2024.05.16

医学部受験において偏差値は信用してはいけない

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医学部受験において偏差値は信用してはいけない

医学部受験における偏差値の意味

医学部受験を目指す受験生にとって偏差値は合格の目安とされがちです。しかし実際の入試では偏差値だけを頼りにすることは危険です。なぜなら医学部入試の問題は、一般的な偏差値を基準にしているわけではないからです。

医学部受験は難問の出題が少ない

多くの私立医学部の入試問題は、大手予備校主催の記述模試で要求される偏差値から想像するような難問の出題は意外と少ないと言われています。その代わりに、標準的な問題をいかに早く正確に解けるかという能力が試されることが多いのです。つまり、医学部入試では理系学部よりも高得点域での勝負になることが多いのです。

したがって、医学部受験では偏差値を上げるために難問に挑むことに時間を費やすのは必ずしも正しいアプローチとは言えません。むしろ、まずは教科書や章末問題のような標準的な問題を確実に解けるようにすることが重要です。

模試の対策になり偏差値は上がるかもしれませんがあなたが受ける大学は医学部です。正しい範囲を勉強しなければ受かるものも受かりません。必要なものを着実に準備しましょう。

医学部は必須科目が異なる

医学部入試は大学によって数学が必須ではないため、数学が苦手な受験生でも正しい学習法で勉強を進めれば合格の可能性は高まります。

それはそれとしてこれがどういう意味を持つかというとそれぞれの模試において国語と数学などは標準化された点数で表せれることは少ないということです。それぞれの科目でどれくらいの点数だから偏差値いくつと出るだけです。

たとえば国語の問題が簡単で数学の問題が難しければ点数に差が生まれます。理科でも生物と物理の人もいれば、化学と物理の人もいるでしょう。生物を大学受験で使用する人は少ないですが医学部はまさに生物系ですから意外と生物選択がいます。これらがそれぞれの模試での難易度の差でズレが生まれてしまいます。

結果として模試の偏差値はなんとなくの数値にしかならないのです。

偏差値は低くてもいいの?

もちろん、模試の偏差値が極端に低い場合には注意が必要です。しかし、医学部受験では偏差値だけにとらわれず、自分の学習状況や問題解決能力を確認しながら着実に準備を進めることが重要です。偏差値を超えるためには、自分の弱点を克服し、確実な学力を身につけることが肝心です。ただしこういった背景から医学部は偏差値が低くても受かります。E判定でもチャンスはあります。最後まであきらめず着実に力をつけましょう。

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