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中学受験と医学部への道:中高一貫校のメリット
中学受験の目的は様々です。しかし実は中学受験は医学部に入学させるためという家庭も少なくありません。特に都会の医師家庭の子どもたちには、中学受験組が多いでしょう。医学部への現役合格を目指すためには、高校卒業後にさらに2、3年の勉強が必要だと覚悟しておかなければなりません。そのため、中高一貫の難関進学校が現役合格生を数多く輩出しているのです。
医学部を目指すための中学受験
本気で医師を目指す子どもたちは、大学受験だけでなく、中学受験の時から医学部受験を念頭に置いた学校選びや勉強方法を始めています。難関進学校では、中学校1年生から高校3年生までの6年間をかけて、体系的なカリキュラムが組まれています。例えば、中学校1年生から数学は幾何と代数に分かれており、3年間かけて行う勉強内容を2年間で終わらせます。そして、中学校3年生からは高校の勉強が始まります。前倒しでカリキュラムを進めることで、高校1年の終わりには高校3年までの履修単元を終えることができます。これが中高一貫の難関進学校ならではの特徴です。
医学部への現役合格の現状
データによると、医学部に現役で合格できるのは約30%です。残りの約70%は浪人生となります。多くの家庭が子どもに医学部を勧める理由として、特に親が開業医の場合、その設備投資を子どもに引き継がせたいという願いがあります。しかし、医学部を志望する多くの子どもたちは、高校3年生になってから本格的に受験勉強を始めても、現役での合格はほぼ困難です。
中高一貫校のメリット
入試問題対策:高い国語力が磨かれる
中高一貫校では中学受験対策自体が大きなメリットとなります。小学4年生、遅くても5年生から進学塾に通い対策を始める家庭が多いでしょう。小学校の授業では退屈してしまう生徒にとって、塾の授業は学力を伸ばす貴重な機会です。中学受験では算数や国語の高度な問題を解くことで思考力や読解力、そして集中力を養うことができます。これらのスキルは、将来の医学部受験においても大いに役立ちます。とくに注目してほしいのは特に国語力です。医学部受験をする際に国語という科目はほぼ使われません。一部の私立と国立受験生の共通テスト対策に留まります。国語が不要だから落ちる落とし穴があり医学部の問題は難しく設定が細かいためそれをミスなく早い時間で読み解く読解力が必要不可欠なのです。しかし国語を勉強しないで済むためこの読解力が上がらないのです。ここの能力が欠落しているといつまでたっても問題読解力が上がらず多浪を繰り返すことになります。さらに悲惨なことに国語はやっていないためまさか国語が原因だと気づく余地もないのです。反映されるのは数学や理科なのでそこばかり対策しますが当然読解力は上がりません。低い読解力のまま戦いを強いられます。しかし中学受験には文理選択などというものはありませんから国語も本気で取り組まなければなりません。ここでの苦労がまわりまわって医学部受験を助ける大きな土台となるのです、
先取り学習
中高一貫校では6年間を通じたカリキュラムが可能で、高校2年生で全ての学習内容を終え、高校3年生の一年間を受験対策に充てることができます。特に医学部コースでは、医学部予備校で教えるような解法を学ぶこともあり、通常の現役高校生では解けない問題も短時間で解くことができます。私立医学部を志望する場合、各大学によって問題傾向が大きく異なるため、中高一貫校の先取り学習のメリットは非常に大きいと言えます。偏差値の低い都立、県立高校は大学受験までに全範囲が終わらないなんてことも珍しくありません。受験の終わったころに全範囲終わったところで何の意味があるのでしょうか。医学部受験はミスを許さない受験です。そもそも知らないからそこは落としたなんてありえない話なのです。
安定した環境
中高一貫校では、6年間を通して安定した環境を提供することができます。入学試験を突破した同レベルの生徒が集まるため、切磋琢磨できる環境が整っています。また、医学部を志望する生徒が多いことから、進路指導の先生も医学部受験に精通しており、適切な指導を受けることができます。
まとめ
中学受験を通じて中高一貫校に進むことは、将来的に医学部を目指す子どもたちにとって大きなメリットがあります。中高一貫校の体系的なカリキュラム、先取り学習、そして安定した環境は、医学部への現役合格を目指すための強力なサポートとなるでしょう。医師を目指す子どもたちには、中学受験を通じて早い段階からしっかりとした学習環境を整えることが重要です。