【後期入試】埼玉医科大学後期試験攻略ガイド ─ 学費と試験対策のポイント解説
こんにちは、医学部受験生の皆さん。今回は埼玉医科大学後期試験に焦点を当て、学費から試験対策のポイントまで詳しく解説していきます。
まず、埼玉医科大学の学費は6年間で37,000,000円と、私大医学部の中では上位5番目以内に入る高額なものです。この点が敬遠されがちな要因の一つですが、その裏には後期試験が超狙い目であるという魅力が潜んでいます。
後期試験は昭和や学費の安くなった関西医科と試験日が重なりますが、その分競争率が低くなり、合格のチャンスが広がります。この時期にしっかりと試験対策を行うことで、他の受験生と差をつけることができるでしょう。
1次試験はオールマークシート方式で、英語70分、数学50分、理科2科目90分という変則的な試験時間になっています。英語の試験時間のみ長いのは英語の配点が150点でかつて英語が重視されていた時代の名残です。現在は英語100点、数学100点、理科2科目200点のフラット型配点に変更されています。
試験時間は短めで手早く処理することが求められ、特に英語はスピード勝負となります。そのため、過去問の対策がしっかりできている受験生が有利になります。大学のデータによれば、英語の平均点が他の科目よりも高い傾向があり、これはしっかりと対策をした受験生が多いためと考えられます。
埼玉医科大学は年齢差別の噂もあった時期がありましたが、昨年は22歳以上の入学者が10人と全体の7.7%を占めています。20代や30代の生徒が合格しており、面接でしっかり準備をすれば年齢を気にする必要はないでしょう。
次に数学対策について。数学では微分・積分、場合の数・確率、三角関数が頻出分野となっています。特に微分・積分は毎年のように出題され、難易度も高いため注意が必要です。過去問を解いて出題傾向を把握し、苦手な分野があれば徹底的に対策をしておくことが大切です。試験時間が60分と短いため、時間内に解く練習も欠かせません。
最後に英語対策について。埼玉医科大学の英語は難易度がそれほど高くないため、超難問や奇問に対する対策は不要です。文法の単独問題や会話文の穴埋め問題が主体であり、長文問題も英文を読む量が多い傾向があります。したがって、速読と読解力を鍛えておくことが重要です。標準レベルの問題集を利用して、多くの英語問題を解く練習を行い、英文の多さに慣れておくと良いでしょう。
埼玉医科大学後期試験は学費の高さを差し引いても、その独自の特徴と合格の可能性から見ると、十分に狙い目と言えるでしょう。試験対策を着実に進め、自分の実力を存分に発揮できるよう準備していきましょう。
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