2024.08.13

医学部受験における多浪という状態

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医学部受験において、多浪生という言葉はよく耳にします。多浪生とは何か、そしてそのデメリットや大学選びにおけるポイントについて、改めて考えてみましょう。

多浪生の定義とデメリット

「多浪生」とは、何度も浪人を繰り返す受験生のことを指します。一般的には、3浪生以上を指すことが多いです。多浪生となる理由は様々ですが、その過程で基礎学力が身についていないとされたり、勉強に集中できていないとい観点があります。

また、大学入学後も進級や医師国家試験への影響が懸念されるため、選考の際に不利になる可能性があります。特に女性は結婚や出産を理由に医師としてのキャリアを断念することも多いため、その影響も考慮されるでしょう。

多浪生に関する不正入試問題とその後の動向

2018年の不正入試問題においては、年齢差別や女性差別が発覚しました。これを受けて文部科学省が全国の医学部に対して調査を行い、是正勧告が行われました。その結果、2019年以降は女性や比較的高年齢の合格者が増加しています。しかし今後どうなるかはわかりません19年以降改善が見られますがこれ以降に入学した女性や多浪、再受験生たちが大学入学後に成績が振るわなかった場合、大学側がまた女性や高年齢を避ける傾向が現れる可能性があります。そろそろ入学してから順調にいけば卒業する年数が経過するので何人が無事に卒業できたのか国家試験に受かったのかなどなどすべてのデータが出そろいます。卒業まで行かなくとも現時点ですでに男女別、年齢別のGPA(Grade Point Average)は出ているはずです。仮にたまたま割合が悪かったとしても明確なデータとして出そろってしまうともともと不寛容な大学側はまた間口を狭める可能性が出てくるでしょう。

医学部入試における多浪生の現状と対策

医学部の入試では面接試験が行われるため、多浪生が不利になる可能性が指摘されます。しかし、近年では多浪生の合格者数も一定数存在しており、大学ごとに寛容度が異なります。今までは女性、多浪という時点でテストの素点から減点が明確に定められていました。しかし今は国にそれが指摘されてしまったので方法を変えてくるでしょう。となるとブラックボックスの面接で減点するという方法になります。

医学部受験は一般的な大学入試とは異なり、留年や多浪生という現象が特に顕著です。そのため、受験生や保護者は入試制度や大学の対応を十分に把握し、適切な対策を行うことが重要です。

多浪生を差別しない大学を探す

多浪の差別は許せないという気持ちはわかりますが現実を受け止めましょう。

特段年齢の差異で差別しない大学もあります。そういった大学を探しましょう。今度プレメディスタのブログでも多浪に差別をしない大学を提示しようと思います。

多浪を差別しない医学部はどこなのか ランキング形式で紹介

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