2024.02.29

医学部の後期・Ⅱ期入試は難しくない

後期・Ⅱ期入試への挑戦と医学部合格への道

医学部受験生の皆さん、こんにちは。今年も私立医学部の後期・Ⅱ期入試が本格的にスタートしますね。募集人員の少なさからくる高い倍率には驚かれることでしょうが、そこには大きなチャンスも潜んでいます。

1. 思っているほど難しくない後期・Ⅱ期入試

過去の経験から言えることは、後期・Ⅱ期入試は思っているほど難しくないということです。これまでの頑張りを踏まえて、もう少しだけ最後まで取り組んでみてくださいとお伝えしたくなります。自分の力を信じて、挑戦する姿勢が大切です。

2. 後期試験の勉強が必ず役立つ理由

後期・Ⅱ期入試を受験するもう一つの理由は、「もし、もう1年頑張るということになれば、後期・Ⅱ期の受験は必ず役に立つ」という点です。なぜなら後期・Ⅱ期入試は以下の3つの特徴があり自身の課題がより浮き彫りになるからです。

2.1 試験科目・配点比率について

国公立大学の後期入試では、共通テストの配点が高くなります。これにより、共通テストの得点を重要視する必要があります。私立大学医学部の後期入試では、英数理の3科目が基本です。しっかりとした対策が求められます。

2.2 定員が減り合格難易度が高まっている

後期入試は募集人員が限られており、そのため倍率が高くなります。近年、後期入試が縮小傾向にあることも考慮すると、合格難易度が一段と上がっています。最新の入試情報を確認し、志望校の状況を理解することが重要です。

2.3 面接・小論文を重視する

後期・Ⅱ期入試においては、面接や小論文の比重が非常に高いです。私立大学医学部では、一次試験が3科目400点満点であることが多く、その内訳で面接や小論文の得点が大きな影響を与えます。これに対する対策が欠かせません。

3. 後期・Ⅱ期入試に向けた準備のポイント

では受かるためにはどうすればいいのか後期・Ⅱ期入試に向けての準備には、以下のポイントがあります。

3.1 最新の入試情報の確認

入試情報は年々変動しています。志望校の最新の情報を入手し、試験の特徴や配点などを確認しましょう。これに基づいて計画を立てることが大切です。今季から後期日程が開催される大学もありますし日程が変更になった大学もあります。自分の実力と照らし合わせてどこなら合格を狙えるのかよく測りましょう。

3.2 一次試験科目への集中力

後期・Ⅱ期入試では、一次試験の科目への集中力が求められます。共通テストや英数理の対策を着実に進め、点数を確実に伸ばしていくことが重要です。とにかくミスをしない。これにつきます。

3.3 面接・小論文対策

後期日程ではより面接小論のウエイトが大きくなるケースが多くなります。なので面接や小論文の対策も怠らないようにしましょう。自分の意見や考えを明確に表現できるようにトレーニングするとともに、過去の問題を解くことで対策を進めます。

4. まとめ

プレメディスタの医学部受験ブログでも再三書いていますが後期・Ⅱ期入試には十分な合格のチャンスがあります。前向きな姿勢と十分な準備があれば、必ず乗り越えられる難関です。今年の結果が思うようにいかなかった場合でも、後期・Ⅱ期入試を通して次のステップに進む手助けになることでしょう。最後まで頑張ってください!

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