2025.02.04

東京医科大学医学部の面接内容|面接時間や人数、形式について詳しく解説

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東京医科大学医学部の面接内容|面接時間や人数、形式について詳しく解説

東京医科大学医学部を受験する際には、二次試験に含まれる面接試験の対策が不可欠です。面接の出来次第では合否に大きく影響することがあるため、入念な準備を行い、自信を持って臨めるようにしましょう。本記事では、東京医科大学医学部の面接内容、面接時間、人数、形式について詳しく解説します。


面接の概要と重要性

東京医科大学医学部の面接試験は、二次試験に含まれており、配点は40点/100点となっています。学力試験だけでなく、人間性やコミュニケーション能力、志望動機の明確さが評価の対象となるため、面接での高評価が合格に大きく影響します。特に、医学部を目指す理由や東京医科大学を選んだ動機を明確に伝えることが求められます。


面接の形式と進行

面接時間: 約15分
面接人数: 面接官3人、受験生1人の個別面接

東京医科大学医学部の面接は、個別面接形式で行われます。受験生1人に対して3人の面接官がつき、1対3の形で進行します。面接時間は約15分と短いため、質問に対して端的かつ的確に回答することが求められます。

面接会場の雰囲気
面接は体育館を区切ったスペースで行われ、隣のブースの様子が気になる場合もありますが、自分の面接に集中することが重要です。面接官は終始穏やかで、和やかな雰囲気の中で進行するため、圧迫面接になることはほぼありません。受験生が緊張している様子を見せると軽い質問から始めてくれるなど、緊張を和らげる工夫がされています。

待ち時間、控え室の様子
面接は体育館で行われるため、順番を待つ間は体育館の中央に配置された椅子で待機します。順番によっては待ち時間が数時間に及ぶこともあるため、面接対策用のノートや参考資料を持ち込み、直前まで確認することをおすすめします。特に冬季は体育館内が冷えるため、寒さ対策をしておくことが重要です。


質問内容と対策

定番の質問
東京医科大学医学部の面接では、以下のような質問が頻出します。

  • 医学部志望理由:なぜ医師になりたいのか、その動機を具体的に伝えられるよう準備しましょう。
  • 東京医科大学志望理由:数ある医学部の中でなぜ東京医科大学を選んだのか、学校の理念や教育方針と自分の考えを結びつけて説明できると良いでしょう。

これらの質問は面接の定番ですので、しっかりと準備しておくことが必須です。特に、表面的な理由ではなく、実体験や具体例を交えて説得力のある回答を心がけましょう。

調査書に基づく質問
東京医科大学の面接では、事前に提出する調査書の内容を基に質問がなされます。調査書には、高校での生活態度、部活動やボランティア活動の経験、自己PR、志望動機などを記入するため、これらの内容を深掘りされることがあります。具体的には、以下のような質問が想定されます。

  • 高校生活で最も力を入れたことは何ですか?
  • 部活動を通じて学んだことは何ですか?
  • ボランティア活動の経験をどう医療に生かしたいと考えていますか?

調査書を記入する段階で、想定される質問を考え、矛盾のない回答を準備しておくことが重要です。

深掘りされる質問
東京医科大学の面接では、受験生が回答した内容に対してさらに掘り下げる質問がされることがあります。特に、志望動機に対しては「なぜその理由があなたにとって重要なのか」「他の大学ではなく東京医科大学でなければならない理由は?」といった深掘りがなされることがあります。

また、高校生活や人生経験に関する質問も多く、「なぜその活動を選んだのか」「その経験から何を学んだのか」といった問いに対して論理的に回答できるよう準備をしておくことが必要です。


面接対策のポイント

  1. 自己分析を徹底する
    自分の強み、弱み、人生経験を深掘りし、論理的に説明できるようにしておきましょう。志望動機や自己PRに説得力を持たせるためには、自分自身をよく理解していることが前提となります。
  2. 調査書の内容を再確認する
    調査書の内容に基づいた質問が多いため、調査書に記載した内容を確認し、それぞれに対する回答を整理しておくことが大切です。
  3. 最新の医療ニュースをチェックする
    面接で医療に関する質問がされることは少ないものの、最新の医療ニュースに対する自分の考えを述べる場面があるため、日頃から医療関連のニュースに目を通し、自分の意見をまとめておきましょう。
  4. 緊張対策をする
    和やかな雰囲気で進行するとはいえ、緊張してしまうことは避けられません。事前に模擬面接を行い、質問に対する回答を口に出して練習することで、落ち着いて対応できるようにしましょう。

まとめ

東京医科大学医学部の面接は、和やかな雰囲気で進行するものの、志望動機や自己PRに対して深掘りされることが多く、準備不足では対応が難しい試験です。事前に調査書の内容を見直し、矛盾のない回答を準備することが合格への鍵となります。

また、最新の医療ニュースに触れておくことで、質問に対してより説得力のある回答ができるようになります。十分な準備をして、落ち着いて自分の思いを伝えられるようにしましょう。

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