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医学部入試における英語の重要性と対策
医学部人気の高まる昨今、国公立・私立を問わず合格には高い学力が必要です。特に英語は、入学後に英語論文を読む機会が多いため、ほぼ全ての医学部で高いレベルが求められます。この記事では、大学入学共通テストの英語について詳しく解説します。
共通テストの概要
1. 共通テストの配点の変化
国公立医学部入試では、二次試験の成績の方が高い配点を占めるようになりました。センター試験の時代とは異なり、2021年度からの共通テストでは、共通テストよりも二次試験のウェイトが大きい、あるいは半々という大学が増えています。共通テストの配点が大きい国公立大学医学部は全国に13学部しかありません。このため、センター試験での逃げ切り合格のイメージは現在では捨て去るべきです。
2. 英語リーディングの変化
英語リーディングは全問マーク式で試験時間は80分ですが、問題形式と分量が大きく変化しました。センター試験で出題されていた発音やアクセント、文法問題が廃止され、全て読解問題となりました。問題文の語数も大幅に増加し、試験全体では約5500語と、センター試験の約4300語を大きく上回っています。リード文も英語表記に変更されたため、時間配分に気を配り、速読力を養うことが重要です。
3. 問題形式の変化
英語リーディングでは、ショートメールや電子メール、旅行代理店のWebサイトなどを読み取り、関連する問いに答える問題が出題されます。発音やアクセント、文法を問う問題から、思考力や判断力を問う問題へとシフトしています。これに対応するためには、日常的な英語力や状況を読み取る力を磨く必要があります。英字新聞や海外のニュースサイトに日頃から触れておくことが有効です。
4. リスニングの変更
リスニングの配点は50点から100点となり、リーディングと同じ配点になりました。スクリプトが一回のみ流れる形式が大半を占めるなど、形式が複雑になりました。思考力を要する問題や、複数の人物が議論する問題も出題されるため、リスニング対策が重要です。
英語の単元別勉強方法
単語勉強法
- ハイスピードで繰り返す: 一回で完璧に覚えようとせず、不完全でも何度も繰り返すことが重要です。
- 重層的な記憶: 単語帳で覚えた単語を、問題を解く際に覚えているか確認します。
- 語源や接尾辞・接頭辞の活用: 単語の意味を類推するために語源や接尾辞・接頭辞を理解します。
- 一冊の単語帳を完璧にする: 途中で他の単語帳に浮気せず、一冊を完璧にします。
- 英英辞典の活用: 英単語の意味を英語で理解することで、理解が深まります。
文法
文法は英語の基礎です。問題集を解き、わからない問題には付箋を貼り、苦手分野を徹底的に見直しましょう。また、長文読解や英作文を通じて文法を学ぶことで、重層的な知識を得ることができます。
長文読解
- 辞書なしで読む: わからない単語や構文に印をつけます。
- 推測する: わからない単語や構文を推測し、後で調べます。
- 精読: 全文を日本語訳し、正しい訳か確認します。
- 音読とシャドーイング: 発音を確認し、音声に続いて読む練習をします。
- 設問の解き直し: 記述問題は特に丁寧に解き直し、添削を受けましょう。
志望校の絞り込み
医学部合格には、英語だけでなく他の科目の勉強時間の配分も重要です。志望校の出題傾向や配点を把握し、早めに対策を立てることが近道です。
まとめ 共通テストの英語は、センター試験の知識偏重から思考力・判断力を試す形式に変わりました。日頃から思考力を磨く訓練を積み、英語力を鍛えることが重要です。これにより、医学部入試突破のための確固たる基盤を築くことができるでしょう。
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