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【徹底解説】日本大学医学部の魅力とリアルな学生生活
日本大学医学部は、長い歴史と伝統を持ちながらも、現代医療のニーズに柔軟に応える人材育成に力を注いでいる学部です。この記事では、日本大学医学部の教育内容、学費、キャンパスライフ、進路状況など、気になるポイントを詳しくご紹介します。これから医師を目指す方にとって、進学先選びの参考になれば幸いです。
歴史と理念:日本大学医学部とは?
日本大学は、法律教育を目的に設立された学校を起源とし、今では14学部、20の大学院研究科を擁する日本屈指の総合大学へと成長しました。その中でも医学部は、1925年に専門部医学科としてスタートし、1942年には旧制大学医学部に改組。以来「自己開発教育」の理念のもと、豊かな人間性を持つ医療人の育成を目指してきました。
医学部では、「自主創造」を掲げ、社会に貢献できる医師、研究者、教育者を育てることを目標にしています。医療人としての使命感と倫理観を育みながら、自ら考え、行動できる力を養うことが重視されています。
日本大学医学部板橋キャンパス:本館棟
教育内容とカリキュラムの特徴
日本大学医学部のカリキュラムは、1年次から医学への導入教育に力を入れています。一般教養に加え、早期から「医学序論」を通じて医師としての心構えや現場意識を養う授業が用意されています。これらはセミナー形式で行われ、主体的な学びが求められます。
また、学外施設での社会体験学習や、少人数グループによる実践的な臨床実習も特徴的。単なる座学ではない、現場に根差した教育が受けられるのが大きな魅力です。
さらに、英語教育にも力を入れており、卒業までに英文医学文献を理解し、英語で診療できるレベルに到達することを目指しています。特に、専門英語教育(EMP)を取り入れ、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をバランスよく伸ばすプログラムが展開されています。
学費と奨学金制度
医学部の学費は高額になりがちですが、日本大学医学部も例外ではありません。初年度の納入金は約642万円、2年次から5年次までは年間約539万円、6年次は約540万円となり、6年間合計で約3,338万円が必要です。
しかしこれは私立医学部としては平均的な水準です。他大学と比較すると、最も学費が安い国際医療福祉大学が約1,850万円、最も高額な川崎医科大学では4,700万円を超えるため、日本大学はその中間に位置します。
また、独自の奨学金制度も整備されているため、経済的に不安がある学生もサポートを受けながら学業を続けることが可能です。
キャンパスライフ:学びと生活のリアル
出席管理と授業スタイル
日本大学医学部では出席管理にICカードリーダーを導入しており、一定数の出席がないと試験を受けることすらできません。そのため、日々の授業参加が非常に重要です。ただし、出席点に直結するわけではないので、プレッシャーは比較的少なめです。
授業内容は教授による手厚いフォローがあり、自習用の資料配布など、学生支援の姿勢が見られます。ただし、試験はしっかりと内容を理解していないと再試験になってしまうので注意が必要です。
テストと進級のしやすさ
テストは科目ごとに行われるため、一度に大量の科目を抱える必要がなく、計画的な学習がしやすい仕組みです。過去問も入手しやすく、類題が多く出題されるため、効率よく対策できます。
また、再試験制度も非常に良心的で、1科目あたり1,000円程度の受験料で再挑戦が可能。他大学では1万円以上かかることもあるため、学生にとっては負担が軽減されています。
全体として、教授陣が学生思いで、進級を厳しく締め付けるような雰囲気は少なく、安心して学業に励める環境が整っています。
立地と周辺環境
日本大学医学部は東京都板橋区に位置しており、東武東上線の大山駅や副都心線千川駅が最寄り駅です。しかし、駅からキャンパスまで徒歩で15分前後とやや距離があるため、時間には余裕をもって行動する必要があります。
池袋駅からはバスも利用可能で、キャンパス内にバス停がある点は便利です。ただし、朝夕のラッシュ時は渋滞に巻き込まれることもあり、通学には工夫が必要です。
また、近隣には「大山ハッピーロード」という商店街があり、飲食店や買い物に困ることはありません。ただし、学内の学食が閉鎖され、キッチンカー利用が主流となっているため、食費がかさむ傾向にあります。
駅前から続く大山商店街(大山ハッピーロード)
施設・設備と課題
医学部の校舎と附属病院は歴史が長いため、建物は全体的に老朽化が進んでいます。空調やトイレ、Wi-Fi環境にも改善の余地があり、学生からも不満の声が上がっています。今後は新校舎への建て替え計画も進められているようです。
また、コロナ禍以降、学食が閉鎖された影響で、食事面での不便さを感じる学生が増えています。学外に出なければならないため、昼休みの時間配分にも注意が必要です。
部活動・サークル活動
日本大学医学部には、文科系19、運動系27のクラブ・サークルが存在し、活動内容はさまざまです。特に運動系の部活が人気で、高校の部活に近い真剣な取り組みが見られます。
部活動を通じて他大学の医学部との交流もあり、友人関係や時には恋愛に発展するケースも。勉強面でも、サークルによっては過去のノートや試験情報を共有してくれるため、学業面でのサポートも期待できます。
国家試験合格率と進路
日本大学医学部の医師国家試験合格率は、近年やや低下傾向にあり、直近では約84.6%となっています。これは全国平均をやや下回る数値ですが、進級しやすい環境がある一方で、各自の努力が問われる面もあるといえるでしょう。
卒業後は、日大附属病院や関連病院に就職する学生が多く、安心して医師としてのキャリアをスタートできる環境が整っています。
まとめ:日本大学医学部はこんな人におすすめ
- 手厚いサポートのもとで着実に成長したい人
- 英語力を伸ばし、将来的に国際的に活躍したい人
- 費用面に配慮しながらも、しっかりとした医学教育を受けたい人
- 学業と部活動を両立しながら人間関係も築きたい人
日本大学医学部は、きらびやかな最新設備こそありませんが、人と人との距離が近い温かい学び舎です。興味を持った方は、ぜひ一度、実際にキャンパスを訪れてその雰囲気を体感してみてください!
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