2024.04.25

昭和大学が昭和医科大学へと校名を変更

昭和大学は昭和医科大学へと校名を変更

昭和大学から昭和医科大学へ

昭和大学―その名前からはどんな大学なのか想像がつきませんが医療に関する多岐にわたる学部を有する総合大学です。あまりに簡易的なその名前は全国的にはあまり知られていません。首都圏を離れると、その知名度は更に低いと言えるでしょう。医療系大学としての威厳をもつべくこの度昭和医科大学へ校名変更が決まりました。

そこで、昭和大学はより多くの受験生を集めるために、大阪や福岡などの試験会場を設けていました。しかし、九州地域での募集広告や試験会場の設置にも関わらず、知名度の向上には限界があるようでした。そのため、昭和大学は大きな決断を下しました。

令和7年4月1日をもって、昭和大学は昭和医科大学へと校名を変更します。この変更により、全国的な知名度向上を目指し、より多くの受験生に昭和医科大学の存在を知ってもらうことを期待しています。

新たなキャンパスの整備も発表

また、創立100周年記念事業の一環として、新たなキャンパスの整備も発表されました。2027年4月1日に開設されるこの新キャンパスは、神奈川県川崎市鷺沼に位置し、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の学生が学ぶ予定です。これにより、より充実した教育環境が提供されることが期待されます。

現在の旗の台キャンパス、横浜キャンパス、洗足キャンパスについては、新キャンパスの開設に伴ってどのような変化があるのかについてはまだ発表されていません。しかし、昭和医科大学はより一層の発展を目指し、医療分野でのさらなる貢献を果たすための準備を進めています。

校名変更、キャンパス移転で人気や知名度は向上するか

正直あまり変わらないと思います。昭和大学を志望していた受験生も特段気にする必要はないでしょう。むしろ九州地方での試験会場設置の見送りを検討していることからも倍率はかえって低下する可能性すらあります。

またキャンパス移転も東京から神奈川への移転がマイナスに働いてしまう可能性もあります。

現在大学では都心回帰の傾向が続いており青山学院大学や法政大学も少しずつ都心のキャンパスへと学部を移転させています。現在都市部の大学移転は原則禁じられているため数は限られていますが今後その計画に見直しが入る予定で今後はさらに都市部へ大学が増えることが見込まれます。

生徒側としても田舎暮らしを強いられるよりも都市部での生活を望むため偏差値にも影響します。

あまり旗の台と鷺沼で遠くはありませんが詳しくない人にとっては東京と神奈川の差は大きく映るかもしれません。最も受験生からどう映るかはまだわかりませんが。

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