2024.03.05

「医学部受験で落ちる子の特徴と浪人のポイント」

医学部受験で落ちる子

医学部受験は非常に競争が激しく、合格するためには基本的な事柄をしっかりと身につけることが不可欠です。しかし、受験に失敗する生徒の中には、基本的なことができていないことが多いという傾向が見受けられます。

他の学部ではあまり見受けない多浪という現象ですがなぜ医学部にのみ圧倒的に多いのか

もちろん難易度の問題ありますが同じ失敗を繰り返し多浪してしまうのには決定的な理由があります。

人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。今回は多浪の核心に迫っていきます。

実践指導についていけない

一年を通して塾で勉強している場合、基本的な知識を身につける時期は早い時期に設定され、夏以降は実践的な問題に取り組むことが指導されるます。しかし、浪人生が取り組まなければならない最重要ポイントは、基本的な箇所の抜け漏れをなくすことです。この抜けがちな基本的な問題が、合格において致命的なポイントとなります。個別指導では細かく詰めていきますが集団授業ではこれはできません。なんとなく流されて行ってしまいます。

一次試験で落ちる受験生は基礎が固まっていない

多くの受験生が解けている問題を落としてしまっているケースが見受けられます。これは、基本的な問題ができていないために生じるものであり、一度も医学部に受かっていない場合、特に一次試験を一度も突破できていない受験生の場合はそれが特に顕著です。二次試験で落ちている受験生はまた別の対策が必要ですが”どこの大学の一次試験も一度も突破できていない”場合は基本的な問題ができない状態で、どれだけ演習しても合格することは難しいですし、実践的な問題に取り組む意味もほとんどありません。しかし大手の塾ではそれに気づかせてくれません。というよりも大手の予備校もそれがわかっていないケースが多くあります。個人に向き合っているのではなく予備校全体の数字にこだわっているのですからある種当然なのですが。

そして多浪への道を邁進

なかなか自分の基礎がしっかり固まっていないということに気づかずいると永遠に受かりません。しかし基礎が固まっていないということに気づいていない浪人生が多い。というのもからきし勉強ができないわけではないため模試や日々の演習ではそれなりにできてしまうのです。医学部受験だから陥る落とし穴で医者という職業柄”ミスを許されない”ということが大きく影響します。結果基礎ができていない子は要所要所でミスをし失点します。そしていつまでたっても合格点を取れずに多浪してしまうという負のループにハマります。ほかの学部は合格最低点がそこまで高くなく少々のミスも許容されるので多少基礎がおろそかでも浪人すればかけた時間分の努力でいずれ大学受験も成功し、多浪になりません。

医学部受験で浪人を成功するためにはどうすればいいのか

浪人生が成功するためには、基礎の穴をしっかりと埋めることが不可欠です。基本的な問題ができないまま実践的な問題に取り組んでも、その結果として基礎が不足してしまい、来年も同じく受からない可能性が高まります。したがって、浪人生の方はまず基本的な問題にしっかりと取り組み、抜け漏れのないように徹底的に確認することが必要です。


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