【医学部受験専門個別指導塾 東京都世田谷渋谷予備校 医進塾プレメディスタ オンライン授業対応】
もうこの話題にも飽きてきましたね。ハッキリ言って大学受験生の年齢ともなれば自分で決めるべきです。外野がとやかく言うことではありません。どこぞのヨットスクールではないのですから気合と根性の精神論を振りかざしビシバシって時代ではありません。医学部に行くなんて高い目標を掲げていれば自堕落な生活はしていないはず。それでももやもやすることはあるでしょう。少し意見を深ぼってみましょう。
大晦日・元旦に勉強はするべきか?迷う受験生への提案
年末年始が近づくと、受験生の間で毎年議論になる話題があります。それは、「大晦日や元旦に勉強をするべきか、それとも休むべきか?」という問題です。特に大晦日や元旦は新年を迎える日でありながら、受験直前の貴重な時間でもあります。この時期をどのように過ごすかは、受験の成果に少なからず影響を及ぼすでしょう。
ここでは、両方の立場から考え、それぞれのメリットとデメリットを整理しつつ、最適な年末年始の過ごし方を提案します。
勉強を「するべき」派の意見とその根拠
受験業界では、「元旦も勉強を休まないほうが良い」との声があります。その主な理由は次の通りです。
1. 習慣を維持できる
毎日勉強する習慣を崩さないことで、勉強のリズムが維持されます。特に直前期は、わずかな気の緩みが成績に響く可能性があるため、通常のペースを保つことが重要です。
2. 競争意識を持続
元旦に休むことで、他の受験生が勉強しているかもしれないという焦りを感じる人もいます。逆に、元旦でも勉強を続けることで、他者との差を広げられるという安心感が得られる場合も。
3. 短期記憶の強化
この時期にインプットした知識や問題解決の感覚は、共通テストや入試本番に直結します。元旦を活用すれば、その分試験直前までに確認する内容を減らすことができます。
「休むべき」派の意見とその根拠
一方で、「元旦は勉強を休むべきだ」と主張する意見も根強く存在します。以下はその代表的な理由です。
1. 心のリフレッシュが必要
受験勉強は、集中力と精神力を多く消費します。元旦のような特別な日には、あえて勉強から離れることで心に余裕を取り戻す時間を持つことが大切です。適度な休息は、結果としてその後の勉強効率を高めるでしょう。
2. 視野が狭くなるリスクを回避
休むことで、勉強への向き合い方を見直すきっかけが得られる場合もあります。休みなく勉強を続けていると、問題に対する視点が硬直化し、柔軟な発想がしにくくなることがあります。
3. 家族や友人との時間を大切に
元旦は、多くの人にとって家族や友人と過ごす特別な日でもあります。心温まるひとときは、受験勉強の孤独感を癒し、モチベーションの回復につながることがあります。
午前中だけ休み、午後は軽く勉強を再開
「午前中だけ休み、午後は軽く勉強を再開した」というような、柔軟なスケジュールを取る人が多くいます
漫画『ドラ〇ン桜』でも、「元旦は休んだほうが良い」と推奨しています。理由は「スイッチを切り替える必要があるから」。休みを取ることで、視野を広げたり、新たな発見を得たりする効果が期待できるとされています。
ただ作中の主人公は休めと言われつつも結局勉強したくなってカフェで勉強を始めていました。受験生ともなれば差し迫った受験を無視することは難しく勉強していることが一番落ち着くのです。
目の前の共通テストや医学部受験を無視できるわけがありませんからね。大晦日の夜や元旦の午前中は家族の時間やテレビを楽しみ午後からは切りかえて勉強する。くらいがいいバランスかもしれません。
年末年始に避けるべき3つの習慣
受験直前期に特に気をつけたいのが、以下のような悪習慣です。
1. 大晦日の夜更かし
紅白歌合戦やカウントダウン番組を見て、つい夜更かしをしてしまう人がいます。しかし、睡眠不足は脳の働きを著しく低下させます。初詣で夜更かしをするのも避けるべき行動のひとつです。この行動はただ勉強しないよりも始末に負えません。勉強しないならせめて寝ましょう。
2. 豪華な食事
お正月のご馳走は魅力的ですが、高脂肪・高タンパクの豪華な料理は胃腸に負担をかけます。消化不良が勉強の集中力を削ぐ原因になるため、適度な食事を心がけましょう。ただまだ若いので多少のやんちゃは内臓も許してくれるでしょう。
3. 反省に陥る
この時期に1年間を振り返り、「あれもできなかった」「これもできていない」と自己反省をしすぎると、不安感が増し、学習効率が下がります。不安に焦点を当てるのではなく、前向きな気持ちを持ちましょう。医学部受験においてメンタルをたもつことは非常に大切です。根拠の無い自信に満ち溢れているくらいで丁度いい。慢心はよくありませんがあのときああすりゃよかったなどと反省会を開くのは受験が終わってからで。
おすすめの年末年始の過ごし方
1. メリハリをつけた計画
年末年始だからといって特別なことをする必要はありません。むしろ、普段通りのスケジュールを意識しつつ、短時間のリフレッシュを挟むと良いでしょう。
2. 勉強と休息のバランスを取る
元旦の午前中は完全に休み、午後に軽く復習をするといった方法もおすすめです。「休む時間」と「学ぶ時間」をあらかじめ決めることで、メリハリのある1日が過ごせます。
3. 軽い運動や瞑想
心を落ち着けるための軽い運動や瞑想を取り入れることで、集中力を高めることができます。特に大晦日や元旦の朝は、深呼吸をしながらリラックスする時間を持つと良いでしょう。
まとめ:自分に合った方法を選ぶ
元旦に勉強するかどうかは、最終的には個人の価値観や体調によります。重要なのは、自分にとって最適な選択をすること。休むべきと感じたらしっかり休み、勉強をしたいと思えば無理のない範囲で行いましょう。
この年末年始を有意義に過ごし、志望校合格に向けて最善を尽くしてください。