2024.02.24

【後期入試】私立医学部後期入試 大阪医科薬科大学、日本医科大学、関西医科大学、日本大学

【後期入試】私立医学部後期入試偏差値ランキング2024年度 ~大阪医科薬科大学、日本医科大学、関西医科大学、日本大学~

皆さん、こんにちは。医学部受験生のみなさんにとって、2024年度の私立医学部後期入試は重要な時期が迫っています。それぞれの大学の特徴や対策法について詳しく見ていきましょう。

1. 大阪医科薬科大学

偏差値ランキング: 2位

試験概要: 2023年度入試では15名の募集に対して920名もの志願者が殺到し、前年度比で増加傾向にあります。一次合格者数は34名で、補欠候補者も存在します。出願締め切りは2月28日(消印有効)で、一次試験日が3月10日(日)、合格発表日は3月15日(金)。二次試験は3月18日(月)で、合格発表日は3月21日(木)です。

対策法: 大阪医科薬科大学の後期試験は独自の特徴があります。毎年、他の上位私立医科大学が不合格であっても、大阪医科薬科大学の後期日程のみで合格するケースが見受けられます。後期の合格者の学力は前期に比べてやや低めですが、注意が必要です。この大学は多浪や性差別を排除したクリーンな入試を行っており、その意味でも特異な存在です。

2. 日本医科大学

偏差値ランキング: 1位

試験概要: 日本医科大学は私立医学部後期入試でトップの偏差値を誇ります。2023年度入試では17名を募集し、志願者数は991名に達しました。出願期間は2月20日(火)まで。一次試験日は2月28日(水)、合格発表日は3月6日(水)。二次試験は3月10日(日)で、合格発表日は3月13日(水)です。

対策法: 日本医科大学の入試は数学と英語、化学の難易度が非常に高いのが特徴です。数学は解ける問題から取り組み、英語は説明記述や意見の書き方に重点を置きましょう。化学も教科書の細かな部分まで問われることがありますので、難易度の高い問題にも対応できるように演習を積んでおくことが重要です。

3. 関西医科大学

偏差値ランキング: 2位

試験概要: 関西医科大学の後期試験はここ数年、募集定員に対する志願者数が減少傾向にあります。2023年度の志願者数は468名で、一次合格者数は35名。また、共通テスト利用後期も実施され、その志願者数は135名でした。後期入試は2024年3月2日に行われ、一次試験合格発表日は3月2日(土)です。二次試験日は3月8日(金)で、合格発表日は3月15日(金)です。

対策法: 昨年から英語のマークシート方式が導入され、後期では単独で自由英作文が出題されました。数学は前年と比べて出題形式に変更がありましたが、大問4題で構成されています。グラフを書く問題が多く出され、図形と絡んだ問題もあるので、しっかり対策をしておきましょう。昨年の後期は前期よりも易化された科目が多かったため、受験者の学力が高いことを考慮して十分な準備が必要です。

4. 日本大学

偏差値ランキング: 5位

試験概要: 日本大学医学部の後期入試は15名を募集し、2023年度の志願者数は866名でした。一次合格者数は105名で、補欠候補者数が68名となっています。一次試験は2024年3月4日に東京、湘南、千葉、郡山で行われ、二次試験は3月17日に本学経済学部校舎7号館で実施されます。合格発表日は一次試験が3月13日(水)、二次試験が3月22日(金)です。

対策法: 日本大学の2期試験では、数年来志願者数が減少しています。一次試験では難易度の高い問題が多く出題されるため、徹底的な基礎力の養成が必要です。また、二次試験では本学経済学部校舎7号館で行われますので、試験会場の環境にも慣れておくことが大切です。

これらの私立医学部後期試験の情報を参考に、各自が受験に向けた計画を立ててください。どの大学も競争が激しい中での合格を目指し、充実した対策を進めてください。頑張ってくださいね!

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