東京医科大学医学部の面接対策完全ガイド
東京医科大学医学部の面接は、総合的なアプローチで受験生の人間性や医学に対する志望動機を見極めるためのものです。今回は、その詳細な面接内容や対策について解説していきます。
面接概要
- 時間: 15~20分程度
- 形式: 個人面接(MMI形式を含む)(受験生:1人 面接官:2人)
- 配点: 40点
MMIとは?
MMIは「マルチプル・ミニ・インタビュー」の略で、複数の課題を用いた面接試験です。提示されたシチュエーションに対して、受験生がどう対処するかを問われます。
面接形式
面接は体育館で行われ、3人の面接官との対話が行われます。雑談のような和やかな雰囲気で進行し、圧迫感は基本的にありません。
面接対策ポイント
1. 小論文の準備
小論文では、日本語と英語の課題が出題されます。英語は課題文の要約と意見をそれぞれ約100語でまとめ、日本語は課題文を読んで自分の意見を400字以内で表現します。考えさせる問題が多いため、知識を軸に意見を展開できるように準備しましょう。
2. 面接の一般的な質問
面接は約15分で、医師志望理由や本学志望理由に関する一般的な質問が中心です。面接官は3名で、和やかな雰囲気の中で質問が進行します。MMI形式の質問も出題されますので、様々な質問に対して柔軟に対応できるようにしましょう。
3. 待ち時間の活用 体調管理に注意
順番によっては待ち時間が数時間に及ぶこともあります。面接対策の準備をするのがおすすめです。事前に提出した調査書に基づいた質問も多いため、自分の生活態度や医学部志望についてしっかりと振り返っておきましょう。また試験会場は体育館などで実施されることが多いようです季節的に寒いですからしっかり防寒してください。今後も国立や慶応などの試験が控える中で体調は崩せません。
4. 突っ込んだ質問に備える
一般的な質問に留まらず、突っ込んだ質問が出ることもあります。特に医学部志望理由については深く追求されることが多いため、単純な回答ではなく、熟考して臨むことが重要です。
おわりに
東京医科大学医学部の面接は総合的なアプローチが取られており、しっかりとした準備が必要です。小論文やMMI形式の質問に対して、柔軟かつ自分の考えを明確に伝えられるように心掛けましょう。また、待ち時間や控え室での雰囲気も大切にし、冷静な対応が求められます。医学部への合格に向けて、充実した面接対策を行ってください。