愛知医科大学共通テスト利用入試の二次試験
愛知医科大学の共通テスト利用入試における二次試験は、面接のみが課されます。小論文の試験はありませんので、面接に集中することになります。
愛知医科大学共通テスト利用入試の二次試験の特徴
面接は単なる形式的なものではなく、非常に重要な位置づけとなっています。大学側の公表によると、「面接の評価が著しく低い場合」や「得点・評価が著しく低い科目等がある場合」には、総合点がボーダーラインを超えていても不合格となる可能性があります。
つまり、共通テストで目立つ苦手科目がある受験生は、面接の場でその理由について質問されることを想定しておく必要があります。例えば「なぜこの科目の点数が低かったのか」と聞かれた際に、納得のいく説明ができるかどうかが問われるのです。
医学部は国家試験に合格してもらわないと困るわけです。至らない成績のある受験生は、面接でその科目も問題なさそうだと判断されなければ、総合点に関わらず適正なしとみなされるでしょう。
共通テストボーダーは約85%
愛知医科大学共通テスト利用入試のボーダーラインは、例年約85%程度とされています。これは国公立大学医学部の合格ラインとほぼ同じ水準です。
この高いボーダー設定からは、大学側の意図が読み取れます。国公立医学部にチャレンジしたものの、わずかに届かなかったという優秀な受験生を積極的に受け入れたいという狙いがあります。
面接の形式と雰囲気
愛知医科大学医学部の二次試験における面接は、個人面接形式で実施されます。面接官は2名から3名、受験生は1名という構成で、所要時間は15分から20分程度となっています。
面接の雰囲気については、比較的厳しめです。和やかな雑談のような雰囲気ではなく、しっかりとした質疑応答が求められる傾向にあります。受験生の医師としての適性や人間性、大学への志望動機などが深く掘り下げられます。
面接でひっくり返る可能性も
この面接試験の最大の特徴は、合否を大きく左右する力を持っているという点です。共通テストでボーダーラインをクリアしていれば、面接の出来次第で合格を勝ち取ることも十分に可能です。逆に言えば、面接での評価が低ければ、共通テストで高得点を取っていても不合格となる可能性があります。
この仕組みは、単に学力だけでなく、医師としての適性や人間性、コミュニケーション能力を重視する大学側の姿勢を反映しています。医学部入試において、知識だけでなく人物評価が重要視される傾向は年々強まっており、愛知医科大学もその例外ではありません。
共通テストの苦手科目への向き合い方
前述の通り、共通テストで特定の科目の得点が著しく低い場合、面接でその理由を問われる可能性があります。ただ点数が低かったという事実だけでなく、その背景や、それにどう向き合ってきたのかという姿勢が見られているのです。
例えば、ある科目が苦手であっても、それを克服しようと努力した過程や、他の科目でどのようにカバーしたかなど、自分なりの説明ができることが大切になってきます。面接官は、受験生の問題解決能力や自己分析力も見ているのかもしれません。
最後に
愛知医科大学の共通テスト利用入試は、高い学力基準を満たした受験生に対して、面接を通じて医師としての適性を見極める試験です。共通テストで優れた成績を収めることは必須条件ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に面接での評価が重要になります。


