国立大学医学部への挑戦：本当の学力を身につけよう
医学部への進学を目指す学生にとって、入試は数学、理科、英語など理系科目が主体ですが、一部の国立大学では国語の試験も行われています。しかしながら、どの国公立の試験も一次試験の共通テストと比べると難易度が高いと言われています。
一方で、国立医学部の入試においては、科目ごとの配点の差がないことが多いため、どの教科も均等に勉強する必要があります。国立医学部に合格するためには、私立医学部に合格する学力とは少し異なる次元の学力が求められます。
予備校の中には、私立医学部への合格者が多い一方で、国立医学部への合格者は少ないところもあります。国立医学部への合格は、一次元上の実力が必要であり、上位の私立医学部においても国立医学部受験者が優秀な成績を収めることがあります。
数学に関しては特に、本当の理解と表面的な理解との差が大きく現れる科目です。数学は解法を覚えるだけでなく、論理的思考力や問題解決能力を養うことが重要です。国立大学の二次試験では、時間を与えて自分の論理を展開する試験形式が採用されています。ここで本当に理解しているかどうかが試されるのです。マークシート方式のテストとは一線を画します。
国立大学医学部に合格するためには、ただ問題を解くだけでなく、本当の学力を身につけることが重要です。私立医学部向けの学習と国立大学医学部向けの学習は異なるものであり、本当の学力を付けることが目指すべき道です。
