医学部全落ち浪人をした受験生へ
まずは一年間お疲れ様でした。今回は医学部受験で苦汁を飲み浪人が決まった人たちに向けて記事を書きたいと思います。一浪するくらいなら正直医学部ではあまり深く落ち込む必要はありませんがここで立て直さないと医学部受験は多浪沼に突入しかねません。来年の合格のためこの時期に自分の現状をしっかり把握していきましょう。
浪人タイプによって医学部合格に必要な勉強法が異なる
浪人にもいろんなタイプがあります。
- 一つでも合格を勝ち取ったがさらに上の大学を目指してもう一年浪人したタイプ
- 全落ちだが面接までは進めた二次落ちタイプ
- 医学部受験において全落ちで浪人せざるを得なかったタイプ
立場は同じ浪人生ですが実態は全く違います。
あなたはどのタイプですか？
医学部に一つでも合格したタイプ
この受験生は基礎ができています。高額な学費の大学や地方の大学に行きたくなかった、純粋にもっと上のレベルの大学に行きたかったなど高みを目指してもう一年浪人を選んだ人です。このタイプは根幹がしっかりしているため浪人生がやるべきことをしっかりやれば確実に今年いい大学に合格できます。プレメディスタでもこういったタイプの生徒を指導することがありますが早い段階で応用演習に入れ、昨年の結果からも精神的にも安定しやすいため次の年には必ず上のレベルの大学に合格します。やり方を間違えたり慢心しなければ多浪への道に突き進むことはないでしょう。
全落ちだが面接までは進めた二次落ちタイプ
この受験生もあと一歩です。医学部受験は勉強が多量で面接小論文対策までできなかったというタイプでしょう。浪人して然るべき指導を受ければ必ず合格します。再受験や多浪、女子など考慮しなければならないポイントがある受験生も差別がない大学を選べばいいだけという段階まで来ています。プレメディスタでもこういった生徒に対してはあまり心配していません。個別指導なのでついてこれなくなってしまうことは確実にありませんし小規模運営の特徴を生かしいつでも面接小論文対策を進めることができます。課題に余裕があるときなどを見計らって小論文課題を出し対策を効率的に練ることで確実に次の年の合格につながります。
シンプル全落ちタイプ
普通に考えてこのパターンが一番多いと思いますがこのタイプ、一歩間違うと多浪ロードに邁進してしまう危険なタイプかもしれません。医学部受験において、合格できない学生の多くが基本的な問題を解くことができていないことが原因であることが指摘されています。塾での勉強をしている場合、基本的な問題の解答は早い段階で行われ、夏以降は実践的な問題に焦点を当てることが重要です。過去問題などを通じて、実践的な対策を行うことが必要です。また、浪人生活を余儀なくされた場合、基本的な箇所の抜け漏れをなくすことが不可欠です。過去の受験時にできている問題でさえも、基礎的な理解が不足している場合、少しの問題の変化に対応できず合格には至りません。医学部受験はミスが許されない厳しい戦いになるので基礎がほんのすこし欠けているだけでも簡単に落ちるのです。
あと一歩で不合格になった生徒と全然足りずに不合格になった生徒でかなり差があるので一概には言えませんがこのタイプ
医学部受験対策がわかっていないパターンの可能性があります。
このパターンだと非常に危険です。いくら集団授業で勉強していても一生受かりません。受験にはコツがあります。またコツを自分で見つけようとしないでください。知っている人から教えてもらえばすぐですが自分で探そうとするとドツボにハマります。医学部受験は正直勉強以外している暇はないくらい忙しいです。頼れるところは頼って効率的に勉強してください。
まとめ
一次試験に合格できていない人は基礎的な理解が不十分であり、二次試験まで到達していない場合基礎力固めの徹底。ケアレスミスの根絶。苦手分野の根絶。やることはたくさんありますので早めに対策しましょう。
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