2024.07.08

医師に向いている人、向いていない人の特徴とは?

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医師に向いている人の特徴とは?

医学部に入学した時点で、高い学力を持つことの証明となるため、医師としての適性があると考えられます。しかし、医師の適性は学力の高さだけではありません。ここでは、医師に向いている人の特徴について詳しく見ていきましょう。

体力がある人

実は医師の仕事は体力勝負です。診療科によっては手術があったり、当直やオンコールがあったりと、長時間労働が強いられることもあります。忙しい日には一日中座ることがないことも珍しくありません。そのため、体力がある人が医師に向いていると言えるでしょう。何科によってか異なるとは思いますが体力は必須です。

高いコミュニケーション能力

医師には高いコミュニケーション能力が求められます。「信頼できる良い先生だ」と思ってもらうためには、腕の良さだけでなく、患者とのコミュニケーションも重要です。「説明がわかりやすい」「話しやすい」といった医師の評判は、患者数の増加にもつながります。また、他職種とチームを組んで治療を行うためにも、コミュニケーション能力の高さは不可欠です。その素養をチェックするために医学部受験では面接と小論が設けられています。

思いやりのある人

不安を抱えている患者の心を支えることも医師の仕事です。そのため、病気を治したいと思う患者の気持ちを思いやることができない人は、医師という職業に向いていません。明るく思いやりのある医師は、患者が病気の治療を進める上で重要な存在です。自分が病院に係った時どんなお医者さんに診てもらいたいかを考えてください。答えは一つだと思います。

高い向上心がある人

医者になるためには、医学部での6年間の勉強、国家試験の受験、そしてその後の臨床研修医としての経験など高い壁をたくさん乗り越えなければなりません。しかし、医者の勉強はこれで終わりではなく、医療は常に進化し続けています。新薬や新しい機器、手術法などが次々に登場する中で、向上心を持ってスキルアップと年収アップの好循環を生み出している人は、医師に向いていると言えるでしょう。

誠実さと粘り強さ

医療においては、患者本人が回復したいという意思を持つことが大切です。患者の不安な気持ちを汲み取り、前向きに治療に取り組んでもらうためには、医者が患者から信頼されていることが不可欠です。誠実さを持って接することで、患者からの信頼を得ることができます。また、治療が長丁場になることもある中で、医者は粘り強く最善を尽くし、患者を勇気づけることが求められます。

医師に向いていない人の特徴とは?

当然今紹介した内容と逆の「体力に自信がない人」「コミュニケーション能力が低い人」「思いやりがなく暗い性格の人」医師に向いていません。その他でどんなところに問題があるのでしょうか。

他人の意見を聞き入れられない人

医療はチームで行うことが多く他の医療スタッフや専門家の意見を尊重し協力することが求められます。他人の意見を聞き入れられない人はチームワークを構築できず医者には向いていません。医学部受験を乗り越えその後の学生生活も順風満帆に過ごしてきた医者はプライドが富士山並みに高くなっている人も多く自らの判断こそ必ず正しいと思い込んでしまうケースが散見します。自身に能力があり他人の言うことなど聞き入れずともうまくこなしてきたという自負があるため人の言うことなんて聞かないという人が意外と多いです。質が悪いケースとしては自分にその傾向があると自覚していない場合です。無意識に患者や看護師を見下しまるで自分が王になったかのように振る舞います。本当の王ですら素養のない者は受け入れられず引きずり降ろされることを理解しましょう。

仕事や物事に対して雑さがある人

医師の仕事には高い精度が求められます。投薬や手術など、ミリ単位の作業が必要であり、ミスは患者の命に直結することもあります。仕事に対して雑さがある人は医師に向いていません。患者への検査の指示や処方箋には正確さが求められます。雑で大雑把な人は、重大な医療事故を引き起こす可能性があり、医師には向いていません。医者はミスが許されないということは医学部受験でミスが許さないこととつながっています。ケアレスミスの多いタイプは医者に向いていません。

お金への執着心が強い人

医師は高収入の仕事ですが人の命を預かる責任ある職業です。お金儲けを優先する人は患者の利益を二の次にし、トラブルにつながる可能性があります。時々美容医療などでお金欲しさに不要な手術を進めお金をこそぎ取る人が問題になったりしますよね。そのためお金への執着心が強い人は医師には向いていません。残念ながら本当に医者になりたいから医学部に行ったのではなくただお金持ちになりたくて金稼ぎの職業として医者を選んでいる人が一定数います。確かに医者というのは高給取りでそれだけの価値のある存在でありますがお金というのは誰かに感謝されたときの対価として受け取っているものです。一つのモチベーションにするくらいはいいですがあまりに執着しすぎると好印象は持たれませんし思わぬところで落とし穴にハマるかもしれません。あくまで世のため人のために医者になり、医者という存在も周りから支えられて成り立っているのだと理解しましょう。

好奇心がない人

医療技術は日進月歩で進化しています。最新技術を学び取り入れるためには、好奇心が欠かせません。自分の適性や性格を冷静に評価し他人の意見を聞き入れることで、自己認識を深めることが重要です。医者には定年制度がありません。高齢になるほど好奇心は薄れゆくものですが最新医療についていくためにも周りへの関心というものは捨て去ることは許されないのです。

結論

医師に向いている人体力があり、高いコミュニケーション能力を持ち、思いやりがあり、向上心が強く、誠実で粘り強い性格の人です。反対に体力に自信がなく、コミュニケーション能力が低く、思いやりがなく、仕事に対して雑で、お金儲けを重視する人は、医師には向いていないと言えるでしょう。

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