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コロナ、少子化で大学受験全体は縮小化、それでも厳しさは続く医学部入試
医学部入試の実態:志願者減とその影響
コロナ禍による受験環境の変化‐授業の停止やオンライン学習への急な移行
2020年以降の新型コロナウイルスの影響により、受験生を取り巻く環境は大きく変化しました。授業の停止やオンライン学習への急な移行は、多くの学生にとって未体験の試練となりました。特に医学部受験では、学力に加えて、未知の状況にどう対応するかというメンタル面の強さも問われる結果となりました。普段なら全力を発揮できる受験生であっても、不安定な状況下ではその実力を十分に発揮することは容易ではありません。近年の医学部入試は、そのような背景で人間としての総合力が必要とされたといえます。学習面だけでなく、精神的なサポートが適切に行われたかが、合否に影響を及ぼしたのです。
自分に合った予備校選びが合否を分ける
医学部入試は単なる大学入学試験ではなく、医師という職業に直結する選考試験でもあります。そのため予備校の選び方が極めて重要です。そこらの予備校に行くと普通の大学受験と変わらないと思っている人も多くいます。一方で適切な予備校は受験生の学力を正確に評価し、個々の特性や弱点に応じたサポートを行いながら成長を促してくれます。さらに医師を目指す上で必要な覚悟を育む精神的な指導も欠かせません。この指導がなければ面接や小論文など医学部特有の環境を乗り越えられないのです。塾がどれだけ生徒一人ひとりに寄り添い、挫折しそうなときには励ましの言葉をかけて目標を再確認させてくれることが求められます。
自分に合った予備校を見つけるためのポイント
予備校選びの基準には、講師の質、カリキュラムの適応性、学習環境の整備などが含まれます。単に有名だからという理由で選ぶのではなく、個別のサポート体制が整っているかを確認することが重要です。大規模なクラスでは個人に対する目が届かないこともあるため、質問がしやすく、疑問をすぐに解決できる環境が理想的です。加えて、自習室の使いやすさや休憩スペースの有無も学習効率に影響を与えます。
都市部と地方で異なる環境
都市部に集中する医専
医学部専門予備校は、主に東京や大阪などの都市部に集中しています。都市部に住む学生は、多くの選択肢から適切な予備校を選びやすいですが、地方に住む学生は選択肢が限られることも少なくありません。遠方から通学すると、時間的・身体的な負担が増加し、学習効率を下げるリスクがあります。そのため、一人暮らしを選ぶ場合も多いですが、それは新たな負担を生むことになります。費用の問題や家族のサポートが受けられない状況が、学習環境に影響を与えることもあるため、寮の活用が推奨されるケースもあります。寮では生活上の不安が軽減され、他の受験生と切磋琢磨できる利点があります。
地方在住者はオンライン授業をフルに活用することも視野に
地方在住者はコロナ以降発達したオンライン授業をフルに活用することが推奨されます。無駄な移動費や寮生活での出費を避けつつ同等レベルの授業を受けることができます。在宅で自習が苦手な子も多いと思いますが授業時間外もオンライン授業をつないで緊張感を保ったまま自習の環境を提供してくれる塾もあります。
少子化と受験環境の変化
少子化の影響で、大学全入時代といわれる状況に近づいていますが、医学部入試は難関のままです。特に2020年度以降は、医学部志望者数が増加傾向にあり、2025年度もこの傾向が続くと予測されています。2023年度の国公立大学医学部のボーダー得点率は、以前と比べると低下しましたが、これは共通テストの平均点の低下と連動しており、入試が易化したわけではありません。むしろ、一次試験合格者が増えた結果、二次試験は激戦になっており、依然として難関であることが分かります。
経営基盤の安定性を見極める あなたの通う医学部予備校は大丈夫?
コロナ禍以降、浪人生の減少により医専は経営が厳しい
医学部予備校を選ぶ際、合格実績だけでなく経営基盤の安定性も考慮すべきです。コロナ禍以降、浪人生の減少により多くの予備校で生徒数が減り、経営面で厳しい状況に陥っています。医学部予備校と言えば大量の浪人生からお金を巻き上げることで経営を賄ってきました。しかも医学部受験生は平気で多浪するので医学部予備校側からすればカモ葱状態。こんなうまい金儲けはないのです。
経営が厳しい医専は積極浪人をそそのかす
医学部と言えば積極浪人(どこかに合格したのにさらに上を目指して浪人すること)が頻発しますがこれは塾側の陰謀でもあるのです。「あなたの受かった〇医科大学は学費が4000万近い…もう一年やれば確実に3000万台、うまくすれば2000万や国公立も狙えます。それを思えばもう一年浪人するのも悪くありません。」などと悪魔の言葉をささやいてくる予備校が多いのです。嘘はついてないのかもしれません。しかし若い人生の時間を奪うばかりか来年合格する補償などないのです。多くの医専はこいつをもう一年浪人させれば1000万!とATMのようにしか見ていないのです。本当にその子の人生を考えれば早く医学部に行かせてあげるべきです。
資金繰りに困窮した医専はぐんぐん質が下がっている
コロナや新課程で生徒数減少により、経費削減を余儀なくされ、講師の質が低下したり、授業内容が薄くなったりする予備校も見られます。過度な授業料の引き下げ合戦が経営悪化を招き、最終的にその影響を受けるのは生徒自身です。特に学費のダンピングが進行し、経営破綻に陥る予備校が増えることで、授業料分の対価が還元されないなどの問題も生じかねません。
医学部受験は多浪することにも抵抗感がないことも多く必死さに欠けるのも事実です。しかも医専側は今年も落ちて浪人してくれれば来年も高い授業料を収めるマネーマシンをゲット!手抜き授業にも拍車がかかるというわけです。
混沌渦巻く医学部合格を勝ち取るためのポイント
医学部合格を目指す上で、予備校の選び方は人生を左右する重要な要素です。予備校選びにおいては・安定した健康経営基盤のある塾・信頼性のある合格実績・充実した学習・メンタルサポート環境・医師としての自覚を養い面接につなげる指導、が揃っているかを確認しましょう。説明会や面接では、提供された情報をそのまま信じるのではなく、質問を重ねてその実態を把握することが重要です。また、合格体験記や保護者の声を参考にすることで、予備校の姿勢や考え方を把握できます。
医学部入試はゴールではなく、医師としてのキャリアのスタートです。大学在学中の過密なカリキュラムや臨床実習に耐えられるだけの覚悟と基礎を築くためにも、予備校での学びは欠かせません。医学部入学後の6年間をどう過ごすかが、その後の研修先や医師としての将来に大きく影響します。2025年度の入試は、コロナ禍の影響を引きずり、メンタルの強さや学力以外の資質も試されることでしょう。医学部入試は他学部の試験とは異なり、医師を目指すための選抜試験です。この意識を持ち続け、入試に挑んでください。
最後に:医学部受験で無駄な浪人を重ねないために
コロナ禍で少子化で受験者が減少したこと、昨今の医学部定員の増加は、受験生にとってチャンスと捉えられます。しかし医学部受験が厳しいことには何一つ変わりありません。絶対にこの状況に甘んじることなく、自らの意識を高め、入試に臨んでください。医学部入試は医師になるための第一歩であり通過点です。その後の研修やキャリア形成にも影響を与える重要な試験です。合格を目指す皆さんには、自覚を持って日々の勉強に励み、目標達成に向けて努力を続けてほしいと思います。