東邦大学医学部の2次試験攻略法:面接とグループ討論
東邦大学医学部では、小論文が課されず、2次試験は面接のみで構成されます。この面接は通常のものとは異なり、4回の個人面接とグループ討論が行われる、独自の形式を取っています。
東邦大学医学部の面接概要
個人面接(MMI)
個人面接は、4つの部屋で行われ、受験生が順に各部屋を回ります。各部屋では異なる課題が用意され、受験生はその場で取り組むことになります。基本的にはMMI形式(Multiple Mini Interviews)と考えられますが、やや複雑な課題が出されることもあります。小論文がない分、この面接が合否を左右するポイントとなります。
グループ討論
個人面接を終えると、最後にグループ討論が待っています。ここでは、受験生4人が1つのグループを構成し、与えられたテーマについて討論します。2人の面接官が討論を見守り、グループ全体で結論を出すことが求められます。ディベートではなく、協力してスムーズな進行を心がける必要があります。
個人面接の対策ポイント
- MMI形式への対応:
- 複数の課題に対して柔軟かつ論理的に対応できるよう心構えを持ちましょう。
- 時事ネタへの対応:
- ニュースや新聞をチェックしており、時事ネタに対する基本的な知識を身につけておくと良いでしょう。
- 自己アピールシートの準備:
- 自己アピールシートにはなぜ東邦大学医学部を志望するのかという理由を明確に記載する必要があります。
グループ討論の対策ポイント
- グループでの協力:
- ディベートではなく、全体が一致した結論に達することが求められます。
- 意見を主張する柔軟性:
- 自分の意見をしっかり主張する一方で、柔軟な姿勢も見せることが大切です。
- スムーズな進行:
- 議論がスムーズに進むよう注意深く参加し、全体の進行を助けましょう。
最後に
東邦大学医学部の2次試験は、他の医学部とは異なる独自のスタイルを持っています。面接やグループ討論に臨む際には、自分の意見を明確に表現する力と協力する柔軟性が求められます。また、時事ネタにも敏感になり、自己アピールシートの記入も慎重に行いましょう。志望校に合わせた準備を着実に進め、自信を持って臨むことが合格への鍵となります