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どうすれば多浪は防げるか。浪人生活の成功への道:授業と自習のバランスを見直そう
受験生にとって、授業だけでなく自習時間の使い方も非常に重要です。医専塾で毎年多くの生徒を指導している経験から効果的な自習の方法とよくある失敗についてお話しします。
1日の勉強時間の内訳
浪人生で塾通いをしている人の授業時間は平均で5時間程度でしょう。それを含めどれくらい浪人生勉強すればいいのでしょうか。おおよそ授業を含め1日10時間以上です。つまり自習時間は約6時間、1日の勉強時間の5割強程度を占めます。この自習時間の使い方が合否を分けると言っても過言ではありません。
よくある失敗とその対策
失敗の原因①:スタートダッシュに遅れる
浪人を決めると、受験までの期間が延びたことで心に余裕ができ、スタートが遅れることがあります。しかし、現役生は既に本腰を入れて勉強しているため、遅れを取ってはいけません。自分より上のレベルに追いつくために、早めにスタートを切ることが重要です。
失敗の原因②:自己分析の甘さ
受験に落ちた理由や合格レベルに達しなかった原因を分析せずにやみくもに勉強するのは勿体ないです。現状と第一志望校とのレベルの差、現役での受験勉強の反省点を考え、1年間のスケジュールを立て直しましょう。昨年受けた大学の問題で自分がどこがとけていないかを完璧に把握しもし同じ問題が出たとしたら完答できるようになりましたか?そもそもキチンと成績開示をしたうえで自分で昨年受けた大学の解答を作り直し公開されている解答と照らし合わせてましたか?意外とこれができていません。昨年落ちた大学の問題を完璧に溶けるようにしてください。そういう抜け漏れがあるとまた落ちます。多浪ロードに足を踏み入れてしまいます。
浪人生が勉強時間を増やすための行動
①:早起きをして一日のスケジュールを習慣化する
学校がないと夜更かしをしがちですが、早起きを心がけ規則正しい生活を送ることをおすすめします。受験当日は朝から試験があるため、体内のリズムを整えておくことが効果的です。浪人生は生活リズムが崩れがちですが試験で眠くてパフォーマンスが出せないでは笑えない結果です。
②:目標設定は細かくする
志望校合格という大きな目標を立てたら、模試の判定や偏差値の目標、問題集を何周するかなど細かく設定しましょう。小さな目標を達成することで自信がつき、モチベーションを維持できます。
③:短い時間でも勉強してみる
浪人生とはいっても模試があったりして疲れる日もあるでしょう。でもそんな時でも必ず最初は短時間だけでも机に向かってみましょう。短い時間から始めることで次第に習慣化し、長時間の勉強も負担に感じなくなります。模試の解答を作成して答えと照らし合わせる。鉄は熱いうちに打てですね。
自習時間の使い方で合否が決まる
自習時間の質を高めるためには無駄な時間徹底的に減らすことが大事です。無駄な時間の最大の原因は悩み過ぎです。適切な難易度の問題に適切な時間をかけ、復習に重点を置きましょう。理解することと実際に解けるかどうかは全く別物です。答えを見れば分かるけど自分で解けない状態は非常に危険です。
復習の重要性
自習時間の使い方を見直しテキスト(問題集)の同じ問題を丁寧に解き直すことで、新しい知識を得なくても応用問題が解けるようになり、成績が一気に上がります。授業以外にも様々なことに手を出さず復習を徹底して行いましょう。プレメディスタでは自宅学習サポートで復習を生徒任せにせず徹底的にサポートします。
まとめ
浪人生活の成功は、授業時間と自習時間のバランスを見直し、質の高い自習を行うことにかかっています。スタートを早め、自己分析を徹底し、早起きを習慣化して細かい目標を設定することで、効率的な勉強を進めましょう。自習時間は復習に重点を置き、無駄な時間を減らして合格への道を歩んでください。