2024.02.24

2024年国公立大学受験動向と志願者数の傾向

2024年国公立大学受験動向と志願者数の傾向

こんにちは、みなさん。最新の情報が入手され、2024年の国公立大学受験の志願者数と動向が明らかになりました。今年は共通テストの変更があったため、その影響も含めて振り返りつつ、注目すべきポイントを紹介します。

1. 全体の志願者数の変動

共通テストの受験者数が前年に比べ2万人以上減少していたことから、国公立大学全体の志願者も減少するのではないかとの予測がありました。しかし、難関10大学を中心に見ると、前期日程では志願者数が前年を上回った大学が多く、「東北大」や「一橋大」など7大学が101%以上となりました。

2. 医学部志願者の減少と歯学部の増加

理系の中でも特に注目される医学部志願者は昨年度に比べて減少しました。共通テストの得点で第1段階選抜が実施されるため、得点下位の志願者が医学部を諦め減少したことが影響しています。対前年比では99%となり、若干の減少傾向が見受けられました。一方、歯学科は志願者が増加傾向で、対前年比108%となりました。成績上位層の中には、上手く行けば医学部という予定が、実際の共通テストの結果によって歯学部に変更した受験生が多かったためでしょう。

3. 新課程入試への慎重な志願

来年からの新課程入試を前に、受験生は慎重な出願を心掛けているようです。共通テストの結果が予定通りの得点を取れた受験生は前期日程で予定通り医学部に出願する傾向がありますが、後期日程では新課程入試を控えて今年で決めたいという受験生が、最難関の医学部を避けて他学部に出願する傾向が見受けられました。

4. 全体の前期志願者数の変動

国立大学と公立大学を合わせた志願者は、前年を927人上回り、前期志願者数は1072人増加しました。一方、公立大学の前期志願者は145人減少しています。

まとめ

共通テストの影響や新課程入試への慎重な志願など、様々な要因が絡み合いつつも、国公立大学受験者の前期志願者数は前年並みとなりました。これからも受験生の動向や入試情報に注目しながら、受験生としての最適な戦略を考えていくことが大切です。受験生の皆さん、いよいよ明日ですね。頑張ってください!

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