を考えると吐き気がするかもしれません。努力だけでは限界があり、この差は膨大な時間とエネルギーを要するものです。

最後に

医学部合格は容易ではありません。ただし、学校の実力テストや模試で英数理の合計が8割を超える場合、合格の可能性は高まります。ただし、この高いレベルに到達するためには、常に緊張感を持ち、徹底的な集中力と努力が求められます。

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