2024.05.25

日本医科大学医学部医学科の入試攻略法 :数学

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日本医科大学医学部医学科の入試攻略法

日本医科大学医学部医学科を目指す受験生にとって、一次試験と二次試験の対策は非常に重要です。一次試験では60%程度の得点が必要であり、二次試験では小論文やグループ討論、面接が待ち受けています。この記事では、特に数学に焦点を当てながら、入試対策について詳しく解説します。

一次試験の概要

一次試験は、英語(300点)、数学(300点)、理科(200点×2=400点)の合計1000点満点です。問題の難易度は高く、特に数学は私立医学部の中でも最難関とされています。

数学の試験内容と対策

数学の特徴と難易度

数学は年度によって難易度が変動します。出題形式は大問5題で、数学I、II、III、A、Bから幅広く出題されます。問題は融合問題が多く、典型問題はほとんど出題されません。見慣れない問題設定が多く、処理能力や難易度の見極めが求められます。

勉強法と受験対策

  1. 教科書の内容を定着させる:
    • 教科書に書かれている公式や定理をスラスラと出てくるようにしましょう。例題を完全にマスターし、定理の証明・導出ができるようにすることが目標です。
  2. 問題集を反復練習:
    • 基礎学力を仕上げるために、教科書レベルの問題集を反復練習します。次に、標準レベルの入試頻出問題の定型解法を身につけ、何周か繰り返して何も見ずに解けるようにします。
  3. 難関国立大学レベルの問題に挑戦:
    • 難関国立大学の問題にも取り組み、定型解法をマスターします。特に旧帝大の問題などが有効です。
  4. 過去問の活用:
    • 最低5年分の過去問に挑戦し、実際の入試問題に慣れましょう。初めは120分、180分かけて解き、慣れてきたら90分で解く練習をしましょう。

時間と傾向

試験時間:90分

大問:4題

傾向:1題の計算量と問題量が多く完答は非常に難しいです。6割程度の得点が合格ラインとされています。

出題範囲と頻出分野

日本医大の数学は、数IIIの割合が非常に高いのが特徴です。大問4問中3問が数IIIという年度もあります。数IIIはI、II、A、Bの総まとめ的な部分も含むため、全分野にわたって高い学力を身につけておくことが必要です。

出題量と時間配分

90分で大問が4題です。1題の計算量と解答量が多いため、全問を解ききるのは難しいです。6割程度解ければ合格ラインに達します。

出題形式と解答形式

出題形式は半分が穴埋め、半分が記述です。大問の中の小問が並立していることが多く、同種の問題でも異なるアプローチが必要です。解答形式は結果のみ記入するものや、図解を交えて記述するものもあります。

攻略のポイント

  1. 問題集を反復練習する
    • 教科書レベルの問題集を反復練習し、次に標準レベルの問題集に取り組みます。『黄チャート』などの問題集を使用し、グラフや図を描きながら考える習慣をつけましょう。
  2. 発想力を鍛える
    • 難関校の問題を解きながら、発想力を鍛えます。『チェック&リピート』や『青チャート』、『1対1対応の数学』などの問題集を活用しましょう。
  3. 過去問を活用する
    • 過去問を5年分以上解き、時間配分や難易度に慣れます。初めは時間をかけて解き、慣れてきたら90分で解く練習をしましょう。

まとめ

日本医科大学の数学試験は非常に難易度が高く、特別な対策が必要です。教科書の内容をしっかりと理解し、問題集を反復練習することが基本です。さらに、過去問を活用し、実際の試験形式に慣れることが重要です。

二次試験対策

小論文

小論文は論理的な思考力と表現力が求められます。過去の出題傾向を分析し、時間内にまとまった文章を書く練習をしましょう。

グループ討論と面接

グループ討論では他の受験生との協調性やリーダーシップが見られます。面接では自己PRや志望動機を明確にし、医師としての適性をアピールすることが重要です。

日本医科大学医学部医学科の合格を目指す

日本医科大学医学部医学科の合格を目指すためには、徹底した基礎力の養成と高難度の問題への対応力が求められます。特に数学は難易度が高いため、教科書レベルから難関国立大学レベルまで幅広く学習し、過去問対策も万全に行いましょう。

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