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医学部後期入試の重要性と戦略
医学部受験生の中には、「後期入試を受けるべきか?」と迷う人も少なくありません。後期・Ⅱ期入試は募集人員が少なく、倍率が非常に高くなるため、一見すると非常に厳しい試験のように思えます。しかし、実際には「後期・Ⅱ期入試は思っているほど難しくない」という側面もあります。本記事では、医学部後期入試の意義や受験のメリット、戦略について詳しく解説します。
1. 医学部後期入試を受験するメリット
1-1. 集中力を維持しやすい
医学部入試直前の時期は、誰もが最も集中力を高めて勉強している時期です。前期・Ⅰ期入試が終わると、受験生は一度気を緩めがちですが、後期・Ⅱ期入試を目標にすることで、集中力を維持しながら学習を続けることができます。
また、もし今年の医学部受験で満足のいく結果を得られなかった場合、後期・Ⅱ期の勉強を続けた経験が来年の受験に大きく役立ちます。試験直前の勉強の密度は非常に重要であり、これを維持することは大きな強みとなります。
無駄になることなんて一つもありません。受験料が無駄だって?来年浪人するほうがよほど無駄だろ。腑抜けたことを抜かすな。浪人することになったとしても来年どこかの塾で何かの講座を追加するよりよっぽどいい投資ですよ。手当たり次第にすべて受けろと言っているわけではありません。後期の試験は特殊ですから自分に合った試験をやっている大学を探して最後までやり遂げてください。
1-2. 実戦経験を積める
医学部受験は非常に特殊な試験であり、受験の回数を重ねることで試験慣れし、実戦力を高めることができます。特に、後期・Ⅱ期入試では出題傾向や試験形式に慣れることができるため、来年再チャレンジする場合でも大きなアドバンテージになります。特に前期で面接を体験できなかった場合、後期で一次を突破できれば非常にいい経験になります。来年を見据えたときでさえも大きなアドバンテージになります。
1-3. 高倍率でも実質倍率はそこまで高くない
医学部の後期試験は倍率が非常に高く見えますが、実際には出願する受験生のすべてが本気で合格を狙っているわけではありません。たとえば、国公立医学部の合格可能性が高い人や、すでに前期で合格を得ている人は、後期試験を真剣に受験しないこともあります。そのため、実際の合格ラインは想定よりも低くなる可能性があるのです。
1-4.後期日程まで頑張れるメンタルを持っている人は意外と少ない
そもそも受験を始めるときに誰も後期日程のことを見据えて受験を始めません。前期で受かれば後期はないわけですから当然です。そうすると二月の中旬くらいでみんな集中力は切れ、精神的にも体力的にも後期日程を戦えるメンタルを保っている人は意外と少ないのです。しかも医学部受験は意地でも決めきらなければいけないわけでもなく浪人が当たり前という良からぬ風潮があります。みんなそれに甘えて受験を放棄してしまうのです。
2. 医学部後期入試のスケジュールと受験戦略
2-1. 主要大学の後期入試日程
2025年度の私立医学部後期試験の日程は以下の通りです。
- 3月1日:埼玉医科大学、昭和大学、関西医科大学
- 3月4日:日本大学、金沢医科大学
このうち、3月1日は高校の卒業式と重なることが多く、現役生は受験か卒業式かの選択を迫られます。関東の受験生は埼玉医科大学や昭和大学、関西の受験生は関西医科大学を選ぶケースが一般的です。また、3月4日は日本大学と金沢医科大学の試験が重なります。学力に自信がある受験生は日本大学、理科に自信がない受験生は理科のない金沢医科大学を受験する傾向があります。
2-2. 試験科目の確認
後期入試の特徴のひとつとして、大学ごとに試験科目が異なる点があります。特に、金沢医科大学は英語と数学のみで理科が課されないため、理科に苦手意識がある受験生にはチャンスです。しかも数Ⅲもありません。ただし、英語と数学の得点で失敗しないように注意が必要です。
また、金沢医科大学では2025年度から各科目に基準点が設けられ、一定点数に満たない場合は不合格となる可能性があります。受験の際には、必ず各大学の試験科目や基準点を確認しておきましょう。
2-3. 前期の過去問は解くべき?
後期試験の受験生からよく聞かれるのが、「前期の過去問を解くべきか?」という質問です。結論としては、解いておくことを推奨します。最新の出題傾向や難易度を把握することは、後期入試においても有利に働きます。
また、「前期を受験していないと後期で不利になるのか?」という疑問もありますが、これは誤解です。前期と後期は別々に合否が判定されるため、前期を受験していなくても不利になることはありません。
3. 高倍率の医学部後期試験をどう戦うか?
3-1. 倍率に惑わされない
医学部後期試験は倍率が高く見えますが、実際には「見かけ上の倍率」であることが多いです。たとえば、慶應義塾大学医学部の最終合格倍率は7.5倍ですが、金沢医科大学の一般後期の最終倍率は86.9倍です。しかし、どちらが難しいかといえば、多くの受験生が慶應義塾大学と答えるでしょう。倍率よりも、自分に適した大学や問題傾向、ライバルは誰かを考慮することが重要です。
3-2. 後悔しないために最後まで挑戦する
受験はもう終わりと考えている受験生もいるでしょう。しかし、合格の可能性があるなら、最後までチャレンジする価値は十分にあります。もし後期入試を受けなかったことで「もう少し頑張れたかもしれない」と後悔することがあるなら、受験を考えてみるべきです。
また、「今年合格できなかったら浪人する可能性がある」という受験生も、後期入試を受験することで来年の受験に向けた貴重な経験を積むことができます。
3-3.今こそ復習を徹底して
この時期まで受験をやりぬいた人たちはかなり脳が疲弊しています。それに加えて試験対策に追われるにあたって今まで出来ていたことが抜け落ちていることがかなりあります。後期日程が始まる前に再度自分のニガテだったところ、前期試験で取りこぼしたところを徹底して復習してください。これによりパフォーマンスが急激に上昇します。もし仮に浪人することになってもこの復習をすることで来年のスタートダッシュが全然変わってきます。
まとめ
医学部後期・Ⅱ期入試は、倍率が高く厳しい試験に思えるかもしれませんが、実際には集中力を維持し、実戦経験を積み、適切な戦略をとることで十分にチャンスがあります。最後まで粘り強く挑戦し、自分にとって最善の道を選んでください。後期入試に挑戦したことを後悔することはほとんどありませんが、受験しなかったことを後悔することはあるかもしれません。ぜひ最後まで全力を尽くしてください。