2023.09.29

近畿大学医学部推薦入試の変化:医学部過去問は完全に役に立たない

近畿大学医学部推薦入試の変化と対策:数学・小論文・面接のポイント

医学部受験を目指す受験生に重要なニュースです。

近畿大学医学部の推薦入試について非常に重要な変更点をお伝えします。

近畿大学医学部の入試要項に記された内容から気づいている方も多いかもしれませんが、数学の問題形式が変化しています。

昨年までの医学部独自問題ではなく、全学部共通問題が使用されることとなり、過去の近畿大学医学部過去問は役に立たなくなりました。

今すぐ捨てましょう。

 

 

(推薦のみ共通になるのでそれ以外の入試は取っておきましょう)

近畿大学医学部の推薦入試対策はどうすればいいのか

この変化に対応するため、医学部以外の学部の問題や後期試験の問題を利用することが有効です。

ただし、新たな問題形式は以前の医学部独自問題に比べると難易度が圧倒的に低い傾向があります。

医学部受験は偏差値ベースで受験大学を決めることができないという最たる例でしょう。

なぜ数学の問題形式が変わったのかについて、近大側は医学部受験生選抜に適しているとの判断でしょう。しかし、その検証過程や具体的な作業については明確な情報は提供されていません。

また、小論文や面接も点数化される話があります。これまでは段階評価であり影響が小さいと考えられていましたが、合否判定に影響する重要な要素となっています。具体的な配点についての情報は提供されていませんが、しっかりとした準備が必要です。

近畿大学には付属校があり、その推薦入試で医学部に入学するケースもあるそうでそういった生徒でも解ける問題が用意されたのかもしれません。

普通の学部と医学部で同じ問題が使われるということはどういうことか

・絶対にミスができない

旧帝大ならばともかく近畿大学で医学部と他学部では計り知れない差があります。

偏差値で見れば20近く離れている学部と共通の問題が出されてしまうということは医学部志望者はすべての問題を完璧に解けてしまうでしょう。

一つ計算ミスをして落とすようなことがあれば合格は一気に遠のきます。

・数学で差がつかない

今回は数学で同一問題が使用されるとの発表なのでほかの科目での勝負ということになるかもしれません。

数学は満点近い点を取りほかの科目で点を稼ぐということになりそうです。

数学が得意な生徒にとってはかなり難関になるかもしれません。

 

医学部入試対策のポイントとして、数学の変化に対応することや小論文・面接にも重点を置くことが大切です。医学部入試は多岐にわたる試験項目に対応する必要がありますので、幅広い対策を行うことが合格への近道です。

 


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