2026.02.28

後期入試:日本大学医学部N方式(2期)

後期入試:日本大学医学部N方式(2期)

国公立大学の前期日程が終わりました。多くの受験生がほっと一息つく一方で、医学部受験生の戦いはまだ終わりません。進学の可能性は後期試験でも意外と高く、後期まで多くの受験生が粘ります。もちろん私立医学部の後期入試は募集枠が少なく、どの大学に出願するか悩むことも多いものです。日本大学医学部のN方式(2期)は2022年から開始された、独自の立ち位置を持つ試験として知られています。

全学部統一問題がもたらす「高得点勝負」という現実

日本大学医学部のN方式(2期)における最大の特徴は、医学部単独の試験問題ではなく、他学部と共通の「全学統一試験」を利用する点にあります。この仕組みにより、一次試験の問題そのものの難易度は、一般的な私立医学部専願の難問と比較すると、医学部受験生にとっては極めて平易に感じられる水準に設定されています。

そのため、この試験は必然的にハイレベルな「高得点勝負」の様相を呈します。基礎から標準レベルの問題で構成されているため、過去に一度は解いたことのあるような典型的な問題が並びます。ここで差がつくのは、未知の難問を解き明かす深い思考力ではなく、誰もが正解できる基本的な問題を一つも落とさないという正確性です。

試験の時間がシビア

N方式(2期)の一次試験は、全問マークシート方式で行われます。時間割としては、午前中に理科(2科目)、午後に数学と英語が配置されるスケジュールが組まれています。

前述の通り、一つ一つの問題の難易度は比較的低めであるものの、試験時間は非常にシビアに設定されています。特に数学や理科における計算問題、あるいは英語の読解において、少しでも手が止まると最後まで解き切ることが難しくなる分量となっています。そのため、スピード感のある問題処理能力と、迷わず瞬時に正解を導き出す反射神経が結果を大きく左右する試験構造になっています。

マンモス日大:前期ほどの試験会場ではないが多い

日本大学は全国に多数のキャンパスや付属施設を有しており、N方式(2期)の試験会場もそのスケールメリットを活かした配置となっています。具体的には、日大キャンパスや施設のある東京(4カ所)、神奈川、千葉、福島の各会場で受験することが可能です。地方のホテルや大会議室を借り上げて20以上の地で開催していた前期ほどではありませんがそれでも全国に点在する日大キャンパスをフルに活用してきます。静岡のキャンパスは使ってません。

余談ですがマンモス日大ですが大学入学後に他キャンパスの学生同士でかかわりを持つことはあまりないのが実情です。いわゆるビルキャンが多く学部学科でバラバラなため横のつながりがありません。

まとめ

日本大学医学部のN方式(2期)は、難解な思考問題ではなく、盤石な基礎力と処理スピードを高い次元で問う試験です。後期入試というプレッシャーの大きい時期において、これまで培ってきた基礎的な知識をいかに正確かつ迅速にアウトプットできるかが、合否を分けるポイントとなります。受験生の皆様が、ご自身の実力を存分に発揮できることを願っております。

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