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医学部で留年が多い理由とは?
医学部での留年率が他の学部と比べて高いことは広く知られています。その理由はさまざまですが、主に以下の2つの理由が挙げられます。
暗記系の専門科目が多く、勉強量が膨大
医学部のカリキュラムは1〜4年次の基礎医学と臨床医学、そして5、6年次の臨床実習に分かれています。特に基礎医学では、解剖学や分子生物学、生化学、生理学など幅広い科目を学びます。これらの科目は膨大な量の専門知識を暗記する必要があり、かなりの勉強時間が求められます。
生物受験をしていない学生にとっては、これらの基礎知識を習得するのは特に困難です。その結果、勉強についていけず、留年に至ることがあります。
国試合格率を維持するための大学側の調整
医師になるためには、大学の卒業だけでなく、医師国家試験に合格する必要があります。この合格率は大学の評判に直結するため、多くの私立大学は国家試験の合格率を高く保とうと努力します。学力が不足している学生が国家試験に挑むと不合格になる可能性が高いため、大学側は不合格者を減らすために、合格見込みが薄い学生をあらかじめ留年させることがあります。
医学部で留年しやすい人の特徴
医学部で留年しやすい学生には共通の特徴があります。以下にその代表的なものを紹介します。
1. 受験の時のように頑張れない
医学部合格までの厳しい受験勉強を乗り越えたことで、満足感とともに燃え尽き症候群になる学生がいます。入学後の大学生活を事前にイメージし、受験はあくまでスタート地点であることを心得ることが重要です。
2. 大学生のキャンパスライフを満喫して遊んでしまう
大学生活の楽しさに夢中になりすぎて勉強が疎かになることがあります。医学部は他学部に比べて課題や必修科目が多いため、学業を優先する意識が求められます。遊びももちろん大切ですがメリハリをつけることが大切でしょう。
3. 友人関係が狭い
医学部の定期テストは範囲が大変広く過去問や情報を共有するための友人が必要です。広い交友関係を築き、一緒に勉強できる仲間を見つけることが重要です。過去問を入手するためだけにサークルに入っている人もいるくらいです。
4. 受験で物理選択をしていた
受験で物理を選択し生物の基礎知識が不足している学生は基礎科目の習得に苦労します。生物の知識を基礎とする科目が多いため事前の準備が必要です。ただし医学部の受験においては物理は対策がしやすく短時間で完成するため受験時の選択も物理が多く生物で受験する人は少数派でしょう。若干不利にはなりますが医学部に入れる頭があればあまり大きな問題にはなりえないと言えます。
国公立医学部の進級率と国試合格率
国公立大学と私立大学を比較すると、私立大学の方が留年率が高い傾向があります。各大学で試験の難易度や進級規定が異なり、それが留年の要因となることがあります。特に進級率が厳しく、医師国家試験合格率が高い大学として、福島県立医科大学や徳島大学が挙げられます。
進級率が厳しくても合格率が高い理由
福島県立医科大学や徳島大学では、学力不振者を進級させず、じっくりと学力を培う方針を取っています。このようにして進級率を厳しく管理しつつ、国家試験の合格率を高めています。実際に医学部というのは卒業するだけではほぼ何も意味がありません。年齢的に一般企業の新卒採用には不利に扱われるため医者になる以外の道はほぼ残っていないと考えられるでしょう。下手に卒業して医師免許が取れず放っておかれるよりだめならダメで大学で勉強させられるほうが幸せなのかもしれません。
結論
医学部での留年は、多くの要因が絡み合って発生します。膨大な勉強量、国家試験の合格率を保つための大学側の調整、そして学生個々の状況や特徴が影響しています。これらの要因を理解し、適切な対策を取ることで、留年を防ぐことが可能です。