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帝京大学医学部の入試:特殊な入試形態と対策
帝京大学医学部:他大学と競合日は大チャンス?!3日間の受験という特殊な入試形態と対策
帝京大学医学部の入試形態は、他の大学とは異なり、独自のスタイルを持っています。この記事では、入試の特徴と対策について詳しく紹介します。
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3日間の自由選択式入試
帝京大学医学部の入試は、まず3日の中から好きなだけ受験する日を選べるという特徴があります。1日だけ受けるもよし、3日間連続で受験するもよし。しかし、その中に必ず当たり日(試験が簡単な日)があり、他の大学の入試と被っていることが多いのです。この当たり日は難易度が他と異なり、受験生にとって厄介なポイントとなります。今年もあるとは保証はできませんが…
しかし3日受けられるということがかえって厄介だったりします。自分が受けなかった日が当たり日であれば後悔は避けられません。
ですが当然ほかにも試験はありますし、医学部受験生は共通テストからほぼ休みなしで入試が続いています。体力の限界を超えてしまえば試験のパフォーマンスが下がります。それでは意味がありません。難しい判断を迫られます。
科目と試験概要
- 受験科目: 英語、2科目の自由選択(数学(数3除く)、物理、化学、生物、国語(現代文のみ))
- 試験時間: 英語60分(100点/300点)、自由選択120分(200点/300点)
帝京大学医学部は文系の生徒でも余計な勉強を抑え、国数英で合格する生徒がいるという点で非常に特殊な大学です。入学してから全く理数系ができないと大変苦労することにはなるでしょうが
一次試験の難易度と対策
一次試験は難易度が易-中、所々に難問が出題されるとされています。しかし、その難問もゆっくり状況整理をしていけば解ける問題とのこと。具体的な教科に焦点を当ててみましょう。
英語
- 試験時間:60分
- 難易度:普通
- 目標値:合格ラインの7割以上
英語はさまざまな選択教科の中で唯一の必須科目。難易度は普通で、きちんと勉強してきた受験生なら合格ラインの7割には余裕で到達できるとされています。
自由選択科目(化学・生物)
- 試験時間:120分
- 化学:基礎的な知識問題から発展的な問題まで
- 生物:たまに出る特殊な問題や全て選ぶ系問題
帝京大学の特徴的な点は、化学の無機の知識が他の大学に比べてかなり細かく出題されること。ただし、無駄な努力を避けるため、帝京大学だけのために無機を特別に勉強するのは控えるべきとのアドバイスがあります。ほかにも大学は受けるわけですから。生物も特殊な問題が出ることがあるため、過去問を解きながら知識を蓄えておくことが大切です。
二次試験:小論文と面接
- 小論文: 意見を早めにまとめて書き上げることが重要
- 面接: 一般的な質問が主体
二次試験は一次試験と同じく帝京大学板橋キャンパスで行われます。小論文は時間に余裕を持たせ、面接では一般的な志望理由やなぜ帝京を選んだかについて論理的に説明することが求められます。
帝京大学医学部の入試は他の大学と異なる独自のスタイルを持っていますが、しっかりと対策を講じ、自分の強みを最大限に発揮できるように心掛けましょう。頑張ってください!