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医学部受験生必見! 年末年始は合格を手繰り寄せるラストチャンス
年末年始というと、家族とゆったり過ごしたり、お正月の雰囲気に浸ったりする時期。しかし、医学部受験生にとってはこの冬休みこそが、学力を一段と高めるための重要な期間です。ここでは、医学部受験生に向けて、冬休みの過ごし方のポイントや勉強方法について解説します。
年末年始も「いつも通り」を意識しよう
年末年始になると、予備校が休みになったり、家族が集まったりして、普段の生活リズムが崩れがちです。しかし、受験生にとって「いつも通り」のペースを守ることが何よりも大切です。人間の身体には「恒常性」が備わっており、一度生活リズムが乱れると、元に戻すのに大きな時間とエネルギーを要します。
例えば、起床時間、勉強開始時間、休憩時間など、普段のスケジュールをそのまま維持することを心がけましょう。たとえ周囲が休暇モードでも、自分の目標を忘れず、平常運転を意識してください。
年が明けたら一気に受験ラッシュです。ここで気を抜かないようにしましょう。もうひと頑張りです。
騒がしい環境もプラスに「集中力トレーニング」
年末年始の家は普段よりも賑やかになることが多いですよね。家族や親戚が集まることで、思うように集中できない場面もあるかもしれません。しかし、これをマイナスに捉えるのではなく、試験当日の練習と捉えてみましょう。
実際、試験会場では周囲の音や動きに気を取られる場面もあります。隣の席の人が頻繁に鼻をすする音や、貧乏ゆすりが気になった経験がある方もいるでしょう。このような環境に慣れておくことは、当日の集中力維持に大きな効果を発揮します。自宅学習中に少し騒がしいと感じても、「試験のリハーサルだ」と前向きに捉えましょう。
常に周りが自分のために環境を整えてくれるとは限りません。不測の事態に備えておきましょう。
年末年始こそ、過去問演習を効率的に
二次試験に向けた勉強を進める中で、過去問演習は欠かせません。ただし、過去問を解くだけでは効果が薄いこともあります。効率的に取り組むためには、次のポイントを押さえましょう。
- 基礎固めを優先する
過去問の多くは記述式や応用問題が中心です。そのため、基礎がしっかり身についていないと、取り組むのが難しく感じるでしょう。冬休みまでに基礎力を完成させておくことを前提に、応用力を磨くための過去問演習に挑みましょう。 - 頻出単元に集中する
苦手科目を克服するのではなく、苦手な単元の中でも「頻出分野」に絞って取り組むのがおすすめです。全てを完璧にする必要はありません。最低限の点数を確保することで、合格への道筋を確実にしましょう。 - 結果に一喜一憂しない
過去問を解いて思うような結果が出なくても、落ち込む必要はありません。むしろ、まだ本番まで時間があるこの時期に弱点を発見できたことをポジティブに捉えましょう。
年末年始で「わかったつもり」を完全排除
自分では「理解したつもり」でも、実際には曖昧な部分が残っていることは少なくありません。本質的な理解が伴わないと、問題の出題形式が変わった際に対応できない場合もあります。
例えば、解き方や考え方を他人に説明できるレベルにまで理解を深めることが理想です。独りよがりの勉強を避け、予備校の講師や信頼できるメンターから客観的なアドバイスを受けるのも良い方法です。特に、医系専門の予備校やマンツーマン指導はこの時期に頼れる味方となります。
出願準備に思った以上の時間を見積もる
12月から1月にかけては多くの大学の出願期間です。この期間に入る前に、出願書類の準備をしっかり行いましょう。特に注意すべき点を以下にまとめました。
- 受験日程の調整
受験する大学の試験日が重複していないかを確認し、効率よくスケジュールを組みましょう。 - 宿泊先の早期予約
遠方の大学を受験する場合、近隣の宿泊施設が早々に埋まる可能性があります。特に地方大学の場合は注意が必要です。事前に下調べをし、必要なら早めの予約を心がけましょう。 - 志望理由書の準備
大学によっては、志望理由書の内容に多くの時間を要する場合があります。「なぜ医師を目指すのか」という基本的な部分を早めに固めておくことで、スムーズに進められるでしょう。
健康管理の徹底が合格のカギ
どれだけ努力しても、当日に体調を崩してしまったら台無しです。コロナやインフルエンザを気を付けて、時には予防接種を受け、日頃の手洗い・うがいを徹底するなど、自己管理を怠らないようにしましょう。また、必要のない受験(共通テストを課していない大学の志望など)を避け、リスクを最小限にする判断も重要です。
お正月を有効活用する工夫
お正月期間は多くの人が気を緩めがちです。しかし、受験生にとっては貴重な勉強時間を確保できる機会でもあります。以下の点を意識して過ごしましょう。
- 具体的な学習計画を事前に立てる
クリスマス期間からお正月明けまでの日々の計画を立てることで、気持ちが緩むのを防ぎます。 - 「全く勉強しない日」を作らない
負荷の低い学習でも良いので、毎日少しでも勉強を続けることで、リズムを崩さないようにしましょう。 - 勉強場所を確保する
自宅が賑やかになる場合には、予備校の自習室やカフェなど、集中できる環境を確保しておくことが重要です。
まとめ
冬休みは、医学部受験生にとって貴重な成長のチャンスです。家族や友人が休暇モードに入る中でも、自分の目標に向かって努力を続けることが、最後の合否を左右します。この冬休みをどれだけ有意義に使えるかが、来年春の笑顔につながるのです。ぜひ計画的に取り組み、充実した冬休みを過ごしてください。