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都心の国公立医学部と地方の国公立医学部を比較することで、「どこがどう違うのか」「どのくらい戦いが厳しいか」が見えてきます。
比較データ:都心 vs 地方 国公立医学部
指標 | 都心の国公立医学部の代表例 | 地方国公立医学部の代表例 | 傾向・コメント |
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共通テストのボーダー得点率 | 東京大学 理科Ⅲ類:90%前後 | 旭川医科大学:ボーダー得点率 80%前後(国公立医学部中では比較的低め) | 都心部のトップ医学部は共通テストでほぼ9割以上必要。地方医でも80〜85%あたりと高いが、上位校との差が大きい。 |
二次(個別)試験得点率/最低得点率 | 名古屋大学など大都市圏近辺の国公立では二次試験で得点率 70〜80%を必要とすることが多い | 地方国公立では、例えば福島県立医科大学などで「比較的入りやすい」傾向があり、倍率も低め・偏差値も少し抑えめ | 都心/難関校は二次での高得点力・記述力・思考力がより問われる。地方は共通テスト得点+総合点での戦いになることが多い。 |
入試倍率 | 東京都内国立医学部などは非常に高い倍率・競争率 | 地方国公立医学部でも.例えば地方では倍率が3〜5倍程度の大学が多い | 倍率そのものだけが全てではないが、都心は志願者数も高く競争が激しい。地方の大学でも甘くはないが、少し余裕があるケースが見られる。 |
偏差値水準 | 都心・トップ校(東京大学、京都大学など)は偏差値 72〜76 と非常に高い水準 | 地方国公立医学部で「比較的入りやすい」とされる学校では偏差値 62〜67 程度という報告あり(例:福島医科大学など) | この偏差値差が、共通テスト・二次試験での得点率の差にもつながっている。 |
主な大学の具体例
- 東京大学 理科Ⅲ類(都心)
共通テスト得点率 90%前後が必要。偏差値も非常に高く、合格最低点・二次得点率が高い。 - 東京科学大学 医学部(都心)
前期での合格ラインが例として、最高点で83.4%、最低でも71.2%というデータがあります。志願倍率や実質倍率も都心医学部の中では標準か少し高め。 - 旭川医科大学(地方)
共通テストボーダーが国公立医学部中で比較的「低め」の80%前後であるとの報告があります。つまり、都心の難関校よりはやや得点率・要求水準が下がります。 - 福島県立医科大学(地方)
志願者数や倍率での変動がありつつも、「入りやすい国公立医学部」のひとつとして名前が挙がります。偏差値 62〜65前後の推移というデータもあります。
傾向と読み取れること
都心 vs 地方の国公立医学部の比較から、以下のような傾向が読み取れます:
- 共通テストでの高度な得点力の差
都心の難関国公立では共通テストで90%近い得点が当たり前の水準。地方医学部でも80%台前半が求められるが、「9割」に近づくのが難しいケースが多い。 - 二次試験・個別試験での差が大きい
トップ都心校では思考力・記述・理科での実験考察・応用問題など、ハイレベルな問題が多く出題され、得点率が高くないと通りにくい。地方でも高いレベルの問題はあるが、標準〜応用レベルのバランスが取れていることが多い。 - 倍率・受験者層の差
都心では受験する生徒の学力層が非常に高く、模試偏差値も上位。競争が激しく、「少しのミス」が通らない世界。地方でも競争はあるが、受験者層の幅がやや広いことも。 - 選択肢と戦略の違い
都心部の受験生は選べる国立医学部が限られる(東京・東京近郊など)ため、共通テストでの足切りを突破し、二次試験での合格可能性のための戦略が超重要。一方で地方医を狙う場合、地域枠・定員の設定・入試形式の差(例えば二段階選抜や共通テスト重視など)を活かす戦略が有効。
傾向:都心 vs 地方の中での差
これらのデータから読み取れる「都心医学部と地方医学部」の比較傾向は以下の通りです
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共通テスト(或いは段階選抜などの足切り基準)での要求水準
東京大学など都心の国立超難関校では、第1段階の共通テスト得点で90%前後を要求することが多い。地方国公立でも共通テスト部分で70〜75%前後というところが多く、差はあるものの「高得点領域」が基準である点は共通しています。 -
総合点(共通テスト+二次試験)での得点率
地方の大学の例(浜松医科など)では、総合点での最低ラインが80%を超えることもあり、都心と大きく変わらない難易度のこともあります。ただし、東京大学など最難関校ではミスの許容範囲がさらに狭く、非常に高い正確さが求められることが多い。 -
変動幅が大きい
都心大学の東京大学で共通テスト段階の足切りライン(最低点)には年度による変動が大きい、受験者全体の出来・共通テストの難易度・科目比重などに左右されることがわかります。
総括:比較から見える“熾烈さ”の実像
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都心の最難関国立医学部(東京大など)は、共通テストの足切りライン・第1段階選抜・二次試験などすべてで非常に高得点が求められる。多少の失敗・科目での偏りがあると厳しくなる。
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地方医学部でも難易度は高く、共通テストで70%台後半、総合点では80%前後を要求するところが多いが、「都心の超トップ校」と比べると若干の余裕があるケースが多い。
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しかし、合格最低点だけでなく、倍率・問題の質・科目構成・記述・実験問題の重さ・面接などの非点数部分が合否を分けることが多いため、点数だけを見て“狙いやすい”とは簡単には言えない。
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