医学部受験の傾向と対策

プレメディスタ物理講師インタビュー:物理を苦手科目から得意科目へ

皆様こんにちは!医学部受験専門個別指導塾プレメディスタの医学部受験の傾向と対策をご覧くださいましてありがとうございます。
本日は医学部受験生の物理勉強法をプレメディスタの物理講師にインタビューさせていただきました!
是非ご一読いただけると幸いです。

プレメディスタ物理講師インタビュー

力学、波動、電磁気…物理の勉強の進め方は?

Q 物理とひとくくりに言っても様々な範囲がありますがプレメディスタでの物理の進め方を教えてください。

物理講師:学校の授業進度を考慮しないで良い既卒生の場合で答えますが、順番としてまず『力学』を徹底的に指導してどんな大学でも必ず出題される『力学』で東大レベルの問題を一気に解けるようにすることで自信をつけてもらいます。

Qいきなり東大レベルの問題ですか?

物理講師: はい。物理という科目の性質上、教え方次第で初学者でもいきなり最難関レベルの問題が解けるようになります。東大の問題が短期間で解けるようになるということで精神的に不安定になりやすい医学部受験生のメンタル安定剤としての効力もあり一石二鳥の手法です。

Qなるほど、まずは自信をつけさせてあげるということですね。その後の進め方はどうなりますか?

物理講師:その後に『電磁気』を行い、『波動』、『熱』、『原子』を生徒の様子を見ながら指導していきます。電磁気の後に指導する分野の順序は生徒の状況によって決めます。全範囲をきっちり指導します。

Q『原子』の分野は難解で出題されないケースもあり学習を避ける受験生も多いイメージがありますが

物理講師:いえ、高校物理で扱う原子分野は比較的簡単です。とっつきにくそうなイメージが世間一般に先行してしまい捨てている受験生も多い分野であることは確かです。しかしだからこそ出題されると点差が付きやすい分野でもあります。医学部受験では常に高得点帯での勝負が求められミスが許されません。その状況で物理で対策していない原子の分野が出てしまうとほかの教科で満点近く取らないとほぼ不合格になっていしまいます。独学で原子の分野をマスターしようとすればかなり難解で時間がかかるでしょう。参考書でも高校生がすぐに理解できる内容で解説ができていません。しかしプレメディスタの指導では『原子』の分野も確実に理解させることができます。過去の受講生もみんなマスターしていきました。これにより物理を大きな得点源として医学部合格をグッと手繰り寄せることができるのです。

 

高校物理の解答に微積分は必要か

Q 微積分は使いますか?

物理講師:使います。使いますが、高校範囲の微積分の域は超えませんし、はっきり言って全く難しくありません。慣れで解決できます。高校で微積分を使用するなと教えれてしまい、頑なに微積は使わずに物理を勉強している受験生もいますが、微積を使った方が簡単に理解できる問題が多くあります。例えば束縛条件の話や電気振動の話です。他にも雰囲気で何となく理解していた内容がはっきりと理解できるようになります。実際問題物理学と微積分は切っても切れない関係にあるにも関わらずそれらを交わらせずに物理を勉強するなど非効率なのです。大学に行けば必ずそれらを交えて学びます。かえってその経験がないと大学に入ってからの学習でついていけないなんてことにもなりかねません。物理は暗記科目ではありません。本質を理解しなければ問題の内容を少し変えられただけで解けなくなってしまう場合があります。直前に似通った問題を解いていても全く同じ問題は出ないため社会や国語のような文系科目のようなパフォーマンスは出せません。しかし物理を深く理解していれば簡単に対応できます。深い理解の過程でも微積分の使用は必須と言えます。

Q 微積分自体が難しく出来が心配な場合は使わないこともできるのですか?

物理講師:確かに微積分自体が数学の中で難しい分野です。そこをさらに物理に応用できないという受験生が多いのだと思いますがプレメディスタでは数学においても高いパフォーマンスで微積分をマスターさせます。その状態で微積分つかいこなし物理に応用すれば大学受験で圧倒的なハイパフォーマンスを発揮させられることは間違いありません。プレメディスタで修学していて微積分を使わないというのは非常にもったいない、無駄が増えるだけの勉強になってしまいます。
多くの受験生は受験物理における上級者向け解法と思っていそうですが、私が限界まで分かりやすく説明すればそれがただの思い込みだったことが分かると思います。

 物理を苦手科目から得意科目へ

物理が苦手でも出来るようになりますか?

物理講師:確実になります。少なくともプレメディスタのノウハウで指導すれば出来るようにならなかった生徒はいません。ノウハウと言ってもそんな大げさなものでは無く、『高校』物理の性質をうまく利用してしっかり点数が取れるように指導しています。結局は試験で点数が取れれば良いので。

Q具体的にどうやって苦手意識を取り除くのですか?

物理講師:高校物理は数少ないルールを覚えて決まった計算をするだけなのですが、なかなかそれが整理できずにただ難しい科目だと思い込んで壁を作ってしまっている生徒が多いです。そこから苦手意識が生まれ正しい学習法を知らずにそれでも受験勉強として時間をかけて勉強するものの、一度解いたことがある問題しか解けない等の悩みは頻繁に聞きますし、実際そういう受験生は多いのだろうと思います。高校物理は数少ないルールを守って計算する、基本的にそれだけで点数が稼げます。慣れが大切です。

受験物理として割り切って処理しようということでしょうか?

物理講師:その通りです。学問に興味を持つようなアプローチで生徒を刺激することも出来ますし生徒によってはそれも結構ですが、我々が行っているのは医学部受験対策です。受からないと意味がないのです。全科目高得点が必要な医学部入試対策では、時には端折れるところは端折って効率よく全科目の総合点を高めていく事が大切です。そういう意味で高校物理は端折れる部分が多い科目なので受験生にはそのコツを指導しています。
医学部受講だから多浪しても仕方ないという雰囲気がどことなくありますが、能力的にも充実している18歳くらいの若いの時期は貴重なので受験勉強は手早く切り上げて少しでも早く大学で医学の専門的な勉強をスタートすべきだと思います。

Qおっしゃる通りですね。本日はお忙しい中お話頂きありがとうございました。

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