2024.07.27

高額な私立医学部 学費をどう捻出するか

医学部進学における学費と進路選択の現実

医学部進学を検討する際、学費の負担は大きな問題の一つです。私立医学部は学費が高額であるため、進学を躊躇する人も多いかもしれません。しかし、地方の私立医学部でも学費免除や貸与制度を提供する大学があり、防衛医科大学では学費どころか給料がもらえる制度が存在します。

貸与や免除制度の現実

地方の私立医学部でも学費の一部を免除したり、全額を貸与する制度があります。これにより、経済的な負担を軽減して医学部に進学するチャンスが広がります。ただし、これらの制度を利用する場合、一定の条件や卒業後の進路に制約が生じることがあります。例えば、防衛医科大学や産業医科大学、自治医科大学などでは、卒業後に特定の地域や職場で一定期間働くことが求められる場合があります。

貸与制度によるリスク

貸与制度(奨学金等)を利用する場合、多額の借金を背負うことになります。卒業後に返還義務が生じるため、30代半ばまで借金を抱えることになるかもしれません。これは大きなリスクであり、医学部に合格しても将来の収入が保証されるわけではないため、慎重に考慮する必要があります。

卒業して医者になればほぼ確実に奨学金は返せる

奨学金はたしかに高額にはなりますが医者になれば確実に返せます。しかし留年をすると受けられなくなったりGPAによって減額される場合などもあります。最大の問題は医学部を途中でやめた場合です。医学部に何とか入ったものはいいもののその難解な勉強についていけず留年を重ね放校させられてしまうケースや心が折れて自ら退学するケースが散見します。この場合は奨学金による多額の借金だけが残るのでかなり厳しい現実が待っています。

就職後に体調を崩すなど何らかの理由で働けなくなった場合

こちらもリスクとしては十分考えられます。過労やパワハラ、不規則な勤務による体調不良、結婚出産など様々な要因があるかと思います。しかしこちらは医師免許という確固たる資格を持ちあわせた状態での休暇となるためいずれ社会に戻れればいずれ返すことができるでしょう。

進路選択に影響する要因

医学部進学を検討する際、学費だけでなく、大学の質や卒業後の進路、就職先の魅力なども考慮する必要があります。国公立の医学部はその地域での影響力が強く、将来の就職先の選択肢が広がるかもしれません。一方、私立医学部は地域によっては肩身が狭いと感じることもあるかもしれません。

結論

医学部進学において、学費や進路選択のリスクは避けられません。各大学の学費や制度、卒業後の進路制約などを理解し、自身の目標や家庭環境に合わせて最善の選択をすることが大切です。熱意と現実的な選択のバランスを取りながら、医学部進学を検討することが求められます

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