2024.03.17

新課程で医学部受験はどうなる?大きな変更点とは

「医学部受験生必見!2025年度共通テスト対策のポイント」

新課程で医学部受験はどうなる?大きな変更点とは

医学部受験の厳しさと共通テストの重要性

1992年のピーク時から、大学受験人口は少子化の影響で減少傾向にあり、2024年では64.1万人となりました。しかし、国公立大学医学部の入試は依然として厳しく、特に共通テストでの高得点が合格につながる傾向が強まっています。今回は、2025年度の共通テストの傾向と対策について探ってみましょう。

医学部受験における共通テストの役割

医学部受験は通常、6教科8科目の広範な試験が課され、その中でも共通テストでの成績が第一関門となります。特に後期試験では、個別試験が小論文や面接に焦点を当てることが多く、共通テストの点数が合否に大きく影響します。山梨大学や奈良県立医科大学など、後期のみの募集や前期も小論文のみの個別試験を行う大学も存在するため、共通テストの対策は極めて重要と言えるでしょう。

共通テストの変化と対策

2024年度の共通テストでは、過去と比べて各科目の難易度はそれほど上がっていないものの、問題文がより長くなり、複数の文章や図表を含む問題が増加しています。実社会に即した題材が増えつつありますが、一方で国語の実用的な文章に関する問題は減少傾向にあります。

対策のポイント:

  1. 読解力の向上が必須:問題文が長くなり、複雑な文章構造が増えたため、高い読解力が求められます。積極的な読書や過去問の繰り返し解答が効果的です。
  2. 分析力と判断力の鍛錬:パターンを習得するだけでは対処できない問題が増えています。読解力を基にした分析や判断を迅速に行えるように訓練しましょう。
  3. 初めて見る問題への柔軟な対応:これまでの過去問演習だけでは対処できない問題も出題される可能性が高いため、柔軟で創造的な思考力が必要です。

共通テストでの高得点が合格への近道である医学部受験。厳しい試験内容に対応するためには、計画的な対策が欠かせません。過去問の活用や模擬試験を通じて、様々な問題に対処できる力を身につけましょう。

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