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国際医療福祉大学医学部の面接対策ガイド
1. はじめに
国際医療福祉大学医学部を受験するにあたっては、面接対策が極めて重要です。
国際医療福祉大学医学部が日程的に初めての面接になる人がほとんどだと思います。そのため大変緊張することと思います。しっかりとした対策が必要不可欠です。
本記事では、国際医療福祉大学医学部の面接形式や特徴、効果的な準備方法について詳しく解説します。
2. 面接の基本情報
面接時間:1回あたり30分程度
面接形式:個人面接(受験生1人に対し、面接官3人)
面接回数:2回
面接の配点:公式には配点なし
3. 面接の流れ
国際医療福祉大学医学部の面接は2回に分けて行われ、それぞれ異なる趣旨で実施されます。
1回目の面接
1回目の面接では、受験生の基本的な人物像や志望動機について問われることが中心です。質問内容は比較的一般的で、圧迫感が少なく、リラックスして受け答えができる傾向にあります。具体的には、以下のような質問が予想されます。
- 医学部志望理由
- 国際医療福祉大学を選んだ理由
- 高校時代に頑張ったこと
- 自己PR(3分程度)
- 併願校と第一志望校について
- 医師としての理想像
- 友人や家族からどのような人だと言われるか
2回目の面接
2回目の面接では、時事問題や医療・社会に関する深い質問がされることが特徴です。面接官は受験生の知識量だけでなく、思考力や柔軟な対応力を試します。時には鋭い質問が投げかけられ、回答の矛盾があると指摘されることもあります。主な質問例として、
- 最近気になるニュース(医療関連・一般社会問題)
- 医療業界の課題とその解決策
- ネットニュースの問題点と解決方法
- 医療倫理に関する意見
- 国際医療福祉大学の理念についての考え
この面接では、答えが決まっているわけではなく、受験生の考え方や論理的な思考が試されるため、事前に十分な準備が必要です。
4. 面接の特徴と注意点
① 面接の待ち時間が長い 面接の順番は受験番号によって決まりますが、後半の受験生は数時間待つこともあります。スマートフォンなどの電子機器は使用できないため、ノートなどで最後の確認をすると良いでしょう。
② 長時間の面接に対応する集中力 1回あたり30分の面接が2回実施されるため、通常の医学部面接と比較して長時間になります。適切な受け答えを持続できるよう、事前に模擬面接などを活用して集中力を鍛えておくことが重要です。
③ 圧迫面接の可能性 圧迫面接ではありませんが、鋭い指摘や突っ込んだ質問があるため、精神的な準備も必要です。答えに詰まった場合や理解ができない場合はその旨しっかりと伝えましょう。適当にしゃべってその場しのぎしようとしないように。その際、面接官が補足説明を加えてくれる場合があるため、冷静に対応することが求められます。
5. 効果的な面接対策
① 志望理由を明確にする 「なぜ国際医療福祉大学なのか?」を明確に答えられるようにしましょう。大学の理念や特徴を理解し、自分の目指す医師像と結びつけることが大切です。
② 医療や社会問題の知識を深める 時事問題に関する質問に対応できるよう、新聞やニュースを日常的にチェックし、特に医療関連のニュースには詳しくなっておきましょう。
③ 模擬面接を活用する 30分間の個人面接を想定し、事前に模擬面接を繰り返すことで、本番での緊張を和らげることができます。
④ 過去の質問例を参考にする 過去に出題された質問をもとに、自分なりの回答を準備しておきましょう。ただし、丸暗記ではなく、柔軟に答えられるよう意識しましょう。
6. まとめ
国際医療福祉大学医学部の面接は、他の医学部と比較して長時間にわたる個別面接が2回実施される点が特徴です。特に2回目の面接では、時事問題や医療・社会問題に関する深い質問がされるため、事前準備が不可欠です。志望理由の明確化、ニュースのチェック、模擬面接の実施などを通じて、しっかりとした対策を行いましょう。冷静かつ論理的に受け答えをすることで、面接官に良い印象を与え、合格へとつなげることができます。