2026.03.05

2026年 久留米大学医学部 後期入試対策|

 


2026年 久留米大学医学部 後期入試対策|日程・難易度・出題形式の特徴を徹底解説

私立医学部の後期入試は、前期入試とは異なるさまざまな条件が重なり合う、独特の入試です。2026年度の久留米大学医学部後期一般選抜も、その特徴が明確に表れた入試となっています。受験を検討しているみなさんに向けて、日程・試験会場・出題形式・難易度に関する情報を整理してお伝えします。


2026年度 久留米大学医学部 後期入試の基本日程

2026年度(令和8年度)の後期一般選抜の概要は以下の通りです。

項目 内容
募集人員 約5名
出願期間 2026年2月6日(金)〜2月25日(水)
一次試験 2026年3月8日(日)
一次合格発表 2026年3月12日(木)10:00
二次試験 2026年3月16日(月)
二次合格発表 2026年3月19日(木)10:00
一次試験会場 本学御井キャンパス(福岡県久留米市)
二次試験会場 本学旭町キャンパス(福岡県久留米市)

試験会場は「本学のみ」──これが後期の大きな特徴

前期入試では東京会場と御井キャンパスの両方が設けられていましたが、後期入試の一次試験会場は本学御井キャンパスのみとなっています。二次試験も本学旭町キャンパスで行われます。

つまり、一次・二次ともに福岡県久留米市まで足を運ぶ必要があります。これは前期に比べ関東在住の受験生にとって、受験の「ハードル」のひとつになるでしょう。


他大学との日程重複が受験者層を左右する

2026年度後期入試では、日程上の重複が受験生の動向に大きく影響しそうです。

久留米大学医学部後期の一次試験(3月8日)は、埼玉医科大学医学部の後期二次試験と重複しています。埼玉医科大学後期の一次試験を通過して二次試験に進んでいる受験生は、同日の久留米を受験することができません。

さらに、二次試験(3月16日)は獨協医科大学の後期二次試験と同日となっています。一次試験会場が本学のみであることに加え、獨協医科大学の後期一次試験が翌3月9日(月)に設定されているため、久留米の一次試験終了後に東京方面へ大移動して翌日受験するのは、体力的にも時間的にも現実的に難しいと言えます。

こうした日程の連鎖から、東日本在住の受験生が久留米後期を選びにくい構造になっており、2026年度は例年より関東圏からの受験生が限られると見られています。


難易度と出題形式──前期との違いはどこにある?

久留米大学医学部後期入試の試験内容は以下の通りです。

科目 試験時間 配点 形式
英語 90分 100点 マーク+記述
数学 90分 100点 マーク式
理科2科目 120分 200点 記述+穴埋め
小論文(二次) 60分 50点 テーマ型
面接(二次) 10〜15分 50点 個人面接

前期との比較でいくつかの特徴があります。まず英語は記述問題(説明問題・英訳)がなくなる一方、問題数が増えるという構成になっています。処理するボリュームは増えますが、記述の負担は軽くなります。

数学は前期ほどの完成度は求められない傾向があります。2023年度以降、前期の数学は難化が著しいのですが、後期においては前期ほどの高難度問題は少なめです。ただし2025年度入試では後期でも難化の傾向が見られたため、油断はできません。

注目すべきは、同レベルの獨協医科大学・埼玉医科大学・金沢医科大学の後期がオールマーク式である中、久留米大学は記述・穴埋め混合形式を採用している点です。国公立大学の入試対策を並行してきた受験生や、記述形式に慣れている受験生にとって、相対的に取り組みやすい問題構成と言えます。


倍率は高いが、合格は狙える

過去の後期入試の一次合格倍率を見ると、2022年度12.1倍、2023年度10.8倍、2024年度10.4倍、2025年度12.1倍と、年度によって多少の変動はあるものの、高い水準で推移しています。

ただし、この倍率はあくまで見かけの数字です。前期入試で合格を確保している受験生のほとんどは後期に参加しないため、成績上位層が既に戦線を離脱した状態での競争となります。後期受験生のほとんどは、前期の合格が出ていない、いわば同じ立場の受験生同士での戦いです。

一次試験合格最低点は2022年度267点、2023年度252点、2024年度277点(いずれも400点満点)と、おおよそ得点率63〜70%程度での争いになっています(2025年度は非公表)。


二次試験の特徴

二次試験は小論文(60分・800字・テーマ型)と個人面接(面接官3名・10〜15分程度)で構成され、それぞれ50点ずつの計100点が一次試験の得点に加算されます。大学が成績開示を行っており、過去のデータによると二次試験での大きな点差はつきにくい傾向があります。


まとめ

2026年度の久留米大学医学部後期入試は、試験会場が本学のみであること、埼玉医科大学・獨協医科大学との日程重複が重なることで、東日本の受験生にとって受験しづらい条件が揃っています。その分、西日本・特に九州在住の受験生や、国公立受験の記述型対策を積んできた受験生にとって、相対的に戦いやすい環境が整っているといえます。数字上の倍率は高く見えますが、受験者層の構成を踏まえると、後期として現実的な選択肢のひとつになりうる大学です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
医学部合格メソッド公開中!