藤田医科大学 二次試験一般選抜の面接対策
藤田医科大学医学部の二次試験は面接のみで実施されます。小論文試験はありません。面接は40点の配点があり、一次試験の600点と合わせて総合的に評価されます。
試験会場は藤田医科大学 大学2号館で行われ、1回あたり約15分の個人面接が2回、1回あたり約5分のMMI(Multiple Mini Interview)が2回の計4回の面接が実施されます。
個人面接の特徴と対策
個人面接では、面接官1〜2名に対して受験生1名の形式で行われます。質問内容としては、志望理由、医師志望動機、部活動や学校での活動、入学後および将来の抱負などが聞かれます。
特徴的なのは、アドミッションポリシーに関する質問です。藤田医科大学は(ア)〜(カ)の6項目からなるアドミッションポリシーを定めており、面接では「この中で自分に最も当てはまるものを選び、その理由を説明してください」と求められることがあります。
この質問に対応するには、各項目の内容を単に暗記するのではなく、それぞれの意味を理解し、自分自身の体験や価値観と結びつけて説明できることが重要です。また、藤田医科大学の建学の精神である「独創一理」(Our creativity for the people)の理解も求められる場合があります。
MMI(Multiple Mini Interview)の特徴と対策
MMIは医学部入試で採用が増えている面接形式で、複数の短い面接を連続して行うものです。藤田医科大学では、課題シートが配布され、約1分間で内容を読んで考えをまとめた後、約5分間で面接官に自分の意見を説明します。これを2回繰り返します。
過去の出題例としては、医療現場での倫理的判断を問うケーススタディや、日常生活での対人関係に関する状況判断などが報告されています。例えば「限られた医療資源の配分をどう考えるか」「公共の場でのマナー違反にどう対応するか」といったテーマです。
MMIでは正解が一つに定まらない課題が多いため、自分の考えを論理的に説明する力が求められます。医学的・倫理的に明らかに不適切な回答は避けつつ、自分の立場を明確にし、他者の意見も尊重する姿勢を示すことが大切です。
面接対策のポイント
藤田医科大学の面接対策では、まず大学の理念やアドミッションポリシーを正しく理解することが基本となります。その上で、自分自身の医師志望動機や大学志望理由を具体的なエピソードとともに語れるよう準備しましょう。
MMI対策としては、過去の出題テーマを参考にしながら、論理的に話す練習を重ねることが効果的です。結論から述べ、その根拠を説明するという構成を意識すると、限られた時間内で伝わりやすい説明ができます。
面接は受験生を落とすための試験ではなく、大学と受験生のミスマッチを防ぐためのものです。緊張せず、誠実に自分の考えを伝えることを心がけてください。


